健康診断週間

　今週は弊社の健康診断週間である。今日７日（月）から１１日（金）までの間で、スタッフそれぞれが都合の良い日を選んで病院へ行く事になっている。役員と４０歳以上のスタッフは人間ドックだ。私は代表ということもあり、ここ十数年毎年行っている。今日７日が、早速私の人間ドックの日だ。早く寝なければならないのにこんな時間だ（焦）。

　これまでの人間ドックでは、大病の予兆でひっかかる事はなかったのだが、年齢なりにあちこちガタは来ている。とりあえず、治療の必要や薬の処方もなく経過観察ですんではいる。それでも、ドックを受けて目に見えて衰えて来ているのがわかる数値がある。握力だ。人間ドックを始めた十数年前は両手共に６０以上はあった。それが年々下がり出して、昨年は４０まで落ちた。

　これって意外とショックなのである。私は高校時代に器械体操部だった。当然鉄棒も種目の一つなのでやることになるのだが、大車輪は握力が４０以上ないと、遠心力で吹っ飛んでしまうのだ。あの高さから、更に上に飛ぶことになるので結構な高さから落ちることになる。今やったら、…と言ってもまずできはしないだろうが、確実に吹っ飛ぶだろう。

　実際に一度技を失敗して吹っ飛び、セーフティーマットの無いところへ頭から落ちて脳震盪を起こし、救急車で運ばれたことがあった。意識はあったのだが、目の前が真っ白になった。本当の真っ白だ。脳震盪のショックで視神経が一時的に麻痺したのだろう。目が全く見えないのだ。光だけは関知できるから暗くはない。だから真っ白な世界だ。病院へ着いて暫くしたら見え始めたのだが、すごく嬉しかった。見えない間は、すごく怖かったからね。