やっと正式な診断が出ました。

正式で且つ信頼に足るに十分な診断が出ました。病名はやはり「肺胞蛋白症」です。が、不運にもオマケが付きました。初期の「特発性間質性肺炎」です。肺が線維化して硬化し酷くなると呼吸困難になってしまうんだそうです。wiki等で調べてみて下さい。国の難病指定を受けている大変な病気で公費適用です…。僕の居る病棟にこの肺炎を患って居られて苦しんでいる患者さんが何人かいらっしゃいます。間質性肺炎にも色々あって、まぁ、先生の話しを聞いていても???って感じです。幸い…幸いなのか微妙ですが、僕の場合は肺胞蛋白症の症状が先に進んでいて、間質性肺炎に関してはまだ初期段階なんだそうです。ただ先生曰く、間質性肺炎発症によって上がる数値が気になっているらしくて、今後十分に監視しつつ精査する必要があるとの事でした。病状の進行度合いも個人差があってかなり緩やかに進行し、ある日突然、「急性増悪」と言う状態に陥って容体が急激に悪化する事があるようです。そうなると命を落とす危険に晒されます。
僕の場合は取り敢えず「肺胞蛋白症」であり、それに加え「特発性間質性肺炎」の所見ありとの事で、まず、肺胞蛋白症を何とかしないと何も始まらないので、これの処置に掛かる予定です。再来週の水曜日に全身麻酔の上、全肺洗浄を行います。片肺ずつの洗浄処置で一回目の処置後、早ければ二週間後に二回目の洗浄を行います。但し手術室での外科手術と同様の段取りを踏むの為、手術室の日程と擦り合わせつつ処置の予定を組んで行くとの事です。
順調に行けば年末ギリギリで、また、遅くとも1月半ばまでに肺胞蛋白症の「初回」の処置を終える予定です。その後、経過を見ながら、適宜、加療するとの事でした。で、経過が良好であれば、一旦退院し、通院による精査と加療になります。間質性肺炎に関してはまだ数値が低いため特に目立った処置は行わないそうですが、状況に応じてステロイド吸引による処置も考えて行こうという話しでした。ま、こんな感じです。

しかし、まだ気になる話があって、肺胞蛋白症を患うと癌と非常によく似た検査数値が出るそうで、僕の場合もそのようです。CT等の検査では今のところ癌の所見はないという事ですが、肺胞蛋白症に肺癌が合併すると発見が困難になる為、その上でも、まず肺胞蛋白症を何とかしないと先に進めないという事でした。


僕ね、正直言ってもう少し軽いものだと思ってました。そう思わないと自分を保てないから。気力では絶対めげないでおこうと考えてます。しかしまぁ、揃いも揃って、肺胞蛋白症に特発性間質性肺炎、そして、まぁ、これはちょっとしたジョークですが、肺癌になると発見しにくい可能性大…ですか。　　

いやいや、肺癌の方がよかったです。出来れば。今の内に見つかれば助かる確率がかなり高いですから。僕自信も四捨五入すると40ですが一応辛うじて30代です。肺胞蛋白症の処置にも十分耐え得る体力がまだあります。しかし、特発性間質性肺炎。これは厄介です。まだどうなるか分かりませんが急性増悪になると助からない可能性がかなり高くなります。何年も掛けて緩やかにに進行し、体力が衰えてきた辺りで急性増悪になったりするんだとか。サイレントキラーですね。

いやいや頑張るよ、俺。自分で出来る事は何でも挑戦するよ。負けないさ、これくらい。蛋白症がなんだ！。肺炎がなんだ！。肺癌がなんだ！！。

自分がタバコの吸い過ぎで出た結果なんだから。自分が蒔いた種なんだから自分で摘み取るしかないよね。先生は僕にとって強力な助っ人だけど、一緒に闘ってくれるパートナーなのであって、基本、俺が頑張らな意味ないねん！！。

やってやる。絶対負けへんからなぁ！。みんな、俺の事、よーう見とってなぁ！！。まずは肺胞蛋白症克服やで！！その次、肺炎や！！。癌はまだ出てないからな。こわないこわない！！。やったるでぇ！！。

つ、疲れたなぁ。取り敢えず寝よ(笑。