あれだけのことを、起こして。帰国無罪、望郷の念?
知る由もなかったとはいえ、いまだ、明らかに全てが語られているとは思えない。
よど号事件犯の妻。自由恋愛とも、思えない。
どのようにして接点が?
隣のサークル部員から、求めに応じて、渡したカセットテープ.太陽がくれた季節。青い三角定規。類推するに、部員から、部員へと。
返されることもなく、そのままだ。人を介してあの異国で、何度も、何度も
聴いていたってこともあり得そうでもある。
連れ添い、亡くなり、子供達は、その後帰国できていたっていうのもビックリ。
こういう自由は、一方に許されながら、一方では不自由をしいられたまま。未だ日朝の間で、解決叶わずの拉致問題、神戸の有本さんのご家族のお気持ちからすれば、関連する疑念多しで怒り心頭到底、許されるものでもないはずなのに。