季節のブログ『ほっとひといき・四季の便り』

日本の美しい四季の移り変わりのなかで、季節の風景や食べ物など何気ない日常を綴る日記です

『大晦日・除夜の鐘を聞きながら』

2017年12月31日 | 四季折々の風景

いよいよ大晦日、平成29年ともお別れの日です。

ついこのあいだ新年の箱根駅伝中継を観たばかりのような気がするのに、もう大晦日というのは何だか変な気がします。

年を取ると月日が早く過ぎるように感じますね。

これは日常生活の経験値によるもので、子供のころは何でも珍しく感じるのに対し、年を重ねるごとに目新しいものが減るせいだといわれています。

初めて訪れる場所に着くまでに時間が掛かるように感じるのと反対に、帰り道はあっという間と感じるのと同じようなものだそうです。

とはいえ、今年もいろいろなことがありました。

日々、小さな出来事に笑ったり怒ったり悩んだり落ち込んだり…、とあわただしく一年が過ぎていくものですよね。

来年平成30年に望むことは、まず世界の平和、そして家族や自分自身の健康と幸せでしょうか。

みなさまの平成29年はいかがでしたか?

どうぞ、みなさまの平成30年に幸せな出来事がたくさん起こりますように…と心からお祈りいたしております。

どなた様も、良いお年をお迎えくださいませ。

--------------------------------------------------------------------

『新年に向けておせち料理の準備』

2017年12月30日 | 日本の四季の風習

毎年この時期になると、おせち料理の準備であわただしくなります。

祖母や母の時代のように、お正月の料理をすべて手作りすることはないとはいえ、まったく作らないというわけではないからです。

我が家で手作りするのは、八つ頭芋やコンニャク、ドンコなどの煮物。大根ナマスやほうれん草の胡麻和え、松前漬け、お雑煮用の汁、漬け物など。

たいした量ではないものの、忙しい暮に料理をするのは気が急くものです。

母が高齢になってからはデパートなどのおせちを買うようになりましたが、以前はすべてを我が家で作っていたのですから当時の苦労が偲ばれますね。

こうして作ったおせちですが、お正月にいただくのは大きな楽しみです。日頃は口にできないアワビやイクラ、大きな車海老など美味しいものがいっぱいだからです。

ほんの少しだけ日本酒を飲み、ほろ酔い気分でテレビの正月番組を観るのも良い気分です。

この愉しみを考えて、今日は頑張って料理を作ることにいたしましょう。

--------------------------------------------------------------------

『金融界も仕事納め・大納会』

2017年12月29日 | 四季折々の風景

本日は証券取引所の『大納会』の日です。

昨日12月28日は官公庁の御用納め、本日は大納会と聞くと一年の終わりを感じます。

東京証券取引所を始めとする日本取引所グループでは、この日に年内の取引を終了しお招きしたゲストとともに「手締め」を行ないます。

今年の東京証券取引所の大納会のゲストは、囲碁棋士で棋聖・名人など七冠の井上祐太さん。ゲストには毎年活躍された方が招かれるそうで、平成14年には野球の長嶋茂雄さんが招かれています。

実は、私は若いころ、日本橋の証券会社に事務員としてお勤めしていたことがあります。

まだ株取引がコンピュータ化されておらず、兜町の取引所で場立ちさんが活躍していた時代の話です。

午後3時過ぎに勤め先のビルのエレベーターに乗っていると、そろいのブレザーに身を包んだ体格の良い場立ちさんたちが帰社する姿をよく見かけたものです。

当時、日本橋界隈にはたくさんの証券会社が軒を並べ「兜町」は日本の株式の中心した。

その兜町の立ち合い場も平成11年に廃止されています。今年に入って兜町の再開発計画が持ち上がり、いずれは高層のオフィスビルが建設されるという予定だとか。

でも『大納会』と聞くと私が思い出すのは、ブレザー姿の場立ちさんや東急デパートがあった日本橋界隈の懐かしい風景なのです。

(※画像はJPXこと東京証券取引所)

--------------------------------------------------------------------

『官公庁・企業の御用納め』

2017年12月28日 | 四季のことのは

平成29年も残りわずかとなり、本日は官公庁や企業の『御用納めの日』です。

御用納めは仕事納めともいい、一年のうち最後の仕事のことをいいます。自営業や店舗の方には当てはまらないかもしれませんが、いかにも年末と感じる習慣のひとつですね。

官公庁など行政機関の休日に関する法律では、「12月29日から1月3日までを休日とする」と定められています。

一般企業もこれに倣うところが多く、サラリーマンの方は本日で仕事納めという方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

例年、年末年始は営業をするデパートも、今年は元旦1月1日と2日をお休みにするところが出てきました。

理由はデパートで働く従業員さんの労働環境の改善のためだそうです。

昔のデパートは週一回休業、三が日はお休みだったのではないでしょうか。確か「伊勢丹は◯曜日がお休みね、京王と小田急は◯曜日がお休み」というように覚えて、買い物に出かける日を分けていたような記憶があります。

いつの間にか毎週のお休みはなくなり、元旦から営業するのが一般的になってきました。

私が暮らす田舎町でもコンビニや一部の店舗は正月も営業しています。利用する側からすると便利で助かりますが、働く方のご苦労が察せられます。

みなさま、今年も一年お世話になりました。お疲れさまでした!

--------------------------------------------------------------------

『年末・懐かしい餅つきの思い出』

2017年12月27日 | 懐かしの記憶

我が家の両親がまだ若く、私が幼い少女だったころの話です。

小さな工場を営んでいた我が家は、年末になると家族・従業員総出で餅つきをしていました。

餅つきの舞台となるのは狭い工場の一角。

まずは製造機械や荷物を片付けてスペースを作り、せいろで大量のもち米を蒸しておこわを作ります。

狭い工場のなかに派手な湯気があがり、ほかほかのおこわ飯が蒸し上がる瞬間は「わぁーっ」と声を上げたくなる楽しさです。

蒸し上がったばかりの白いおこわ飯を祖母が小さなおにぎりにし、「あちち」と言いながら私の手に乗せてくれます。

そのおこわ飯の美味しかったこと、美味しかったこと…。

私は祖父や父、従業員のおじさんたちがつくお餅よりも、おこわ飯が楽しみで仕方なかったものです。

つき上がったお餅は祖母や母が取り粉を付け、丸型にしたり大きく伸ばしてのし持ちにします。一部は鍋に入れて柔らかいまま保ち、大根おろしやアンコをつけていただきます。

子供にとってはワクワクうきうきする年末の餅つき。美味しいおこわ飯の記憶と共に、私の懐かしい思い出のひとつです。

--------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑

当ブログのTOPへ

◇◇◇

Copyright © 季節のブログ『ほっとひといき・四季の便り』 All Rights Reserved.