うるわしく♪うららかに♪いけたらいいね。

日々のアレコレや子供達の成長の記録など、気が向いた時に。

* ピンクリボン・・・乳癌再検査

2011-12-29 22:21:30 | 私・・・ズッコケている様です。
なんでこんなに忙しいんだろう?
って思うぐらい、
わけわからないうちに日にちが
過ぎていった12月でした。

とうとう今年も残りわずか。

それでも
今年中にやっておきたいことが
まだ残っていて・・・

何が一番大事か
考えるまでもなく、

答えは

「乳癌検診の再検査を年内に受けておく」

ってことでした。

12月3日に行った健康診断で
見つかった、
左胸のしこり。

指摘された時は、確かにそのしこりが
私の指にも触れていて、

「コリコリと楕円形の指の爪ぐらいの
 大きさの塊がこんにゃくの奥にある」、

みたいな感じ。

不安で毎日毎日触っていて、
しこりに触りすぎて、
グイグイ押したらつぶれないもんかと
色々やってみたりして、
そんなことしているうちにとうとう
胸に青黒くアザが出来てしまって
触れるだけで痛い!(><)みたいな
そんな状況になってました。

しこりそのものは痛みも何もなく、
例えば、乳癌の発見でよく言われる
皮膚の引きつりや
えくぼみたいにへこむ、なんて
ことはなかったのだけれど、

気にしすぎて、
触りすぎてアザになったのです。

そりゃー、

「乳癌に似たしこりがここにありますよ」

って言われて、

気にしない人がいるんですかい?!
ってね。

で、アザになって痛くなっちゃったので
しばらく触れないでいたら、

いつの間にか

「あれ?どこにあったんだっけ?」

ってわかんなくなっちゃって。
自分でしこりを探せなくなっちゃって。

なんだかんだ、
癌かもしれないぞ!なんて
脅されながらも、

その一方で
生後8ヶ月のべべダーには
ずっと授乳を続けていたのだけれど。

周りの身内に

「がん細胞がひょっとしたらあるかもしれないのに、
 そんなおっぱいから出る母乳をあげても大丈夫なの?」

なんて心配されながらも、

おっぱい星人の8ヶ月の息子は
おっぱいなしじゃ
生きていけない。

生命存続の天秤にかけた結果、

とりあえず、
母乳飲ましとく!

という答えを選んだのでした。

で、いつの間にかわかんなく
なっちゃったしこり。

「癌だったらしこりが消えるわけがないわな」

なんて自分で少しホッとしながらも、

最初に指摘された時だって
言われなきゃ気づかなかった私だった
んだから、

「やっぱりちゃんと再検査を受けなくちゃ」

という思いが
バタバタと忙しい12月中、
ずっと頭の片隅に
モヤモヤした不安と一緒にあったわけです。

それでどこに再検査に行こうかと

夜中にネットで色々と調べて
みたりしたけれど、

「乳癌」
「ピンクリボン運動」

なんて言葉をよく耳にするように
なったわりに、

乳腺専門のお医者さんって
意外に少ないのです。

「え?こんだけ?」

びっくりするぐらい
少ない。

がんセンターに行って精密検査でも
よかったけれど、
やっぱり専門にしているところで
診て貰った方がずっと安心できる。

それで、札幌乳腺外科へ
再検査をしてもらいに行きました。

年内、29日の午前中までなら
診察してくれるということで、
大慌てで駆け込み。

決して大きくはないこじんまりとした
クリニックだけれど、

乳腺外科に特化した
専門クリニックなだけあって、

みんなおっぱいのプロでした。

検査の作業はとっても
スムーズで2時間半ほどで
全て終わりました。

授乳中で乳腺が張っていて、
ちょっと押しただけで
母乳が出てきちゃう状態の
私のおっぱいだったけど、

ここではそんなことは全然
気にせず、

マンモグラフィーも快く
何枚も撮ってくれました。

ありがたい。

他の病院とか

「授乳中の人はマンモグラフィーは
 撮れない」

と断られることが多いのです。
関係なく撮ってくれるのは
さすが、乳腺外科だ!

しかも、ここのマンモグラフィーの機械は
とってもソフトタッチで、
全然痛くない。

授乳中で乳腺が張っている私だったのに、
痛くないなんてすごーい。

エコーも、触診も
丁寧に時間をかけて
調べてくれました。

エコー検査用のジェルは
ちゃんと温めてくれてあって、
心遣いを感じました。

細胞診は切開するなどの
手術もなくて、
注射針で取るだけ。

検査するべきことは
全て検査してくれて、

その日のうちに
結果がわかりました。

先生曰く、

「結論から言うと
 しこりはミルクが固まった塊でした。
 安心してください。」

って、ニコニコと笑顔。

ホッ。

そうだとは思ってたんだけどね。
あぁーーーーーーーー!
良かった!!

授乳中だからしこりは母乳の塊、というのは
絶対ではなくて、
授乳中でも癌になる時はなるんだそうで、
しこりを放置せずに再検査を受けに来たのは
賢明だった、

と言われました。

検査してみなきゃ
それが癌のしこりなのか
母乳の塊なのかわからないから、と。

「安心して新しい年を迎えて
 下さい。
 ご家族も心配したでしょう。」

心に染みた先生の言葉。

赤ちゃんが生後6ヶ月を過ぎると
だんだん母乳を飲む量が減ったりして、
乳腺の中にしこりとして
固まったりすることが
多々あるそうです。

放っておくと、それはそれで
乳腺炎になったりして
それはまた大変なのだけれど・・・。

仮に癌だったとした場合に
母乳を与え続けることについては、

赤ちゃんには何の問題もないそうです。

母乳を与えている本人の方は、
癌があるのに授乳を続けていると
癌細胞の成長を助長する場合が
あるとかで、
そういうデータもあるけれど、

ということでした。

全て結果オーライでよかった!!

心底、ホッとしました。

きっと、今度のことは
神様からの警告なんだと思う。

自覚症状がないのをいいことに
「大丈夫だ」ってあぐらをかくな、

と。

ちゃんと健診を受けよう、
これからも!

数年前に乳癌で大切な友人を亡くしてから、
乳癌には特に敏感に反応する私。
なめちゃいけないことは
よーくわかってる。

健診しないで放置して
手遅れの状態になんか
絶対にしない、したくない。

子供を産んでから
自分自身に対する考え方が変わりました。

今の私は、自分は自分のために
生きているんじゃない。
幼い二人の子供を保護して育てなきゃ。
健診を受けずにいて早期に気づかず、
無責任に子供達を放置して死ぬわけには
いかないのです。

乳腺外科のクリニックで
各検査を待っている間、
周りを見ていて思いました。

え?この人が?

と思うような、本当に普通の人が、
とても綺麗な人が、
体形に関係なく、小さい人も
大柄の人も、
年齢も若い人、年配の人、
デパートの地下の食品売り場で
お隣でお買い物していそうな、

そんな街中で当たり前のように
すれ違っていそうな女性達が、

みんな処置室から出てくると
手に点滴をしていて、
あぁ、あれはきっと抗がん剤なんだ・・・
って思いながら、

明日は我が身かもしれないって
思ったのです。

私は絶対にならない、ってことは

ありえない、って。

私もきっといつかなるかも
しれない、って。

だから、
本当に、ちゃんと健診を受けよう!

って。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« * お正月のお花 | トップ | * お正月の準備 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

私・・・ズッコケている様です。」カテゴリの最新記事