桑っちょツーリング三昧

おやじライダー九州を走る

CB250RS

2007年03月05日 18時29分52秒 | バイク
“バイクブロス”という雑誌を買った。
バイクの中古車雑誌である。
1月に、この雑誌のブロスミーティングに参加しており、その写真が掲載されているからだ。
久しぶりに見る中古車雑誌。
パラパラと眺めていると…懐かしい車輌を発見。
ホンダの“CB250RS”だ。
角型のヘッドライトで、単気筒エンジンの軽量スポーツバイク。
高校生の頃、友人が持っていたバイク。
当時は、まだ免許は原付しか持っておらず、僕はMB-5を乗っておりました。
並べて止めると、RSは大きく感じられ、跨ると更に大きさを感じました。
当時、僕は身長155cmのチビでして、友人からは「お前が乗ると、ナナハンみたいやね!」と言われました。
その友人に頼んで、キックでエンジンをかけ、少しだけ運転させてもらった思い出があります。
原付とは違い、凄いトルクとパワーを感じ、「さすが250ccやねー」と思いました。
今では、250ccを遥かに越えるバイクを所有しておりますが、あの時感じたパワーは今でも忘れられません。

その友人は、バイクが本当に好きな奴でした。
高校を卒業して、大型免許を1発で取得するほど上手な奴でした。
峠では、バイクをヒラヒラと左右にバンクさせて、下りなら原付でも中型バイクを抜いていきました。
しかし彼は、速いだけでなく、歩行者には優しいバイク乗りでした。
横断歩道を渡ろうとする人がいると、必ず止まる奴でした。
いつも周りに気をつけて、マナーのある奴でした。
思えば、奴との出会いがバイクの…ツーリングの楽しさを知るきっかけだったように思います。
それが、25歳の時に突然…
訃報を聞いた時は、てっきりバイクかと思いました。
突然死でした。
僕にとって、CB250RSは、奴を思い出すバイクです。
もし今、奴と一緒に走ったら、奴は何と言うだろう…

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