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見習いたい健康法

2014-03-01 11:22:50 | 日記
塩谷信男氏は医者だ。100歳を越えて矍鑠とされていた。
塩谷氏の健康法は「正心調息法」。
正心とは(1)物事を前向きに考える (2)感謝の心を忘れない
(3)愚痴をこぼさない 以上の三つを守ることです。
最初はふりをすることから始めるべきだという。
つまづきも挫折も、自分の思いや願望を強めるために与えられたものです。そう思ったら、つまずきも挫折も感謝せずにいられないのです。
愚痴るのは気持ちのどこかに、つまずいた原因を他人のせいにするからです。甘えがある。感謝心があれば、すべて自分から出たのだと、愚痴ることはないと言いいます。
そうなれば、つまずきや挫折をバネに前向きに克服していける。それが強く思い強く願うことに可能にするのです。
氏は子供の頃病弱だった。具合の悪い所に手を当てて「治れ」と心で念じるとよく効いた。
戦争へも行った。医者なのに軍隊に入ると、爆弾を背負って敵の戦車に体当たりする訓練をしたという。その時、戦争で死ぬために生まれたのではない、と感じた。境遇を何とか変えたいと思った。境遇が変わった。境遇が変わった。氏は過去形、完了形でそう強く願いました。必死に願いました。すると、どうでしょう。確かに境遇が変わった。本部から呼び出しがあり、温泉場に連れて行かれ、そこの部隊長を治療せよ、と言われたそうです。部隊長の身体に手を当てて、氏は「治った」という想念を強く抱き、その想念を掌から部隊長の体内に送りこんだそうです。すると、部隊長は回復の兆しが見え出したそうです。
ここで、大事なのは「強い思い」「強い願い」を過去形か完了形にして手を当てることです。それは必ず実現するという確信を持つことです。「治れ」「治る」では駄目で、「治った」とすることがとても大事です。
赤ちゃんは大人が立って歩いているのを目にします。人間は立って歩くと思い込んでいる。「ひょっとすると自分はたてないのではないか」という否定概念はない。だから、赤ちゃんは歩くのです。インドでかつて、狼に育てられた少女姉妹がいた。彼女らは短命に終わりました。この少女姉妹は四足歩行で二足歩行できなかった。それは周りにいる狼たちがみんな四足歩行しているからです。二足歩行のイメージがないのです。これはイメージ力を証明するるものです。
氏は90歳を過ぎた頃から物忘れするようになった。人と話すとき、言葉に詰まって、単語がでない。特に人の名前が出なかった。その時、これはいけない、と思い、脳細胞の模型をイメージして、「私の脳細胞は若返った」と強く念じたという。効果覿面だった。
同じ理由で、正心調息法で痴呆症の90%は防げると確信している。
脳細胞に最も必要なのが(1)酸素(2)糖(3)タンパク質だと考えてるという。特に酸素が大事という。
糖でも甘いものは駄目で、脳で各種ホルモンの製造材料になる糖は、炭水化物として摂取しなければいけないという。摂取された炭水化物は肝臓で糖に変わる。この糖が脳細胞に行って各種のホルモンになる。肝臓の機能が衰えると痴呆症になりやすいという。ただ、炭水化物の米は白米より玄米です。白米は地面に播いても芽が出ない。玄米は芽が出る。玄米には生命力がある。生命力のある食べ物をとるのがコツ。
健康法には二木謙三博士を源流にして、空気系と栄養系の二つの流れがある。空気系は呼吸法が代表で、目に見えない物をイメージする。精神世界を重視するものです。
栄養系は栄養分子学の三石巌先生などです。三石先生は牛肉や卵を食べることを賞賛されている。しかし、三石先生は90歳代で死んでしまった。百歳全うできなかった。これは、やはり肉食が原因だと塩谷氏は分析する。日本人の腸は欧米人に比べ、長い。排泄されるまでに長時間かかる。長い腸は植物性食べ物に向いている。ところが、動物性植物が長時間滞在すると、動物性タンパク質が腐敗して毒素を出す。日本人は植物性食物、穀類や野菜に適している。だから、今流行りの炭水化物ぬきダイエットは危険極まりない。ご飯を食べないで肉をどれだけ食べてもいいというのは、長期的に見ると、怖いことになるようだ。あれは欧米人に向いていても、日本人には危険だろう。
90歳代ぐらいまでは、肉食でも運よければ生きられるようだが、百歳を超える人の日本人の健康法は圧倒的に多数は肉食を避けている。
健康法を唱える人が70代や80代で死ぬと信用おけない時代になっている。