9月14日、関東学院が10ヶ月の沈黙を破り、関東リーグ戦に戻ってきた。
初戦の流通経済大学戦を27-0でくだし、完封で勝利した。
昨年は73-9で勝利した相手だけに、ブランクの長さが響いたようだ。
スタンドで観戦していた春口前監督も「あまり良い試合内容じゃなかった」とコメントしていた。その後、「こうやって試合できることを感謝していると思う」とも。
課題が多くでたようだ。ポテンシャルは間違いなく高く、フォワードは大学1、2を争う破壊力ではないだろうか。バックスの熟成、試合をコントロールするハーフ陣の固定も課題のようである。
スクラムハーフでは、なかなか熾烈戦いがありそうだ。
翌日に行われたジュニア戦(日体大)では、大島がスーパーブーツ振りを発揮している。声もよくでており、フォワードへの指示もよくでていたそうだ。
細川、大島の争い。スタンドオフでは3年木村と2年荒巻が熾烈な争いを繰り広げているようだ。大学のチームはリーグ戦を戦いながら成長し、初戦と最終戦では別のチームに生まれ変わることも珍しくない。
関東の成長を楽しみに見守りたい。
関東が復活した14日には、トップリーグが新潟市営陸上競技場で開催された。
昨年に続き、クボタスピアーズが来県し、トヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦した。
前節、ジュビロに勝利したクボタはスタンドオフにシェーン・ドゥラームを獲得したことにより得点力が飛躍的に伸びたようだ。
前半、追い風もあったが、60m級のPGを2本決めており、会場はそのキックの見事さに、大いに沸きあがった。
トヨタと言えば、ロック北川澄俊、フッカー高山勝行など関東OBも出場する強豪チームで楽しみにしていた。あえて言えば、ウィング水野が見たかったし、クボタでは、キャプテン鈴木力選手は途中出場で私は後半5分で帰りのバスの都合で会場を後にしたため見れなかった。
大鰐健選手が出場していた。河津選手や大津留選手など観ることができず残念。
試合の結果はクボタが開幕2連勝。
トヨタは2連敗で波に乗れない。
今シーズン、生でラグビーを見る機会はなさそうだが、テレビでしっかり応援することにしたい。
トップリーグの前座試合として、新潟県選抜対仙台育英との試合が行われた。
新潟県選抜はフォワードに自信を持っているようだが、ごり押し一辺倒で、ちょっと押しても相手にターンオーバーされたり、ゲインを切ることができない状態が続いた。
最後は混成チームの悲しさか、ミスが続き相手に得点を許して敗戦した。
皮肉なことに、トライをとったのは、CTB(新潟高校)の選手が自陣ゴール直前で相手パスをインターセプトし、80メートルを独走トライしたものだ。
結構、速い選手もいるんだから、ごり押しして、バックス展開するなど、工夫が欲しかったと思う。
素人なので、本当のところはどうかわからないけど。
新潟県選抜、いい選手もいるようだから、健闘を祈ります。
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