何をいつ、どう書くか・・・
とても難しいことだと思いながら、
実際に強い揺れを受け、一瞬ではあったけど
ライフラインも停止し、
その中で体験したこと、感じたことで
もしかしたら誰かの役に立つこともあるかも・・・と思いまして
我が家のような状況では、大したことも書けませんし
素人なので、もっといい方法があるかもしれませんが・・・
★被害を最小限にするために
火を使ってない状況で、あとは、ガラスが割れることが
一番怖いと思ったので、いったん揺れがおさまった後、
食器棚の扉がスライドしないよう、そこらにあった紙を挟みました。
あとは、倒れたら危険なものは、倒しておいたり、下に置いたり。
★水の確保
我が家はマンションで、電気で水のポンプを動かしているのか
仕組みはよくわかってないのですが、
電気が止まったんで、水も止まりました。
地震後、すぐは水が出るから、何かにためて・・・ということは
頭にあったのですが、揺れがおさまった後には、もう出ませんでした。
ただ、意外なところに水はあります。
冷凍庫の中で凍っていたもの達。
あとは、やかんの中とか。
★トイレ
生理現象は我慢できるものじゃないから・・・
ダイブクルーズは、船に乗って1週間近く過ごすスタイルです。
そのため、水がとても重要になります。
参考になるかわかりませんが、水道が止まった場合と
似ているかと思って・・・
小さな船の上でのトイレは、紙は流しません。
詰まるからです。
コモドに行った船は、最後には水がなくなり、
海から海水をバケツで引き上げ、
便器に流していました。
水圧で流れていきます。
なので、断水中は、ふいた紙は、便器に捨てずに、
ビニール袋等に別にしておくのがいいと思います。
うっかりレバーで水を流してしまいそうですが、
そうするとタンクの水がなくなってしまい、
それ以降が大変ですよね、きっと。
幸いにも私達には、ペットがいます。
おしっこシートもあります。
・・・あとは、非常事態に捨てるものは
『プライド』・・・でしょうか・・・
★体温を下げない
電気が止まり、黒い雲が広がり、
そして何より、恐怖から震えがきました。
そんな時、心がけたのは、体温を下げないこと。
寒くて震えると、その震えが恐怖の震えを増大させる気がします。
温かくしたことで、落ち着きを取り戻せたと思います。
★携帯電話
聞いてはいたけど、本当につながりません。
電話はもとより、メールもです。
時々、奇跡的につながる程度です。
私は、携帯でインターネットがつながりました。
スマトラ沖地震の際、モルディブにいた私達は
日本でどれだけ安否を心配されたか・・・
その経験から、まずはブログに一報を入れました。
被災地の外から中へは、電話もつながりにくく、
被災地から、外へは比較的つながりやすいのだそうです。
なので、被災地の方からもし無事の連絡があったら
それを外の人に広めてあげるのが、いいかもしれません。
手近にある携帯のメールに送りがちですが、
近くにいて、すぐに何かサポートができるとか、
家族や身内の安否を・・・という場合以外なら、
その中の方達のために、回線の確保とか
充電池の温存のために、
心配な気持ちはわかりますが、グッとこらえて
パソコンのメールや、ツイッターや、ブログなどにコメントを残して
見れるときに見てもらった方が
早く届くかもしれませんし、思いやりかもしれません。
心配してもらっておいて、何を偉そうなことを
と思われるかもしれませんが、
携帯の電池がなくなっていく友達や、
もらったメールに返信できない心苦しさがあったので・・・
大切な誰かを想っている気持ちは、必ずどこかで届くはず。。。
そう信じています。
少し落ち着いてから、連絡を取ってみてください。。。
★みんないっしょ
TVから次々に流れてくる衝撃的な映像。
どんどんどんどん不安な気持ちが増してきます。
そして、不安な時ほど、不確かであっても、
恐怖を感じる情報は、信じやすいものです。
「誰かに聞いたけど・・・」 誰かって、誰? 友達の友達って誰?
たまたま、ベテランの女性アナウンサーAさんの出ていた
ニュースを目にしました。
ハキハキビシビシと話すのが売りの彼女ですが、
この時は、その早口で強い口調が、
むしろ恐怖感を増す気がして、チャンネルを変えてしまいました。
みんな同じ
みんな不安です
みんないっしょだよ
そんな中で、こんなサイトを見ました。
日本人のモラルに世界が驚く
http://news.livedoor.com/article/detail/5410078/
不安な中でも、力を合わせて頑張っている!!!!
勇気が出てきます。