季節のブログ『ほっとひといき・四季の便り』

日本の美しい四季の移り変わりのなかで、季節の風景や食べ物など何気ない日常を綴る日記です

『2月が「冬」とは限らない話』

2019年02月02日 | 四季のことのは

今月2月は一年でいちばん寒く、かつ日数が短い月でもあります。といっても2月が最も寒いというのは主に北半球の国や地域のことですね。

南半球に位置するオーストラリアやブラジルなどでは、2月はむしろ暑い時期で平均気温が30度を超すことも珍しくありません。

つまり北半球の国や地域では2月は冬、南半球では夏という位置づけになるわけです。

私たちの意識のなかでは「冬=12月~2月」ですが、冬の定義は「寒い季節」というのが正解なのだそう。そのためオーストラリアやブラジルでは12月~2月を冬とは呼びません。

オーストラリアでは「夏=12月~2月・冬=6月~8月」、ブラジルでは「夏=11月~4月・冬=5月~7月」になります。

こうなるとクリスマスは夏の時期に当たるわけで、まさに「真夏のクリスマス」が実現してしまうのです。

「世界は広い」ということなのか、それとも「私たちの常識は世界の非常識」ということなのか。

ここのところは「所変われば品変わる」とでも言っておきたいと思います。

(※画像はオーストラリアの街並みと海の風景)

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