トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、テレビ番組、家庭菜園のブログです。

秋篠宮発言

2018-11-30 19:35:03 | 日記


大嘗祭と政教分離・秋篠宮発言


代替わりに伴う大嘗祭(だいじょうさい)について、国費ではなく、天皇ご一家の私的活動費「内廷会計(内廷費)」でまかなうべきだとし「身の丈にあった儀式」とすることが「本来の姿」との認識を示された。

政府決定と異なる見解を皇族方が明らかにされるのは異例なことかもしれない。


憲法尊重擁護義務に照らすとき、“宗教的色彩の強い大嘗祭を公費で行うことは憲法の定める政教分離に反する”と秋篠宮さまが述べられたことは、むしろ憲法の趣旨に沿う、極めて正しい姿勢であると思うのですが、どうなんだろう。


内廷会計にといい、国費でといい、どっちにしろ庶民感覚では推しはかることのできない額。いったいいくらぐらいなのか。



前回の大嘗祭関係費は約22億5000万円で、「大嘗宮」造営に使う材料費や工事費の高騰に伴い、費用はさらに膨らむことが予想されていたとしても庶民にはピンとこない。

 1月にできた政府の式典準備委員会は2月の会合で前例踏襲を確認。3月の会合で大嘗祭を含む退位と即位儀式の政府方針は決められている。

 議論する時間が十分あるはずだが、公表された議事概要からは議論が尽くされた形跡は伺えないという見方も。


政府は「平成の代替わりに伴う式典は現憲法下で十分検討が行われた」と説明するだけで、大嘗祭と政教分離の問題は蒸し返したくないような思惑も透けて見える。

 前回の大嘗祭の際も公費支出には反対だったという秋篠宮さま。

本来皇族の意見を代弁すべき宮内庁との意思疎通不足も浮かぶ。

来年皇位継承順位1位の「皇嗣」となる秋篠宮さまが、あえて「聞く耳を持たなかった」と発言しなければならなかった事態を、宮内庁も重く受け止める必要があるのではないだろうか。 

自分なりの特に注目した点は

大嘗祭は新天皇が即位後に行う一世に一度の重要儀式とされるが、皇族自身の口から神道色が強いといった理由から、憲法の定める政教分離に抵触はしないかを問うているところ。

それと、前例踏襲を決めた過程で公費負担額についての費用の問題に関して、十分な議論がなされたか、を問うた点。


再チェック
『秋篠宮さまが30日の53歳の誕生日を前に紀子さまと記者会見し、天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭」について、「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と述べ、公費を支出するべきではないとの考えを示した。この考えを宮内庁長官らに伝えたが「聞く耳を持たなかった」といい、「非常に残念なことだった」と述べられた。』
(2018年11月30日)




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西村伊作

2018-11-28 17:35:40 | 旅行
文化学院閉校 東京





昭和初期の独創教育者のひとり


西村は、大逆事件に連なる叔父を持つ紀州一の山持ちで、
文化学院の創設とか、教育に一家言をもつ建築家でした。

叔父は大逆事件に連座して処刑された医師大石誠之助。




娘のうち4人は、スウェーデン、アメリカ、オランダ、ベルギーの男性と結ばれ、世界各国に暮らす。
このような当時としては日本人離れした体験も、それまでの伊作の教育方針や家系に負うところも。
独創的な教育家の側面は、上坂冬子の著作『愛と反逆の娘たち』に詳しく。

新宮という紀伊半島南部にある小さな街にある西村記念館の洋風なたたずまいがその影響を今に伝えています。


画像は以前に訪ねたその記念館。



あとは、最近、目にした書、関連の行事を検索の中から。



(戦時下の文化学院)昭和18年8月31日●西村伊作が検挙されて、文化学院が強制的に閉鎖。(戦後に再開)平成30年閉校。

同じく昭和初期の。同じ時代を生きた人。
『ある邂逅』鶴見太郎

教育者牧口と民俗学者柳田の評伝

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津川・朝丘『合同葬』~

2018-11-22 21:25:56 | 日記
合同葬から、思い起こす事柄。




俳優としての、津川氏の演技でもあり、


政治的なTV番組での発言でもあり、


妻を先に亡くしてのマイクを向けられた時の夫としての言葉でもあり、


それに、両親への思いを語る娘さんの言葉からも、


生前の父親津川としての愛情も伺えます。


そこまで言って委員会の番組でのお姿。


拉致問題に取り組む、啓発活動。

それから、俳優としての印象に残る、東条英機役。等
その画像を加えて、


故人を偲ぶことにします。





   プライド~運命の瞬間~ 特報・予告編


最後に映画作品の公式ページから、
引用しておきます。

今、なぜ東条英機  東映映画「プライド 運命の瞬間」

 裁判の本質を見抜き闘った人物


 

●伊藤俊也監督にインタビュー 記事、加えておきます。

伊藤俊也監督
 ―映画構想のきっかけは。

 昭和史への興味はあったが、東京裁判という素材は映画出資者から依頼があって検討を始めた。出資者はパール判事を中心に裁判を見直す物語を希望したが、ぼう大な史料に基づく私なりの調査を経て、東条こそ裁判の本質を見抜き、闘った人物として立ち上げるにふさわしいと確信した。

 

  ―東京裁判の不当を訴えた監督は、日本人がどんな戦後をたどれば良かったと考えているのか。

 東京裁判から始まるアメリカの戦後戦略は五十年間日本を規制した。裁判に続く憲法、日米安全保障条約もセット。この認識を欠いた言葉だけの反体制、平和運動は、沖縄の現実をどうみるのか。だれもがあの戦争に抵抗できなかったという怯(おび)えがヨロイとなり、憲法に触れるだけで軍事国家に逆行すると騒ぐ硬直状態を問い直すべきだと。




それと、あわせて思いだす。NHKドラマ『東京裁判』


NHKの取材班にオランダのプロダクションが、それにカナダが加わって、東京裁判で11人の判事たちの意見が衝突したように、ドラマの方向性でNHKと海外のプロダクションとの間に意見・思惑の違いが途中で発生し、合意に達するまでにかなりの苦労がありながらも完成したという。

なかなか見ごたえあったので近くはそのドラマを印象に残しています。

ドラマは、公式記録の他、世界各地を調査して新たに見つかったという手紙や記録、証言、覚書、日記などを基に、70年前の東京に集まった11か国の代表の11人の判事たちが判決を出すまでの攻防や葛藤を描いたドラマでした。裁判の場面には、当時の実際の裁判の、白黒からカラーにした映像を使っていました。

第1話から第4話まであって、たしか、その週の内には見終えた記憶があります。夜10時半頃から約一時間ぐらいの放送でした。
「A級戦犯」に指定された東条英機や東郷茂徳や広田弘毅などの人たちとキーナン検事の映像なんか、実際の裁判記録も映像に紹介として取り入れての斬新なドラマ手法でした。

極東軍事裁判

1945年8月8日に制定された「国際軍事裁判所憲章」には、「侵略に対する罪(平和に対する罪)」と「人道に対する罪」と「通常の戦争犯罪」とが決められ、「侵略に対する罪」は、侵略戦争を起こした責任を国の指導者個人に問う罪だそうです。


ドラマの展開は1946年の春。東京の帝国ホテルに11人の判事たちが集まるところから。
彼らは11か国の戦勝国を代表していた。オーストラリア・アメリカ・英国・ソビエト・フランス・中華民国・オランダ・カナダ・ニュージーランド・インド・フィリピンの出身者たち。一人一人が母国の威信と歴史文化を背負いながら。

彼らが来日したのは、日本の戦争指導者を裁く「東京裁判」を開くため。
裁判の焦点は、ナチスを裁くニュルンベルク裁判と同時に新しく制定された「平和に対する罪」。それまでの国際法では合法とされていた「戦争」そのものを、史上初めて犯罪とみなし、国家の指導者個人の責任を問う新しい罪の概念が導入。

この「平和に対する罪」については、弁護側は事後法だと否定。実行の際に適法だった行為については、のちに制定された法律が遡って処罰することはできないという法の原則にのっとって主張。

当初は短期間で決着がつくと思われた東京裁判。ところが途中大きく揺れ、混迷と長期化の様相を見せていく。
裁く側の判事団の中で、意見が鋭く対立していく。

最終的に判決は、イギリス・アメリカ・中華民国・ソ連・カナダ・ニュージーランドの6か国の判事による多数で決定。ただし個別意見も5つ提出されている。中には「事後法で裁くことはできない」と全員無罪を主張したインド出身のパール判事の個別反対意見書も含まれていた。

このドラマのなかで、レーリンク判事が主人公かともおもえるシーンもありました。
いろいろと心の中で反問を繰り返すシーン。それと竹山という文化人との友情。

誰、この竹山という人と思っていたら、あの昔読んだ記憶のある、小説「ビルマの竪琴」の著者、ドイツ文学者の竹山道雄でした。

東京裁判と間接的に関わっていたなんて。


国際法を逸脱して裁判を「復讐の道具」にした戦勝国を批判した「パール判決書」


東京裁判で印象にのこしているのは、過去に読み終えた小説『人間革命』3巻との関連。


戦争の「残虐行為」の数々にもふれ、断罪していきながら、パール判事の日本無罪論を紹介されていたことを振り返る。

パールの言論戦を「人類史上に、永久に記憶されるべき正義の言論戦」と讃えて、文明に名を借りて、勝者が敗者を裁く裁判、これは公正な裁判とは言えないという論旨展開に着目、その論旨を全面的に紹介されていたことを。








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パフォーマー・大道芸との出会い

2018-11-20 22:19:18 | 旅行
家族で、訪れてみるのも。おすすめです。

大道芸との出会い。



調べていったわけでもありませんが、振り返る、神戸北野異人館。

その他、見たいパフォーマー。履歴に残るところも、列記してみようかと。

それは、大阪海遊館であったり、横浜山下公園であったり、東京ソラマチであったり、和歌山のマリーナであったりと。

パフォーマーから、その挑戦の姿勢に、勇気をもらうことも。

出会える確率は?それはなんともいえません。



 ダンスパフォーマー 蛯名健一 



  イギリス人大道芸人 ポール



  面白~い?大道芸人チクリーノ in神戸北野2012




  大道芸いろいろ 4本足、マジック、パントマイム

   大阪海遊館前広場 大道芸















横浜山下公園

東京ソラマチ

和歌山マリーナシティ

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日産・ゴーン

2018-11-20 13:26:16 | 日記
トップが個人で、行える範囲をこえているのでは?

昨日の社長の憤りの会見風景見ていて、ちょっと、しっくりのいかない気持ちも。




クーデターは成功かもしれないけど
日産全体の信頼はこれで、凋落するのでは?

事実なら、せこい犯罪手口。

信じられないけど、事実なら、長年にわたって、監査はどうなっていたのか。


それに、投資家含めての顧客への、謝罪や、わびの言葉よりも、

ゴーン会長への公の場での

告発、糾弾先行であり、

それが、急でもあり、

どうしても、違和感の残る告発会見でもある。

もちろん、事実なら、逃れられない罪でもあろうが、

まだまだ、合点のゆくような発表ではないだけに、どのような釈明解説も、

権力闘争にしかみえないという臭いも。

都合いいような衣をかぶせているようにしか見えない部分、それは本当にないの。

こんな、自分の意見などは、よっぽど、ねじまがった見方なのだろうか。

内部通報を検証して発表するに至ったというからには、

そこら辺の聴きたい肝心の

詳細は避けられたままだ。

並行して捜査の途中でもあり、語ることはご勘弁をというのを

ただ、信用する他、

今のところは

ないのかもしれない。

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