トトヤンの家庭菜園

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tvドラマ覚え書き浅田作品

2024-09-29 12:27:51 | 日記
浅田次郎原作のTVドラマ「母の待つ里」視聴。3話4話の最終を。続きを見ようと決めていましたので。非現実をわかってもいながら、合わせていくというか。笑えない現実をも、浮かび上がらせていく。宮本信子演じる高齢の母親は素のまま、方言のセリフも演じているという風でもなく訛りがリアル。自然な感情表現に。






気持ち悪がりながら、ビジネス有り得ない。馬鹿臭い信販会社。大金払う心理、それは理解不能と、最初は斜に眺めてもいたんだけれど、そんな嘘臭さを超えて練れたテンポ展開とそれぞれの俳優の自然な演技っぷりに、かえって役者根性を見せつけられ、はまりました。

原作者の作品、
皆の知るところだという「鉄道員(ぽっぽや)」も知らなければ、「地下鉄に乗って」も知らない。

あるとすれば、小説ではなく「日本の運命について語ろう」というタイトルの文庫本。手にしたのは安倍首相がロシアとの北方領土交渉していた頃で、近現代史の浅田次郎氏の戦争を挟んだ歴史観が述べられていた。

「終わらざる夏」原爆で青息吐息の日本、玉音放送の後にも、どのようなことがあったのかを綴られている、いつどや朝の番組でインタビューを受けておられた姿。タイトルの本の紹介かねて脚光浴びている歴史的背景について解説が
番組で。不可侵条約があったソ連が北方から踏み込んでくる。火事場泥棒のごとくに。予期せぬ赤紙を貰い、ただただ戦争に巻き込まれていく人々に焦点を当ててペンを進ませていきましたとのお話を印象深く。

その、領土問題、理解の経緯もあって、今回のTV視聴は、作品の「母の待つ~」は知らないにしても、原作浅田次郎なんだから、視てみようぐらいのことで見終える。趣きの違うパロディものもあるんだということを、知る。

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