私は以前に『恐怖の大王』の項で雷恐怖症について触れたが、実は閉所恐怖症でもある。
もしも、私の乗っているエレベーターが、地震か故障かで止まってしまったら、おそらく私は恥も外分もかなぐり捨てて、エレベーターの扉の間に、指を入れて力ずくでもその扉をこじ開けるのに、必至になることだろう。もちろん、「開けろー」「助けてくれー」「早くここから出してくれー」等と叫び続けながらやるに違いない。まさにパニッ . . . 本文を読む
オフィスのある六本木から自宅まで帰宅する途中のことだ。夜の11時頃のことである。私は246(青山通り)を車で走っていた。ちょうど渋谷の歩道橋のある交差点のところまで差し掛かった時に携帯電話が鳴った。メールの着信音だ。前方の信号は黄色に変わったところだ。普段、黄色なら私的にはGOだ。だが、メールの内容が気になってブレーキを踏んだ。…と、突然、人が飛び出して来た。
その飛び出して来た人は、私の車 . . . 本文を読む
この時期(4月)になると、我が社のスタッフは健康診断を受ける。社内規定では、ある年齢に達すると健康診断も人間ドックに変わるのだが、私は代表ということもあり、この健康診断が実施され始めた頃から、ずっと人間ドックを受けている。もう十数年毎年やっているので、勝手がわかっているという言い方も変だが、もう慣れたものだ。
人間ドックは検診部のある病院で行なわれるので、手慣れた医療スタッフが検診に当たっ . . . 本文を読む
今日は今年初めての雷鳴を聞いた。…と言うより、空は真っ昼間だというのに真っ暗で、私的には本来なら「雷鳴を聞いた」等という呑気な言い方では決してない。私にとっては、『恐怖の大王』がやってきたという感じなのである。なぜならば、私は『雷恐怖症』だからだ。
これは、子供の頃の出来事がトラウマになっているからである。小学校から帰り、近くのお店まで買い物に出かけようと思った矢先に、凄い夕立と共に雷が . . . 本文を読む
前項で私は『異人さん』と言う表現は自主規制の対象になるのかな?…と自問自答してしまった。実は、こんなことがあったからなのである。
番組のナレーション原稿の中で、私は『インディアン』という表現を使ったのである。そしたらMA(音声編集作業)の時に、番組の女性プロデューサーから「『インディアン』という表現は使っちゃダメよ」と言われてしまったのだ。私は『えーっ、何で?』と思ってしまったのである。メジ . . . 本文を読む
ゴールデンウイークが近づいてきた。旅行にレジャーにと、もう皆それぞれに予定は立てていることだろう。もちろん、故郷への帰省を考えている人達も多いはずだ。
私の故郷は、福島県の会津地方にある小さな田舎町だ。私は両親が既に他界してしまっていることもあって、滅多に帰ることのない故郷になってしまっているのだが、今年の冬は記録的な豪雪で、田舎の友人達が声を揃えて「とにかく帰って来いよ、もの凄い量の雪なん . . . 本文を読む
私はエスカレーターに乗ると、ついつい歩き出してしまう。これは上りだろうが下りだろうが同じだ。特にせっかちだからというわけでもない。その証拠に階段などは、気怠さ一杯にして、ゆっくりと上り下りをしている。エスカレーターは黙って立っていても勝手に前に進んでくれるので、これに歩行を加えると更に数倍は早くなる、というようなお得感があるからなのだろうか、とにかく私はエスカレーターに乗ったとたんに、パブロフの . . . 本文を読む
テレビ番組リサーチ会社であります、弊社(株)フルタイムのホームページが一新され、5月1日よりアップされます。その中に『代表のページ』が新設されました。私のブログエッセイ『マヌケ便り』を載せて行きます。ホームページのイメージはこんな感じです。 . . . 本文を読む