桑っちょツーリング三昧

おやじライダー九州を走る

2006.10.18 KSRでファームを走る

2006年10月19日 13時51分01秒 | ツーリング・レポート
今日は、BMWに乗ってツーリングに行こう。
ガレージを開けて、中に入る。
ふと、奥に置いてあるミニバイクが目に入った。
そうか、暫らくこいつ等に乗っていないな。
気が変わった。
今日は、BMWは止めて、KSR-Ⅱに乗ろう。
こいつで、ファームを走ったら、どんな感じだろう。
ワクワクしてきた。
スタンドで、ガソリンを満タンにして出発。
200号線バイパスは、車の後ろを80km/hで走る。
体感スピードは、かなりのものだ。
バイパスから、県道22号線で添田、英彦山、小石原と進む。
小石原までの上りのワインディングは、ギヤ操作をしながら走る。
車体が小さい為、クイックイッと曲がって行く感じ。
と言っても、スピードは60km/h程度。
2ストの“パァーン”という排気音は、気分をレーサーにしてくれる。
小石原道の駅は、車でいっぱいだったので、素通りした。
日田に入るまでに、車を何台か抜いた。
いつもなら、軽く抜けるが、非馬力のミニバイクは、そうは行かない。
軽トラを抜くのさえ、いつもより神経を使います。
いよいよファームロードに入る。
ここら辺から、お尻に痛みを感じてきた。
高速コーナーが点在するファームロード。
直線で加速して行き、減速してコーナーを一つ一つ駆け抜ける。
大型バイクではした事のない、フルスロットル。
気分は、もうレーサーです。(瞬間トップスピードは○○○km/h…お得感あり)
ファームロードを“カップル”まで走ったら、そのまま玖珠に向かいました。
宝泉寺までの下りのワインディングも、KSRの軽い車体で楽しめました。
玖珠からは、山国へ県道43号線を走りました。
タイトコーナーが点在する道ですが、ミニバイクは走りやすいです。
やまくに道の駅で、休憩。
バイクから降りたら、お尻の痛みは和らぎました。
しかし、再びバイクに跨った瞬間から痛みが…仕方ない、諦めて走る。
R212から、R496に進み、野峠を目指します。
すると、エンジンの吹けが急に悪くなりました。
そうです、ガス欠です。
フェールコックをリザーブにして、更に野峠を目指します。
予備タンで、何キロ走るだろうか?
最悪、英彦山まで走ってくれれば、後は下りだから…など考えながら走ります。
タイトコーナーの野峠を軽い車体のKSRは登って行きます。
そして、英彦山頂上のドライブインで…予備タンも切れて、完全にガス欠。
KSRは、うんともすんとも言わなくなりました。
以外だったのは、頂上だから後は下りの筈なのですが、所々上り坂もあるのです。
普段は、気にもしないで走っていたので、気が付かなかったのです。
軽い車体の筈のKSRも、押して歩くと結構きついです。
それでも、500mは押したと思います。
“ガス欠の時は、バイクを揺する”という鉄則を試みてキックしました。
しかし、エンジンはかかりません。
本当に、ガソリンは無いのだろうか?
蓋を開けて、揺すってみました。すると、“チャポチャポ”とタンクの奥の方から微かな音が…
バイクを右に倒れるくらい大きく傾けました。
そして、キックを2~3回。
“ブィーン”
やった!エンジンがかかった。
そこからは、貴重なガソリンを大事に大事に…上りだけエンジンをかけて、下りはエンジンをオフにしてニュートラルで走りました。
そうやって、約10kmほど走ると、添田の町に出て、スタンドに飛び込みました。
7.79リッター入りました。
リッター25kmでした。
満タンになったKSRは、再び蘇り、暗くなる前に帰り着くことが出来ました。

今回のツーリングは、お尻が痛かったツーリングでしたが、本当に楽しかった。
ガス欠のハプニングにしても、楽しめる範囲。
おかげで、KSRのタンク容量とリザーブにしてからの走行距離、燃費がわかりました。
今度は、こいつで何処に行こうか…

by桑っちょ
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