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景気が悪いときのテレビは、食べもの、動物、子ども、クイズ・・・。
昔から相場が決まっている。
テレビ朝日の「お願い!ランキング」
これも、そうした「困ったときの食べもの頼み」的な番組の筆頭だ。
とはいえ、仕事柄、午前様で帰った夜なんかにはついつい見てしまいがちなわけで・・・。
で昨夜のテーマは「東京駅の人気駅弁美味しい順ランキング」
帰省時期でもあり、マーケティング屋としては、興味津々。
売上ランキングの上位6品は
1位:牛すき重(1000円)
2位:日本の味博覧(1000円)
3位:深川めし(850円)
4位:特選弁当「東京」(1000円)
5位:特製幕之内御膳(1300円)
6位:こだわり焼肉勉強(980円)
だそうだ。うーん、なるほど。
駅弁が売れる条件は、お肉系、一点集中、見た目の豪華さといわれるが
東京駅の売上1位に輝いた「牛すき重」はその要件を見事に満たしている。
で、番組はここからが本番だ。
旬の料理人3人がこの上位6品に新製品「こだわりのハンバーグ弁当」を加えた7品を試食、
持ち点10点満点(合計30店満点)で評価して再度ランキングしてくのだ。
その結果はというと・・・
1位:特製幕之内御膳(1300円)=30点
2位:深川めし(850円)=29点
3位:日本の味博覧(1000円)=27点
4位:特選弁当「東京」(1000円)=26点
5位:こだわり焼肉勉強(980円)=22点
6位:牛すき重(1000円)=21点
7位:こだわりのハンバーグ弁当(980円)=20点
と、見事に売上1位の「牛すき重」が6位に急降下している。
意外性を演出したいという番組構成上のやらせはないと思うけど
プロの評価はこんなものらしい。
点数が発表される度に、
「あーやっぱりそうか」「難しいんだよね」「うれしい!!」「ここだけ放送して」
などと当の開発担当者は一喜一憂してる。
プロの判断は判断として、的を射たアドバイスもあったけど
ボクは最初の売上ランキングと、開発担当者の一喜一憂する表情や発せられる言葉こそ
が何よりの見所だと思って、この番組を楽しみにしている。
例えば今回、売上1位の「牛すき重」がほぼ最下位の6位に評価されたときに
ある開発担当者がボソッとつぶやいた言葉が耳に残っている。
「売れている商品っていうのは放っておいてしまいがち・・・」
というようなことを聞いて
食品に限ったことではないが、売上上位の商品ほど、実は顧客に飽きられていると思っておかないといけない
というABC分析の裏をいくような、知る人ぞ知る定説を思い出していた。
この弁当で言えば、飽きられないための水面下のマイナーチェンジを意識しておく必要がある、といったところだろうか。
それにしても、牛肉の弁当は強いもんだ。
番組終わりの川越シェフのにやけた顔を見ていたら
もう午前1時だというのに、岩手町の府金さんとこの「岩手短角牛やわらか煮弁当」(写真)が無性に食べたくなってきた。
お願い!ランキン牛(苦笑)
昔から相場が決まっている。
テレビ朝日の「お願い!ランキング」
これも、そうした「困ったときの食べもの頼み」的な番組の筆頭だ。
とはいえ、仕事柄、午前様で帰った夜なんかにはついつい見てしまいがちなわけで・・・。
で昨夜のテーマは「東京駅の人気駅弁美味しい順ランキング」
帰省時期でもあり、マーケティング屋としては、興味津々。
売上ランキングの上位6品は
1位:牛すき重(1000円)
2位:日本の味博覧(1000円)
3位:深川めし(850円)
4位:特選弁当「東京」(1000円)
5位:特製幕之内御膳(1300円)
6位:こだわり焼肉勉強(980円)
だそうだ。うーん、なるほど。
駅弁が売れる条件は、お肉系、一点集中、見た目の豪華さといわれるが
東京駅の売上1位に輝いた「牛すき重」はその要件を見事に満たしている。
で、番組はここからが本番だ。
旬の料理人3人がこの上位6品に新製品「こだわりのハンバーグ弁当」を加えた7品を試食、
持ち点10点満点(合計30店満点)で評価して再度ランキングしてくのだ。
その結果はというと・・・
1位:特製幕之内御膳(1300円)=30点
2位:深川めし(850円)=29点
3位:日本の味博覧(1000円)=27点
4位:特選弁当「東京」(1000円)=26点
5位:こだわり焼肉勉強(980円)=22点
6位:牛すき重(1000円)=21点
7位:こだわりのハンバーグ弁当(980円)=20点
と、見事に売上1位の「牛すき重」が6位に急降下している。
意外性を演出したいという番組構成上のやらせはないと思うけど
プロの評価はこんなものらしい。
点数が発表される度に、
「あーやっぱりそうか」「難しいんだよね」「うれしい!!」「ここだけ放送して」
などと当の開発担当者は一喜一憂してる。
プロの判断は判断として、的を射たアドバイスもあったけど
ボクは最初の売上ランキングと、開発担当者の一喜一憂する表情や発せられる言葉こそ
が何よりの見所だと思って、この番組を楽しみにしている。
例えば今回、売上1位の「牛すき重」がほぼ最下位の6位に評価されたときに
ある開発担当者がボソッとつぶやいた言葉が耳に残っている。
「売れている商品っていうのは放っておいてしまいがち・・・」
というようなことを聞いて
食品に限ったことではないが、売上上位の商品ほど、実は顧客に飽きられていると思っておかないといけない
というABC分析の裏をいくような、知る人ぞ知る定説を思い出していた。
この弁当で言えば、飽きられないための水面下のマイナーチェンジを意識しておく必要がある、といったところだろうか。
それにしても、牛肉の弁当は強いもんだ。
番組終わりの川越シェフのにやけた顔を見ていたら
もう午前1時だというのに、岩手町の府金さんとこの「岩手短角牛やわらか煮弁当」(写真)が無性に食べたくなってきた。
お願い!ランキン牛(苦笑)