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脳退化を予防する

2014-05-12 17:12:52 | 日記
90歳になってもボケない人とボケる人の違いはあるようだ。高名な大学教授が平気でボケるのだ。ボケる原因は今の所、明確にわかっていない。
しかし、ボケる可能性を少しでも防ぐには自分で工夫するしかない。
ある老人はテレビのドラマを見ながら、批判するようだ。「この役者はダメ。私が監督だったら、こんな場面でこんなキツイ言葉使わないよ」「この役者はあちらの役者に方が場面に似合っているよ」とか言うようだ。要するに、自分が監督になったり、作者になったり、俳優になったりと、役割分担するらしい。
ユーモア感覚を磨くことも大事のようだ。徳之島の泉重千代さんが114歳で亡くなったが、質問者が「長寿の秘訣は」と聞かれると、「酒と女だ」という。「では女性はどんなタイプがお好き」と聞かれると、「年上の女かのう」と言う。この時点で、重千代さんより年上の女性はこの世にいない。だからみんな大笑いした。
107歳と108歳まで生きたきんさんぎんさんの双子の姉妹に、出演料が入った時に「お金を何に使いますか」と聞くと、「老後の蓄えにします」と言う。これも面白い。
老化予防に「くよくよ」を「あれこれ」に置き換えることを勧めます。失恋や破産で「くよくよ」考えない。
「東京がダメなら大阪があるさ。大阪がダメなら沖縄があるし」と思考を広げてみる。破産寸前でも、「命が取られるわけじゃないし」と考え方を方向転換してみる。
100歳を過ぎるまで元気だった禅の名僧 松原泰道師のお話ですが、「困った時、多くの人が無意識につぶやいているのはどうしようということでうろたえている」「どうしよう」ではなくて、「どうにかしよう」とつぶやいてみる。すると、脳は大急ぎで、これまでの経験や知識からいい解決策を引っ張り出してくる。
論語に「君子の交わりは淡きこと水の如し。小人の交わりは甘きこと醴(あまざけ)のごとし」とある。簡単に言えば、物事をよく理解した人は水のようなさっぱりした交際をする。しかも友情は長続きする。つまらない人は甘酒のように、ベタベタして利害関係が崩れるとあっという間に破綻する。すべての人とつきあうにはある程度距離を置く方がいい。仕事の付き合いではなく、言いたいことをシンプルに言える爽快感が脳をイキイキとさせてくれる。
物の名前が出ない時、「あれ、それ」をやめる。必ず名前を言う。思い出さない時はインターネットでも見て探して言う。