夏目漱石の言葉と
哲人オルテガ
の残した生命哲学を味わっている
混迷政局の土壌ー80年前の予見
大衆の落とし穴―衆愚。20世紀の哲学者オルテガがすでに見つめていた大衆社会のゆくえ
智に働けば角(かど)が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
自分なんかはこの
国とか人の世という言葉の関連から作者の意図を考えている。作者、漱石自身の処世観が主人公に込められているーとそうみるのだが。
主人公は画工であり、詩人。人情というものから離れたいという気持ちで田舎へ行くが、なんだかんだ、人との接触があり、
完全な《非人情》の世界には行けない。草枕のテーマは《非人情》がテーマではないのか、そうに違いないという気持ちもある。
でも作品中の会話には、《不人情》とは別の意味で使われている。どちらも、ほぼ共通の意味で、人情が無いというような意味もある、
作品で言う《非人情》は、義理人情というものとの関わりに執着するのでなく、世を見極める世知、怜悧な眼差しのことに違いないのだ。
続いてその続きの「住みにくさが高じると、安い所へ行きたくなるという箇所。
越す事ならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、束の間でも住みよくせねばならぬ。
漱石先生は、所詮、人の世は、どこに行っても同じだと言っている。山の彼方の幸を夢見ても仕方のないことだという訳なのだろう。
【シドニー共同】
信頼できる国は1位英国。2位日本。3位フランス。4位インド。5位米国。6位中国。
信頼できる首相は1位は英国のメイ首相。2位安倍晋三首相。3位オーストラリアのターンブル首相。4位がフランスのマクロン大統領。5位が中国の習近平国家主席。6位がトランプ米大統領。中国の習近平が?入ってる?ふーん。
画像は昨日のtv番組で視た、
明日へ つなげよう 証言記録▽暴走する原発に突入せよ~事故拡大防いだ下請け企業
ガイガーカウンターが鳴り響く暗闇を全力で走り点検に成功、事故拡大を防いだ技術者たち。今初めて明かされる下請け企業のプロたちの証言でした。その方たちの真剣さで救われた日本。
原子炉建屋の相次ぐ爆発で危機に陥った福島第一原発。東京電力社員の多くが被ばくし人手が不足するなか、自ら志願し現場に突入した下請け企業の技術者がいたんですね。任務は、メルトダウンが進む原子炉内部の状況を見極めるのに欠かせない、水位計の中から僅かに残った正常な計器を見つけ出すこと。立派な働きをみました。
審議復帰したと思ったらそれですか。
審議拒否の次はそれですか。
延長反対っておかしくない、審議尽くされていないと叫んでたんじゃないの?
とにかく働きたくないようですね。
国会会期を来月22日まで会期延長したことについて、立憲民主党・枝野幸男代表「延長する以上は、膿を出し切らせる。延長して失敗したと、後悔をさせるような残りの延長任期にしていかなければならない」
【延長したことを後悔させてやる】って
こわっ。
画像は家庭菜園のカボチャの生育状況を撮りました。