暑さ寒さも・・・は今年は通用しなくて残暑の厳しいお彼岸となりましたね。
夫のご先祖様に参っておはぎをいただいて・・・・・家でのんびり過ごしています。
丁度昨年の今頃実母が施設に入居しました。
遠くに住む長女(67歳)と次女(65歳)に助けてもらいながらの引っ越しでした。
先日、母用ブログ(姉妹で密に連絡を取るためと共通認識をもてるようにと設置)を読み返してみました。
一人暮らしが無理かなと思われ始めた昨夏の母の混乱に慣れていない我々の混乱ぶりがちょっと笑えました。(当時は必死でしたけれどもね。)
最近その母も漸く落ち着いてきてくれましたので、私たちもちょっと心穏やかに過ごせています。
いろんな事がありすぎて、心身が壊れそうになった事もありましたので良くやってきたよね~と三人で自画自賛。
遠い親戚と第三者の何と厄介で無責任なのかというのを痛感したこの一年でした。(三女も含む)
何度送らないでと手紙や電話でお願いしても塩分の高い食品(食塩、醤油、肉味噌、漬け物)を送りつけて来る人たち(過去記事こちら)
母が、『病気はもう治った。お医者様が何を食べても良いと言った。』と言っていた事が後で判明。
だからといって、家族を無視して送りつけるってどうなの?ただのええかっこしたいだけの自己満足じゃん!!と怒り心頭のクラリス・・・。
施設に相談して母への宅配便は一旦スタッフ預かりにして私に電話をしてもらうことにしました。
その後電話口で中身を確認して渡して良いかどうかをスタッフさんと相談して判断することにしました。
そうしたら母は『◯◯さんが折角送ってくれた物をクラリスが取り上げる。こんな悲しい事はない。死んだ方がマシ』と三女に言って、三女からは『貴方が厳しすぎるから母が可哀想』と怒られ・・・・。
近くに住む者の宿命と思い家族代表も引き受けてあれこれ施設のスタッフさんと良い関係を築けているのに身内からののしられると心が萎えてしまってというようなこともありました。
それでも、母の体の事が一番ですので何度も何度もお願いをして最近ではほとんど食べ物は送って来なくなりました。送って来なければ取り上げなくて済みますからね。
そして現在、母とも適度な距離と時間を保ちつつ(急な用事がない限りは施設に行かないということです。)私の心も平静が保てている様な状況です。
母は小さい頃から気位が高くなんでも自分が一番でないと気が済まない人だったそうです。今でもそれは変わりません。ますます頑になりつつあります。
そういう母に育てられた私たちは多分世間一般で言う様な母娘の関係とはかけ離れているように感じます。
自己肯定感がとても低いまま育ちました。
現在はそれぞれ自分たちが築いた優しい家族たちのお陰でその自己肯定感を高めることもできつつあります。
そんな母が年を取って私たちを頼ってくるのは当たり前の事だしとても嬉しいのですが、口調は昔のままの何様?とも思える偉そうな上から目線の口調です。
人にお願いしたりやってもらったりする口調ではありません。(親子でくだけた調子で言う様な意味合いのもではありません。)
昔から実家で働いていた従業員さんに対してもそうでしたが、施設のスタッフさんに対してもそんな口の利き方しか出来ないのである意味可哀想な人かも知れませんね。
それでも施設の方々はそういうお年寄りにも慣れているので平然とお世話をしてくださいます。
身内の私には中々そこが落とし込めなくて納得できていません。なので、納得がいくまでは時間が必要かなと自分に言い聞かせています。
最近母娘の関係で苦しんでいる著名人のことをネットや雑誌で読んだりすると、私だけではないんだなと安心します。
私が娘に対して気をつけている事は、私が母からやられたり言われたりして嫌だった事はしないように言わないようにしているという事です。
親からの言動には多大な影響力があることを経験済みですので(苦笑)
頂いたジュースの箱の蓋をかじって、その後疲れて寝てしまったコタロー君です。
(段ボールをかじるのが僕のお仕事です。byコタロー)