2006.9.2 秋の気配

先週は、雷に追いかけられるようにして帰ってきた。
今日は、朝から天気も良い。
前回のように、途中から空の神様に裏切られる事はないだろう。
再び、仕事が終わった午後からファームロードへ向かった。
八幡市街を走り、小石原を目指す。
2～3日前まで降っていた雨のせいなのか、小石原手前の峠は、道に砂や石が流れ出している所が数箇所あった。
バイクにとっては、非常に危ない道と化していた。
いつもよりペースを落とし、路面を確認しながら走る。
“小石原　道の駅”をパスして、そのまま宝珠山へ進む。
宝珠山のコーナーを、それなりのペースで楽しんだ。
ソロツーリングは、ペースを自分で決めれる。
たとえ、ゆっくりペースであっても、コーナー一つ一つ綺麗に走り抜ければ、とても気持ち良い。
宝珠山を抜けたら、いよいよファームロードだ。
一旦バイクを止めて、軽く休憩を入れた後に走り出す。
カタナのエンジンは、気持ち良くふきあがり、シフトチェンジをする度に、どんどん加速していく。
土曜日なのに車もバイクも少なく、高速コーナーを気持ち良く走り抜けていく。
「さあ、フラワーパーク辺りで、写真でも撮ろうか」と思い、直線を80キロほどで走っていたら、いつも写真を撮る場所に警察車両が、こちらを向いて止まっていた。
制限速度50キロの道で、80キロ。
フルブレーキングです。
パトランプは…回っていません。
セーフでした。
40キロまでスピードダウンして、パトカーの前を通り抜け、ここでの写真は諦めました。
しばらくは、気持ちが沈んだまま走りましたが、気を取り直して再びアクセルを捻りました。
その後、玖珠まで走り、山国、英彦山を抜けて帰りました。
今日は、終始天気に恵まれ、キップも切られず、とても運が良い一日でした。
そして、メッシュジャケットから入り込む風で、秋の訪れを感じました。

ｂｙ　桑っちょ

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