トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、テレビ番組、家庭菜園のブログです。

縦の贈与

2024-01-31 20:47:52 | 学び

TV視聴内容、番組スタッフさんのネット上での文字起こしにも感謝。佐藤優氏の以下発言部分。

我々がやってきたことの良かった面も、失敗したと思う面も、次の世代、若い世代に正直に伝えていくと。そして私は上の世代から結構助けてもらった。神学書も結構くれたり。いま返そうと思ってもその先生たちは天国に行っちゃったからいない。ただその先生たちも先輩から恩恵を受けていたので、縦の「贈与の連鎖」みたいなの作れないかなと。そういう大人と学生時代に出会っていると、社会に出てからも大人に対する見方が変わってくる。ですから、そこのところでもう1回、人間と人間の関係を、信頼関係を強化してくということを、大きな理屈を立てていくということよりも、自分の手の触れる範囲でどうやって、やっていけるのかなと。「親ガチャ」にしても親の元に偶然生まれたっていうことだから、それは自分の実力じゃないですよね。じゃあその実力というのは、どういう親から生まれたかというのは、さらに遡っていくと、神様がそういうふうに決めたわけだから。そうすると、それは神様からもらったものだから、神様に返さないといけないわけですよね。神様にダイレクトに返せないから、周りの人に返すんですよ。ですから、自分が恵まれた環境にあると思った人は、それは自分の力じゃないんだから、それは社会に返さないといけないと。また自分がちょっと大変な状況だということだったら、遠慮なく助けてくれと言っていいと思うんです。そういうことが率直に言えると、環境の良いところにある人というのは、それは自分の力じゃないから社会に還元しないといけないと。厳しいところにいる人は頑張りすぎない、助けてくれと。そういうふうに言うと、助けてくれる人必ず出てくる。こういうふうに私は思っているんですよ。そのためには、視聴者のみなさんの中で、自分の周囲で出来る可能性があったら、無理をしてはいけないんだけれども、ちょっとだけ勇気を持って少しやってみる。結局この集積じゃないかなと僕は思っているんですね。

ふむふむ、いいこと言ってるなぁ。神様?ですか、表現の仕方、宗旨の異なりあろうとも理解できます。


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道の駅・海南サクアス

2024-01-31 20:07:33 | グルメ
海南市にある国道42号線の道の駅

釜揚げしらす重定食を注文
美味しかったです。

道の駅海南サクアス「サクアス」の由来はというと、さかなの「サ」、くだものの「ク」、あそびの「ア」、多くの人が集まる「巣」を組み合わせ、同時に「咲く明日」、明るい未来のイメージをもつ言葉としてこの名前が道の駅名にふさわしいのでわということで選ばれたらしいことを知る。




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面白、バトル

2024-01-30 16:19:49 | 日記

国会の質疑中、ナニ始まってるのか、ポカンだろうなと。中継見ている人でも、与党を正すこの場が、野党同士のつぶしあい。ヤジ合戦、面白いなんて、自分のように望んでいるとは限らない。一般的には、望んでいないはず。時に、パーティ券問題にまつわる一連の政治と金にまつわる、集中審議の場なんだから。与党に向けるべきエネルギーをどこに向けとるんやー、とTV視聴者はお怒りになったはず。私は維新支持者じゃないが、藤田氏、反省する必要はないよ。あの程度のヤジがあってもいいし、ヤジの相手、わかってみれば、当然の反応。瞬間バトルのやり取りがあってもいい。野党同士の醜いバトル、かえってどうしようもない野党のことだからと、納得してしまう。ふふふふふ。馬場さんのカネ問題、乗っ取り問題の件本人に早く説明させればいいんだよ。何時までも説明しないで黙っているから何時までもヤジ・批判されるんだ。情報ない人、ヤジって、それを揶揄した側の米山に加勢すべきこともせず、かえって、よりによって、政治と金に関しては、自民同様に胡散臭い、維新所属の藤田に加勢するように、反省も謝罪もする必要がないだなんてブログ記事、どういう了見。となるだろうな。ふふふふふ。こんな時に野党同士が争ってどうするのか?それも国会の貴重な質問時間に️。だから自民党には政権交代の危機感も自浄作用も働かないのだ。まぁまぁ。そう言いなさんな。わからんでもないよ。言わんとする点。維新・藤田文武幹事長が反省「しつこいヤジに反応してしまった」本人反省しているのに、反省する必要ないぜという論理。聞かせてって言うんだろ。中継見ていて藤田さんごく普通の応対ですよ、後ろでニヤニヤいちいち人の話しに水を差す人のほうがみっともない。二人ともひろゆき氏と対談をした議員だ。藤田幹事長はひろゆき氏に突っ込まれタジタジ。米山氏はひろゆき氏を論破したように株が上がった。両者ともそれぞれの、SNS上での二人の評価・評判は知っているだろう。そのことも、ヤジとそれにキレるという状況に影響しているかもしれない。いずれにせよ、嫌いな面々、議員の立場でいるのは、藤田と米山、維新と立憲、いずれにせよ嫌いな政党。人柄中で、より好ましく感じれるかを問われれば、まあ、そのような迫られ方されたら、藤田の方かなと、答えるぐらいで、元々がよくも思ってもいない。立憲に何か言うとすれば国会では反論の機会がある与党批判に限定するべきです、と言うぐらいか。国会の本質を無視して質疑中の維新議員へヤジを飛ばした立憲米山。受けた維新の藤田、黙ってる訳にはいかなかったんだろうな。

維新の質疑内容への批判でもなく、ヤジの内容、「馬場さん」と言っただけ。見てたけど、米山氏のヤジが水をさしていた。維新も自民と同じく、金の問題は叩けばホコリが出てきそうだけど、米山議員も買春を恋愛と言い張って知事職を辞職したのは見苦しかった。ヤジ飛ばされても受け流す余裕が欲しかった。いう意見もあるけど、あの場でのそのような対応になったのも藤田の若さなんだろうな。「ババさん」と一言言われただけのヤジが「しつこいヤジ」に聞こえたわけですね。よほど痛いところを突かれたってことでしょうかね?言う意見もある。でも、言われたぐらいで過剰反応では。そうかな?の反論も。藤田幹事長の発言は関西弁だと普通。標準語に直すと「馬場さんやってないからね、余計なこと言うな!」「いい加減にしろ!ほんと」と、こうなる。これをヤクザだとか恫喝だと言ってる人は関西弁を曲解している。


立憲民主党の米山隆一衆院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この日の同委員会での日本維新の会の藤田文武幹事長の質問中にやじが飛び、藤田氏が「ええかげんにせえよ」などと激怒した問題について、自身がやじを飛ばしたことを明かした。


 「話題の件、藤田議員の『一つ目は恐らく陣中見舞いとか政治活動とかで現金をばらまいているんじゃないかという疑惑』の所で、私が一言『馬場さん!』と野次らせて頂いた所、『馬場さん、やってないから。いらん事言うなよ、ほんま。ええかげんにせえよ、ほんま』仰られました」と投稿。


藤田氏へのやじは、政党が政治家個人に寄付し、使途を明かさなくてもいいことから、廃止を求める声が出ている「政策活動費」に関する質問の中で飛んだ。米山氏は別の投稿で「私が直接関わった維新の党分裂騒動当時から馬場議員の多額の党経費使用を仄聞していた」などと、持論を展開。「この様な指摘もある所から、『政策活動費』という事で野次らせて頂いたもの」「議会の慣例上許される範囲であろうと思っています」と主張。一方で「とはいえ、ご承知の様に私のスタンスは維新の皆さん同様常に是々非々で、今国会では政治と金の問題について同意できるならぜひ維新の皆さんとスクラムを組んで与党に改革を迫らせて頂きたいと存じます。どうぞ宜しくお願い致します」とも投稿。藤田氏は、米山氏のやじが飛んだ際「馬場さん、やってないから。いらんこと言うなよ、ほんま。ええかげんにせえよ、ほんま」と、米山氏の主張を否定し、吐き捨てるように反論を口にした。小野寺五典委員長は「ご静粛にお願いします」と、やじをいさめていた。


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人里離れた古民家カフェ

2024-01-27 19:51:32 | 日記

虫喰岩(国指定の天然記念物)





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佐藤優、ハリネズミ防衛内向きの戒め

2024-01-24 08:27:16 | 学び

桑子:命がまず大切だ、そう強く思われるようになったのはどうしてなんですか?

私の場合にはこの「かりゆし」を着ているというのが、私のアイデンティティの中で沖縄の人間であるというのが半分、いや半分と言うか8割ぐらいあるんですね、実は。それは、母が沖縄の出身で、14歳の時に非常に例外的なケースなんですが、日本軍の軍属として軍と行動を共にしているんですね。それで映画にもなったハクソー・リッジの戦い、前田高地の戦いで、あそこに地下ごうを作りながらね、ちょうどガザの地下みたいな地下ごうを日本軍が作って抵抗をしている時に、私の母はその中にいた。ガス弾を投げられて、マスクをつけ遅れた人はみんな横で窒息して死んじゃったんです。母はガスマスクをすぐつけたんだけれども、ちょっとガス吸っちゃって、親戚でぜんそくの人はいないんですけども、母は戦後ぜんそくで苦しんで、ステロイド剤が出来るまで、かなりぜんそくで苦しんでいました。

その経験をしてそこで九死に一生を得ると。そして首里の攻防戦に参加して、その時に手りゅう弾を2つ渡されるんですね。いざとなったら自決しろと。不発に備えてもう1つだと。摩文仁まぶにまで行って、ごうの中で潜んでいる。日本軍が組織的な抵抗をやめたあとの、17人でその穴の中に潜んでいたんですよ。ある時、米兵に見つかっちゃって。それで母親が手りゅう弾の安全ピンを抜いて叩きつけようとしたんですね、横のサンゴ礁の壁に。そうしたら、隣にいる山部隊という所の髭ぼうぼうの伍長が「死ぬのは捕虜になってからも出来る、ここは捕虜になろう」と、両手を上げてなんとか生き残った。でも母は死ぬ瞬間まで「自分が手りゅう弾をあそこで爆破させたら、自分だけじゃなくて16人を巻き添えにして殺していた」と、これを非常に言っていたんですよね。それで命は何よりも大切なんだということは、母に子どもの時から沖縄戦の体験を通じて言われた。だから沖縄の新聞というのは、ウクライナ戦争に関するトーンが違うんですね。要するに「ロシアけしからん」ということなんだけれども、ウクライナのゼレンスキーさんが国民みんなに銃を持たせて、火炎瓶を持たせて抵抗しろと呼びかけていることに対しては、当時の日本軍の徹底抗戦を呼びかけていたあの時の姿と二重写しになる。だから沖縄の新聞は早くから即時停戦を訴えているというのは、そこと二重写しになっているからなんですね。その影響は私の中ではあると思う。それに、この問題は外交的に解決できると思うんです。

桑子:そこに希望をもってらっしゃるわけですね。

スローガンを先行させないでリアリズムで見ることが重要だと思うんですね。ロシアがウクライナを侵攻した、だから中国がきっと台湾を侵攻すると言うんだけども、そこでもうワンクッションおいて考えないといけないと思うんですよね。ロシアは今回こういった侵攻をすることによって国際的に孤立しましたよね。こういうような孤立というのは果たして中国にとって得かどうか。あるいは台湾を攻撃すると。よく軍事専門家は台湾の半導体工場をまず中国は攻撃するんじゃないかと(言う)。私は、それはないと思うんですね。中国自身、半導体が入らなくなっちゃいますから。

桑子:日本が「ハリネズミ」というような例えもされていましたけれども、今の日本がどういう状況で、今後どういうふうにあるべきだと考えてらっしゃいますか?

アジア太平洋地域において日本というのは、日本の議論だと中国が攻めてきたらどうなるか、北朝鮮にやられたらどうなるかと、「ハリネズミ」になってしまうんだけれども、実は日本は国力がすごくあって、仕掛けていくことができるプレーヤーであると。その時に日本は防衛においても抑止力を強化するという、平和に向けた防衛協力、また外交においても平和的なイニシアチブっていうのを発揮することができると思うんですよ。
戦後の日本というのは「小さく縮こまっていれば大丈夫だ」ということになったんだけれども、今アメリカの力も弱っていて、ヨーロッパの力も弱っていて、グローバル・サウスの力が強くなって、ロシアも中国も自己主張を強めている。しかも軍事力を背景に自分の主張を展開してもいいという動きが世界的に広まっている中において、日本がかつて、自分たちがそういう道で破滅したということを踏まえた上で、平和のイニシアチブをとる中心的な国になると。

ただそれは観念的な平和論じゃなくて、日本の防衛力をきちんと整備して、それから防衛装備品は日本仕様で使えるような領域というのを拡大していくと。ただそれは戦争を起こさないための抑止としての装備品ですよね。そんなようなことを総合的に考えていく。そうすると、従来型の左とか、右とか、リベラルとか、保守とか、こういう考えの枠では全部対応できなくなっちゃうんです。だからそこは柔軟に考えていくと。こういうことが重要だと思うんですよね。だからもう少しそこのところで、政府の中心にいる、あえて使いますと政治エリートたちが、もう少し幅を持って物事を考えないといけないと思うんですね。中国にしてもそう。中国を敵視してアジア人とアジア人が戦うなんていう、こんな愚かなことは絶対にしないと。ロシア人とウクライナ人、見た目では区別つかないですからね。中国人と日本人が戦っても同じことになりますからね。そういうことをしないために外交官だった人間は何ができるだろうか。政治家は何ができるだろうかということを考えると。それと同時に、軍事は軍事の専門家たちが最悪の情勢に備えてきちんとした「箇所付け」をして、こういうケースに備えたこれが必要なんだということを、情緒的な議論ではなくて、むしろ閉ざされた扉の中で専門家たちが議論をしていくことが重要だと思うんですよ。国民みんなが国防についての議論を啓発して話さなきゃいけないというのは、私はあまり健全な状態じゃないと思うんです。

これは、外交についてもそうです。要するに非常に専門的な知識が必要とされる領域のところに関して情緒的な議論が先行するようなやり方は、結果として国益、これ二重の国益ですね、国家益と国民益を毀損する可能性があると思うんですよ。


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