マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

国よりも自分

2008-08-20 01:57:54 | Weblog
 オリンピック選手は、国の為に闘っているのだろうか?いや、まず自分の為だろう。結果としてそれがメダリストにでもなれば、国の為になったと言うことになるのだろう。考え方として、国の為に闘うんだという気持ちで臨むことで、それがプレッシャーからの解放につなげた選手もいると言う話を聞いたこともある。これはゴルフでの話だが(笑)。結局は自分の為、これが立前ではない本音だと思う。これは、どの国の選手達も同じだろう。

 中国は今でこそ各競技で驚異的な強さを発揮しているが、その昔、国際大会で活躍できるのは卓球くらいだった。その卓球では、多くの子供達が幼少の頃から英才教育を受ける。だからこそ層も厚い。例えれば、福原愛ちゃんが中国には数千人位の単位でいるのだ。でも自国の選手になれない事がわかると、他国へと行ってしまうのである。それも今ではジュニア時代からだ。各国へ受け入れ先を探し出て行ってしまう。しかも家族を残し一人でだ。

 今回の卓球で日本代表として出場している韓陽選手も、卓球選手として日本へやって来て日本に帰化した一人だ。確かオーストラリアのチャン選手もこうした選手の一人だ。その選手達が、生まれ育った中国で他国の選手として闘うのである。テレビを見ながら、どんな気持ちで闘っているのだろうと思ってしまった。もちろん自分の為だろう。でもここまでする選手は他の国ではまずいない。とにかく自分の為だ。わかり易いのだが…よくわからない(笑)。

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