前回作成した事例を元に再度、自立支援とは、アセスメントとはなどなどグループワークを行いました。
やっぱり、本人の考えや気持ちを理解すること。それが一番大事ではないかという結論。
アセスメントとは、トリガーされた項目の詳細検討を行う段階からが本当のアセスメントなのだそうです。
項目ごとに、現状と予測される危険性、改善の可能性やケアの方向性などを検討し、改善すべき課題とサービス内容、長期目標と短期目標を導き出すことであると・・・
でも、なかなか全てのケースをするのは難しい。
とは言ってもしないわけにはいかないし、できるところからはじめていこう。
やはり、ケアマネジャーとして真摯に誠実に職務を遂行したいと思えたことは研修の大きな意義であったと思う。できないかもしれないけど、もう一度足元を見つめて利用者を理解しよう。コミュニケーション(傾聴)を心がけようと思うのである。
それにして、新予防給付ってどうなるんだろう。当市では包括支援センターには市はかかわらないといっているみたいだし、包括支援センターも予防プランの作成を委託に出すことができるそうな。こりゃ、一体何なんだ。包括支援センターは果たして機能するんだろうか。今の介護支援センターでも十分のような気がする。しかも、良くやってくれていると思うんだけど。
新予防給付になれば、報酬は下がるみたいだし、手間隙は倍かかりそうだし。
こんなんでやっていけるのだろうか。担い手がいるのだろうかと心配になる。
本当かどうかわからないけど、要介護4の介護報酬が若干今より増えるだけで、後は8500円以下になるそうだ。また、予防給付も3000円から4000円の範囲内とのこと。
国はケアマネの給付件数を30から40件以内として定め、それを超えると減算にするのだとか言っているそうです。そして、その穴埋めを安い報酬の予防給付でさせようという魂胆なのだろう。採算とるためによっぽどたくさん予防給付とらないといけないのではないでしょうか。現状でも要支援、要介護1の利用者が全体の5割弱あるので、結局そんな計算が成り立つとおもっている。今まで以上に苦労しても報酬はトントンか、少し下がってしまうのかな~。
さらに同じ法人なり、会社のサービスを利用すると減算になるだとか、何とか。アホか。
そんなことでやっていけるわけないだろう。理念は理念で予防給付よいと思います。
でも、現場の人間の苦労と報酬が見合わないのではないか。そんな危惧をしております。