ボクのiPhoneを取り上げては、Youtubeで予告編を繰り返し再生している息子。
公開前からなぜかこの映画が気に入り、いつしかiPhoneの操作を覚えてしまった。
あまりの執拗さに聞いてみた。
「マル、映画、見に行きたい?」
「いくー」
「本当に行きたい?」
「いくー」
「怖いけど、それでも行く?」
「いくー」
と意思確認すること数回、どうやら熱意はホンモノだ。
ならばということで今日、公開中の「アリス・イン・ワンダーランド」を見ることに。
自宅からママチャリで浦和パルコにピットイン。
3時間無料は映画鑑賞にはうってつけ、ありがたい。
B2からエレベータで6階、目指すはユナイテッドシネマ。
チケットは座席指定。
出口が近くて、トイレが近いシートをください。
幼児同伴のときのささやかな作戦。
同時に、泣き出したら、退場だな、と覚悟を決める。
機嫌ようスタートを切るために、ポップコーンとドリンクのセットを購入。
キャラメル味がいたくお気に召したようで、パクついている。
機嫌に乗じてトイレにも連れて行ったし、事前準備は万端。
入場時間となり、シネマ7へ。
隣りのシートで息子は来月公開の映画の予告編を喜んでみている。
これだけでも充分かな・・・。中途退場した場合の損得勘定が頭をよぎる。
広告画面をたっぷり見せられて、いよいよ本編。
「まるへい、アリス、はじまるぞ」
耳元でささやき、手を握る。
少女時代の回想、パーティあたりまでは余裕だったが、アリスが穴に落ちてからは一変、息子の顔がこわばり始めた。
「だっこしよう」
と隣席からひざの上にポジションチェンジ、顔を並べてスクリーンを向く。
ちょっと驚くシーンではポップコーンを供給し、興奮をいさめる。
力んできたなと思ったら、ジュースのストローをくわえさせる。
いくつか小山を超えてきたが、この世のものとも思えないワンダーランドの住人たちに、顔つきが険しい。
ひざの上からいつしかボクに抱きつき、振り返るような姿勢で見ている。
目を覆ってやると、怖いけど見たい!の思いからか、ボクの手を振り払う。
それでも怖い。矛盾が交錯し、息子の緊張が伝わる。
猛獣がアリスを襲うシーンでは、いよいよ「帰る」と言い出した。
ついに来たか・・・。
「マッドハッターは強いぞ」
「アリスは赤の女王をやっつけるぞ」
と勧善懲悪を耳元で解き、「帰る!」という息子を幾度となく抱き寄せる。
すると、予告編で特に気に入っていたシーンがやってきた。
赤の女王=イラスベスがアリスを探せと命令するシーンだ。
「Find out!」
イラスベスの叫びに
「ファインナウッ!」
とスクリーンに指を刺し叫ぶ息子の声が重なる。
(よし、これならいける!)
この瞬間、最後まで息子が見続けることを確信した。
予告編にはないことだらけのシーンの連続の中で、改めて息子が気に入ったシーンは
マッドハッターのダンス。
言葉はいっさいわからないが、映像の面白さは伝わるようだ。
無事に見終えて帰宅したあとも、興奮冷めやらぬようで、家内に踊って見せている。
基本的に楽しい映画にも功罪あって・・・。
よかったことは、この映画のお陰で帽子好きになったこと。
悪かったことは、好きになった帽子を放り投げるようになったこと。
それから、テーブルを歩くシーンを幼稚園で再現したらしいということ。
あとは、なにかと「ファインナウッ!」と叫ぶようになったこと、かな。
子は親のいうようには育たない、の典型です。
公開前からなぜかこの映画が気に入り、いつしかiPhoneの操作を覚えてしまった。
あまりの執拗さに聞いてみた。
「マル、映画、見に行きたい?」
「いくー」
「本当に行きたい?」
「いくー」
「怖いけど、それでも行く?」
「いくー」
と意思確認すること数回、どうやら熱意はホンモノだ。
ならばということで今日、公開中の「アリス・イン・ワンダーランド」を見ることに。
自宅からママチャリで浦和パルコにピットイン。
3時間無料は映画鑑賞にはうってつけ、ありがたい。
B2からエレベータで6階、目指すはユナイテッドシネマ。
チケットは座席指定。
出口が近くて、トイレが近いシートをください。
幼児同伴のときのささやかな作戦。
同時に、泣き出したら、退場だな、と覚悟を決める。
機嫌ようスタートを切るために、ポップコーンとドリンクのセットを購入。
キャラメル味がいたくお気に召したようで、パクついている。
機嫌に乗じてトイレにも連れて行ったし、事前準備は万端。
入場時間となり、シネマ7へ。
隣りのシートで息子は来月公開の映画の予告編を喜んでみている。
これだけでも充分かな・・・。中途退場した場合の損得勘定が頭をよぎる。
広告画面をたっぷり見せられて、いよいよ本編。
「まるへい、アリス、はじまるぞ」
耳元でささやき、手を握る。
少女時代の回想、パーティあたりまでは余裕だったが、アリスが穴に落ちてからは一変、息子の顔がこわばり始めた。
「だっこしよう」
と隣席からひざの上にポジションチェンジ、顔を並べてスクリーンを向く。
ちょっと驚くシーンではポップコーンを供給し、興奮をいさめる。
力んできたなと思ったら、ジュースのストローをくわえさせる。
いくつか小山を超えてきたが、この世のものとも思えないワンダーランドの住人たちに、顔つきが険しい。
ひざの上からいつしかボクに抱きつき、振り返るような姿勢で見ている。
目を覆ってやると、怖いけど見たい!の思いからか、ボクの手を振り払う。
それでも怖い。矛盾が交錯し、息子の緊張が伝わる。
猛獣がアリスを襲うシーンでは、いよいよ「帰る」と言い出した。
ついに来たか・・・。
「マッドハッターは強いぞ」
「アリスは赤の女王をやっつけるぞ」
と勧善懲悪を耳元で解き、「帰る!」という息子を幾度となく抱き寄せる。
すると、予告編で特に気に入っていたシーンがやってきた。
赤の女王=イラスベスがアリスを探せと命令するシーンだ。
「Find out!」
イラスベスの叫びに
「ファインナウッ!」
とスクリーンに指を刺し叫ぶ息子の声が重なる。
(よし、これならいける!)
この瞬間、最後まで息子が見続けることを確信した。
予告編にはないことだらけのシーンの連続の中で、改めて息子が気に入ったシーンは
マッドハッターのダンス。
言葉はいっさいわからないが、映像の面白さは伝わるようだ。
無事に見終えて帰宅したあとも、興奮冷めやらぬようで、家内に踊って見せている。
基本的に楽しい映画にも功罪あって・・・。
よかったことは、この映画のお陰で帽子好きになったこと。
悪かったことは、好きになった帽子を放り投げるようになったこと。
それから、テーブルを歩くシーンを幼稚園で再現したらしいということ。
あとは、なにかと「ファインナウッ!」と叫ぶようになったこと、かな。
子は親のいうようには育たない、の典型です。
先日は偶然でしたが久しぶりにお会いできてうれしかったです!
お子さんは4歳くらいでしょうか?
大滝さんと息子さんの掛け合いが目に浮かび、思わずニヤッとしてしまいました。
私も4歳児と1歳児の育児の真っ最中。
日々成長していく息子たちを見て、いろいろなことを気付かされます。
それにしても子供ってiPhoneの使い方すぐ覚えちゃいますよね!
その吸収力と、appleのプロダクトに感動します。
ポストありがとう!
お元気そうなお顔を拝見して、うれしかったです。
うちの息子は早生まれの満3歳、年少です。
篠澤さんとこ、4歳、1歳、ぱやぱやとかわいい盛りですね。
またゆっくりお話したいですね。