* 安産祈願

５月１０日（土）。

妊娠５ヶ月に入った最初の戌の日だったので、
「函館八幡宮」に
安産祈願に行って来ました。

この町で暮らし始めて４年目。
初めて、函館八幡宮へ行ったわ～。

（私はロープウエイの近くにある神社を八幡宮だと、
　ずっと勘違いしてた。）

観光地から離れた山の中にある八幡宮は、
由緒ある風情のたたずまい。
境内から海が望めて、
意外と大きくて荘厳で、
山の小鳥達のさえずりが聞こえていて
静かで、

ほぉ～♪　なかなか良い所。

なんか、ここは鎌倉とか京都とか奈良みたいな
雰囲気だった。

安産祈願の祈祷の時間がわからなかったので、
朝、電話して問い合わせてみたら

「いらして頂いた時に祈祷致します」

とのお返事。

東京の水天宮だとさ、
戌の日は妊婦でごった返していて
３０分間隔に祈祷がある、って聞いていたから・・・

函館八幡宮のこのお返事には、
かなり拍子抜け(・A・）　でした。

１０（土）の六曜が「先負」だったので
縁起を担いでお昼を過ぎてから訪れたら、

境内に入ってみると、

戌の日なのに誰もいない。

ポツ～ン・・・。

ネットで北海道の安産祈願を調べていた時に
なんとなーく感じていたのだけれど、
北海道ってあんまり「安産祈願」をする風習が、
ない？みたい？
（わからん）
どうやら？

ん～。
この状況（戌の日なのに誰もいない）が
確かにそれを物語っていたかもね。

お陰で、
私達夫婦二人だけで安産祈願をしてもらいました。
二人っきりの、
安産祈願フルコース！

なんて贅沢！

東京の水天宮だったら、こうは
いかなかったかも。

神殿の前で、

「函館市○○○に住まう～ぅ
　○○の○○（夫の名前）～
　５ヶ月になる子を宿したる～ぅ　妻○○○～」

って
住所と名前まで神主さんに読み上げてもらって、

和紙を短冊状に切った「モノ」とか、
黄金の、鈴がたくさんついている「モノ」とかで、

よくわからないのだけれど、
たくさんお払いをしてもらいました。

玉串も二人でお供えしました。

太鼓もドンドン叩いてもらいました。

内容が充実していて、

「あぁ、こりゃ絶対に安産になるわー」

って、祈祷してもらいながら、
すっかりそんな気になっちゃった私。

最後に、神主さんから

「欲しくても授からない人たちが大勢いる中で、
　こうして新しい命を授けていただいたのですから
　出産まで大切に命を預かり、
　無事に安産で新しい命を迎えましょう。」

というような内容の言葉をかけて頂いて、

不覚にも、ワタクシ、涙が落ちそうになりました。
ウルウル。

函館八幡宮からは、
木箱に入った安産祈願のお守りと、
御祝いの昆布を頂いた♪



函館八幡宮、いいかも♪

産まれたら、
初宮参りに必ずまた訪れなくっちゃ！

お礼しなきゃ、ね！

「こんなん、出て聞きましたー！ありがとうですぅー」　って。

安産祈願。
厳かな二人だけの祈祷は、いい体験でした。

be´be´のお陰で、
人生の新しい経験をたくさんさせて貰っています。