マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

北京オリンピックが終わって…

2008-08-25 00:04:40 | Weblog
 閉会式もすごかったなぁ。何がすごいって、全世界に対して中華人民共和国と言う国の勢いを誇示したところがすごかった。開会式では本当に驚いたし…。もちろん競技でもだ。メダル総数こそアメリカには及ばなかったものの、金メダルの数ではあのアメリカをも圧倒した。様々な競技で、この国の強さをまざまざと見せつけられた。

 とにかく、全世界に対して大国としての中華人民共和国であることの位置付けを、この北京オリンピックを通して出来たのではないだろうか?国民にとっては、大きな自信であり誇りになったことだろう。そして2010年には、上海で国際博覧会が行われる。どこまですごくなってしまうんだ、この国は?本当に共産圏?…と言う感じだ。

 私はまだこの国には行ったことがない。でもそのすごさに圧倒された。もちろんテレビでわかる範囲、感じる範囲だ。開会式や閉会式で見られる北京市内は、もはや東京にも引けを取らない大都市だ。マラソン競技からも伺えた街の様子でも、それはわかった。すごい国になった。もう人民服と自転車の国と言うイメージは、完全に払拭されている。

 スポーツの祭典に絡んで政治的な事は書きたくはないのだが、今や日本はこの国に対しODA供与は行う必要はないんじゃないの?…と強烈に思ってしまった。1979年から始まったこのODA供与は、現在に至るまで既に3兆円を超える額になっていると言うではないか?しかも、このODA供与は今後も続けられるのだと言う。

 先般、日銀は景気の下方修正を出した。明らかに不況に向かっているのを私自身も実感している。地方財政などは、バブル崩壊後も立ち直る事ができず困窮したままではないか?このオリンピックを通して感じた中国はもう立派な大国だ。もっと政府は自国の状況を鑑みるべきではないのかな?他国支援している場合では…ないでしょう?

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