七月に入りましたね。大阪は連日の猛暑&梅雨の雨で夜も非常に過ごしにくい毎日です(笑。ま、こんな「寝苦しい大阪の夏の夜」は野外に飛び出してドラムでも叩いてストレスを発散するのが宜しかろうと言う事?で、昨日の深夜(笑)に重たい自前のキットをクルマに積み込んで近所の山の中にある公園へMid-Night trainingと題して行って来ました。以前からこのBlogでも書いて来た通り僕の所属するバンドが復活することになり、7/9に昔頻繁に出入りしていたスタジオで軽くセッションする事が決まったのだけれど、僕はご覧の通り仕事でトラックに乗り日本中を駆け回る毎日を過ごしていて太鼓からは随分遠ざかっていた訳です。勿論ドラムの事を忘れた訳ではなくて常に頭の何処かで気にはしていたのですけど・・・。あのね、音楽の道ってプロを目指すにしても、趣味でやっていくにしても、結構大変なんだね。どう大変かって言うとやっぱ「常に不満との戦い」だからなんだね。もうね、何度も気が狂いそうになるくらい理想と現実のギャップに悩まされて来た訳なんだな。で、特にドラムっていう楽器は何処でも手軽に練習出来るって訳ではないのね。まず、音が異常にデカい。うるさい(笑。あんなもの自宅で叩こうものなら即刻近所からクレームが殺到するんですよ、当然ですが。ギターもベースもピアノだって確かに自分の好きなように練習するとなると自宅では難しいですがドラムはねぇ・・・。だから僕は練習パッドを使って簡単なルーディメントとか、とにかくスティックを握った時の感覚と最低限のスティックコントロールだけは忘れないようにと思って続けていたんです。でもドラムをプレイされている方なら解ると思うけど地味なんですよね、パッドを使った練習って。やっぱたまにはキットを思う存分叩きたいじゃないですか。でも、ドラマーとして明確な道が描けないで居る時期に労力を伴う練習は中々出来ないもんですよ。で、気が付いたら結構永い間太鼓自体を触っていない事に気が付いた。これはいけないと(笑。しかもいきなりのバンド復活。さらにさらにそのバンドが僕にとって一番愛着のあるバンドと来ては断る訳にも行かず、むしろ首を長ァーくして待っていた訳で(ホンマかいな)、やっぱ折角声を掛けてくれたメンバー達の期待に答えなくちゃ男が廃るってもんですよ。でね、まずは練習だ、と言う結論に達した訳です。それも本気で!!。だって久々にスタジオに入って簡単なギグをと言ってもせめてある程度のレベルはキープしたいじゃないですか。ギグに行ったは良いけど全然叩けないでは寂しいでしょう?それこそ自暴自棄に陥って「やめときゃよかった」ってなるのが関の山ですから。やるからには気持ち良いバンドのグルーブを楽しみたい。そこへ持ってきてウチのベースのヤツが復活に際して出してきた課題がこれ・・・。
Paul・McCartney&Wings 「BAND ON THE RUN」
「BAND ON THE RUN」と言えばポールのWings時代の名盤ですよね。で、1973年リリースのこのアルバムからはアルバムタイトル曲でもある「BAND ON THE RUN」とポールの愛犬の事を歌っている「JET」の2曲がシングルカットされて大ヒットした訳ですが、その大ヒット曲「JET」をやりたいと言い出したわけですよ。僕もWingsは大好きで「BAND ON THE RUN」は今でも良く聴くアルバムの1つですが、WingsのドラマーJOE・ENGLISHって言う人は結構地味に見えてそうでもない、よーく聴いてみると難しい事をしている人でノリはとってもソリッド。 いかにもRockしているドラマーで僕の好きなタイプです。結構影響受けてますよ。でもねぇ・・・、復活第一弾が「JETかいっ!!」っていうのもあるんですねぇ。「JET」って曲の構成が非常にバラエティーで変調しまくりでしょう(笑。しかもJOE・ENGLISHお得意の16分のノリの8ビートってのが厄介なんですよね。まず16分ノリの8ビートはまだ良い。僕も得意なテンポですから。でも曲構成がねぇ・・・。どっかに「JET」のスコアないかな、誰か持ってる人いない?(汗。憶えないといけないんですけど大変だなァ。譜面見ながらじゃないと叩けないかもなァ。ま、ノリで押し切ろう(爆。
CreamのFarewell Concertを見ながらフロアタムをバラしている図
さて、で、以上の理由から練習です。で、先週末辺りから自分のスリンガーのキットを久々に出してチェックしながらメンテナンスしていたんですがトンでもない事が発覚したんです。シンバルスタンドとかスネアスタンド、ハイハットスタンド等、所謂ハードウェア類の保管状態が少し悪くて埃にまみれていて(涙、しかも所々メッキが剥げて錆が浮いてたんです(ぉぃ。で、全部バラしてピカールっていうコンパウンドの入っている金属磨き(定番ですよね)で一生懸命磨いていたんです。ま、苦労?の甲斐あって殆どのスタンドが輝きを取り戻しましたが、ある物が無いことに気が付いたんです。それもドラムキットにとってはかなり重要度の高いハードウェアがですよ。あのね、何が無かったのかと言えばね、バスドラ用のフットペダルです。これ本当になくなり易いですよね。「え?そんなことは無い???」。僕ね、過去に2台無くしているんです。1台目はPearlのベルトドライブで結構安いモデルだったんですが僕が初めて買った自前のペダル。しかし、梅田のスタジオで行方不明に。2台目はYAMAHAのこれもベルト。シロ天で行方不明に・・・。で、3台目は友達に譲ってもらったPearlのチェーンドライブ。コイツはなんか動きがタルくてあまり好きじゃなかったのですけど、僕が現役の頃?最後に使っていたヤツなんですけど、確かケースに入れてなおしていた筈なんですが何処を探してもない!!。で、仕方なく買ってきましたよ。ペダルが無ければ話になりませんし。
TAMA
Iron Cobra HP900P
で、買ってきたのがTAMAのIron Cobra/HP900Pってヤツです。TAMAのツールは太鼓関係も含めて僕が初めて手にしたモノですが、楽器屋さんで試奏させてもらって結構良い感触だったのでコレに決めました。本当ならdwのペダルが欲しかったのですが資金的に無理だったので諦めました。でね、このIron Cobraシリーズにはベルトドライブもあったんですが、お店のオジサンに薦められるままチェーンドライブにしました。なんかねぇ、昔出始めだった頃のチェーンドライブのペダルみたくタルさがなくてスムーズな動きをしてくれて応答性も非常に良いです。ペダル自体も足にしっかりフィットしてくれるので気に入りました。唯一欠点(欠点と言えるかどうか・・・)中国製なんですよね。ま、いいや。いずれはdwを買ってやるうっ(笑。
さァ、練習練習!!。
今回はフルセットではなくて、ちょっとこじんまりしたセットで出撃してきましたよ。シェルはLudwigのスネアとSlingerのバスとフロア。シンバルはA-Zildjian全部持っていきましたがスタンドはハイハットスタンドとストレートスタンドの2本だったので「とっかえひっかえ」で使ってました。
練習しに行った公園ってのが結構山の中にあって周りに何も無いところなのでやりたい放題。ドラムをセットした場所の近くに公園の管理用施設(夜間は無人)が建っていてその壁に音が反響して自然リバーブとディレイが掛かって良い感じでした。そもそもこの公園に練習に行く事自体初めてだったんですが以前から目を付けていて行ってみたんです。音の反響が良くて癖になりそうです(笑。今回の練習ではポータブルのMDとレコーディング用のヘッドフォンを持っていって「JET」他お気に入りのナンバーを入れたディスクをオケにしてひたすら叩き続けました。いや、やっぱりドラムはイイ!!最高です。今まで溜まっていたフラストレーションが一気に解放されたようです。で、Jazzのスタンダードも何曲か持って行ってたので新たに新調したブラシでのプレイも楽しんで来ましたよ。ブラシ・・・萌え~♪(笑。で、結局叩きに叩き続け・・・
気が付けば朝になっていました(笑。でも心地良い疲れがあって、練習を終えた後の体の脱力感も懐かしく感じられる処でした。特に手は力み過ぎていたのもあって握力が完全になくなっていました。でも、これも太鼓を叩いた証です。大袈裟ですが・・・。よーし、来週はスタジオセッションだから土曜日辺りにまた行こう!!。
「BAND ON THE RUN」と言えばポールのWings時代の名盤ですよね。で、1973年リリースのこのアルバムからはアルバムタイトル曲でもある「BAND ON THE RUN」とポールの愛犬の事を歌っている「JET」の2曲がシングルカットされて大ヒットした訳ですが、その大ヒット曲「JET」をやりたいと言い出したわけですよ。僕もWingsは大好きで「BAND ON THE RUN」は今でも良く聴くアルバムの1つですが、WingsのドラマーJOE・ENGLISHって言う人は結構地味に見えてそうでもない、よーく聴いてみると難しい事をしている人でノリはとってもソリッド。 いかにもRockしているドラマーで僕の好きなタイプです。結構影響受けてますよ。でもねぇ・・・、復活第一弾が「JETかいっ!!」っていうのもあるんですねぇ。「JET」って曲の構成が非常にバラエティーで変調しまくりでしょう(笑。しかもJOE・ENGLISHお得意の16分のノリの8ビートってのが厄介なんですよね。まず16分ノリの8ビートはまだ良い。僕も得意なテンポですから。でも曲構成がねぇ・・・。どっかに「JET」のスコアないかな、誰か持ってる人いない?(汗。憶えないといけないんですけど大変だなァ。譜面見ながらじゃないと叩けないかもなァ。ま、ノリで押し切ろう(爆。
さて、で、以上の理由から練習です。で、先週末辺りから自分のスリンガーのキットを久々に出してチェックしながらメンテナンスしていたんですがトンでもない事が発覚したんです。シンバルスタンドとかスネアスタンド、ハイハットスタンド等、所謂ハードウェア類の保管状態が少し悪くて埃にまみれていて(涙、しかも所々メッキが剥げて錆が浮いてたんです(ぉぃ。で、全部バラしてピカールっていうコンパウンドの入っている金属磨き(定番ですよね)で一生懸命磨いていたんです。ま、苦労?の甲斐あって殆どのスタンドが輝きを取り戻しましたが、ある物が無いことに気が付いたんです。それもドラムキットにとってはかなり重要度の高いハードウェアがですよ。あのね、何が無かったのかと言えばね、バスドラ用のフットペダルです。これ本当になくなり易いですよね。「え?そんなことは無い???」。僕ね、過去に2台無くしているんです。1台目はPearlのベルトドライブで結構安いモデルだったんですが僕が初めて買った自前のペダル。しかし、梅田のスタジオで行方不明に。2台目はYAMAHAのこれもベルト。シロ天で行方不明に・・・。で、3台目は友達に譲ってもらったPearlのチェーンドライブ。コイツはなんか動きがタルくてあまり好きじゃなかったのですけど、僕が現役の頃?最後に使っていたヤツなんですけど、確かケースに入れてなおしていた筈なんですが何処を探してもない!!。で、仕方なく買ってきましたよ。ペダルが無ければ話になりませんし。
Iron Cobra HP900P
で、買ってきたのがTAMAのIron Cobra/HP900Pってヤツです。TAMAのツールは太鼓関係も含めて僕が初めて手にしたモノですが、楽器屋さんで試奏させてもらって結構良い感触だったのでコレに決めました。本当ならdwのペダルが欲しかったのですが資金的に無理だったので諦めました。でね、このIron Cobraシリーズにはベルトドライブもあったんですが、お店のオジサンに薦められるままチェーンドライブにしました。なんかねぇ、昔出始めだった頃のチェーンドライブのペダルみたくタルさがなくてスムーズな動きをしてくれて応答性も非常に良いです。ペダル自体も足にしっかりフィットしてくれるので気に入りました。唯一欠点(欠点と言えるかどうか・・・)中国製なんですよね。ま、いいや。いずれはdwを買ってやるうっ(笑。
今回はフルセットではなくて、ちょっとこじんまりしたセットで出撃してきましたよ。シェルはLudwigのスネアとSlingerのバスとフロア。シンバルはA-Zildjian全部持っていきましたがスタンドはハイハットスタンドとストレートスタンドの2本だったので「とっかえひっかえ」で使ってました。
練習しに行った公園ってのが結構山の中にあって周りに何も無いところなのでやりたい放題。ドラムをセットした場所の近くに公園の管理用施設(夜間は無人)が建っていてその壁に音が反響して自然リバーブとディレイが掛かって良い感じでした。そもそもこの公園に練習に行く事自体初めてだったんですが以前から目を付けていて行ってみたんです。音の反響が良くて癖になりそうです(笑。今回の練習ではポータブルのMDとレコーディング用のヘッドフォンを持っていって「JET」他お気に入りのナンバーを入れたディスクをオケにしてひたすら叩き続けました。いや、やっぱりドラムはイイ!!最高です。今まで溜まっていたフラストレーションが一気に解放されたようです。で、Jazzのスタンダードも何曲か持って行ってたので新たに新調したブラシでのプレイも楽しんで来ましたよ。ブラシ・・・萌え~♪(笑。で、結局叩きに叩き続け・・・
気が付けば朝になっていました(笑。でも心地良い疲れがあって、練習を終えた後の体の脱力感も懐かしく感じられる処でした。特に手は力み過ぎていたのもあって握力が完全になくなっていました。でも、これも太鼓を叩いた証です。大袈裟ですが・・・。よーし、来週はスタジオセッションだから土曜日辺りにまた行こう!!。
ハンドルちゃんと握れてますか?(笑
Wingsは自分も大好きです。Beatlesの次にはまったのがWingsでした。初期のアルバムを何枚か今も持ってます。
ところで「Band On The Run」のドラムって、Paulじゃありませんでした?Joe Englishは「Venus And Mars」から加入した人だったような…、違ってたらすみません。
あとこれもどーでもいい話なんですけど、「Wings Over America」でPaulが何度もシャウトする「But Come On!」って「バッカモーン!」にしか聞こえないんですよね(笑
・・・・・・うっ(汗
>ドラムはPaulじゃ・・・
・・・・・・げっ(そう言えば・・・Hi!Hi!Hiも盛り上が・・・バキィッ!!
そうそう、あのカチッとしたノリはPaulだよ。Lady Madonna辺りから既にPaul独特のノリがドラミングに反映され・・・ボキィッ!!(今頃思い出すなっ!!
どうもヤキが廻ったみたいやから逝ってくる・・・(どこに逝くねん!!
BeatlesのSTG.Pepars~(綴り合ってるかい?)のオープニングの冒頭で観客の騒めきが入ってるでしょう?あの騒めきを音量大にしてヘッドフォンで聞いてみてよ。注意深く。すると誰かが「ポールのあふぉー!!」って叫んでるのが聞こえるよ。このネタは昔から有名だから知ってるかなぁ・・・。本当は他の事を何か言ってるんだろうけど、俺的には「ポールのあふぉー!!」にしか聞こえないのですが・・・くだらないネタですたorz
しかし音楽の蘊蓄、特にBeatlesネタは昔からかなり自信あったんだけど意外に忘れてしまうもんなんだなぁ、情けない。マジで逝ってこよーっと。
いいさ、俺、オールディーズって言うベスト盤(アップルの正規盤。JOHNのBad-boyとか入っていたなぁ)とかヘイジュードのアメリカ盤12インチシングル持ってたから。随分前にいらないから売り飛ばしたのは内緒だけど。12インチシングルなんて聞いた事ないだろう?ヘヘェーんだ(バキィッ。いや独り言っす。
まじっすか!というわけで聞いてみたところ…、あっ!確かに遠くのほうで叫んでますね。一体誰が!(笑
いやでも自分はこのネタ全然知りませんでした。
>12インチシングル
…そもそもレコードって何インチが標準ですっけ(殴
Band On The Runのドラムについて、自信が無くてあとで調べてみたんですが、このPaulのドラミングを聞いてKeith Moonが誰が叩いたのか知りたがったとか。本当でしょうかね(笑
STGって・・・SGTやろ!。しかもPeparsって(
あ~あ。あんまり間抜けヅラ晒してたらビートルマニアに殺されるからマジ逝ってきます。
12インチシングルはLPと同じで30cmですね。ドーナツ盤は8インチだっかな、確か。で、ヘイジュードですがアメリカ盤でキャピタルが1970年にリリースしたアルバムの事です。mokoさんの所で話題になっていたでしょう。
「俺、持ってたも~ん!」
等と思いつつ見てたんですが俺から言わせるとあのアルバムはアルバムなんかじゃない!!って思ってるんです。だって12インチなのに曲数少なすぎ!!RainとかLady MadonnaとかOld Brown~とか、選曲悪くないけどステレオだからって2800円は高すぎです。EMI系は全体的に高いよねぇ、今でも。と言いつつHey Judeはかなり迷って中学の時買ったレコードでした。決め手は他のアルバムより1000円安かったから(w そんな訳で僕ら仲間内ではアレは12インチシングルだと決め付けています。
ちなみに本来の12インチシングルはドーナツ盤では入り切らない長尺曲の為にあった規格で80年代に流行ったんだよ。で、一応シングルだから12インチなのに45rpm(LPは33rpm)で両面合わせて5曲くらい入ってるのが通常です。今で言うマキシシングルみたいなもんですね。懐かしいなぁ。
僕個人としてはアナログ盤のAB面フォーマットって好きだったなぁ。いちいち裏返すってのが楽しくて良かったんだなぁ。気分も変わるし作り手もフォーマットを意識していたしね。
キースの話ですが聞いた事あるよ。真相はもう闇の彼方だけど・・・今頃キースはジョンと彼の地で息の合ったグルーブを楽しんでるかもね。ピートとロジャーも急に老けてしまったし・・・。