桂幸丸 故郷福島応援落語会

１ヶ月以上前になるだろうか？
幸丸さん（タイトル写真）から落語会の案内が届いた。
こういう言い方もなんだが、いつもはご招待で届くのだが今回の落語会はタイトルの通り、『桂幸丸 故郷福島応援落語会』と言うことでチャリティーの為にチケットは購入しなければならない。
故郷福島応援落語会の為なら幾らでも払う。
思い切って２枚購入した。
１枚、に、二千円だが（汗）？
それが下の写真。



私は落語家で親交があるのは、幸丸さんくらい。
だから落語を聴きに行く時は、幸丸さんが出演する時に限っている。
幸丸さんは、私が大学時代のサークル（インカレ）の後輩の旦那さんで、その後輩の女性から紹介してもらい知り合った。
偶然にも、同じ福島県の出身だった。
私が知る限りだが、幸丸さんは福島県唯一の真打ち落語家だ。
もう随分と古い付き合いになる。

今回の会場は、『お江戸上野広小路亭』で私は初めてのところ。
後輩のＹくんを誘ったのだが、上野なんて本当に何年ぶりだろう？
余裕を持って出掛けたせいか、かなり早く着いてしまった。
なので、アメ横を見て回り時間を潰していたのだが見事なデフレの街（笑）。
Ｔシャツが１枚２７８円だ。
部屋着になら何の問題もない。
息子達の分も含め全部で８枚買った。

買い物をしながら改めて思ったのだが、アメ横に来たのは大学生の時以来だ。
大学時代に私がよく着ていたポロシャツが、『ラコステ』だ。
『ラコステ』と言えば、クロコダイルのマーク（ロゴ？エンブレム？）でお馴染み。
そのクロコダイルだが、胸のマークは緑色が当たり前。
ところが、『ＰＯＰＥＹＥ』に、青いマークの、『ラコステ』のポロシャツが、アメ横で売っていると言うので買いに来た事があった。
今にして思えば偽物だったのかも知れないが、『ＰＯＰＥＹＥ』は私の大学時代のバイブルだ。
偽物だろうが、『ＰＯＰＥＹＥ』に載っていたんだからそれでもう納得だ（笑）。

時間が開場近くなったので、『お江戸上野広小路亭』に戻ろうとしたのだがメールが入った。
漫画家の、小沢カオルちゃんからだ。
「今日は、『ゴロウΦデラックス』の追加ロケで御徒町に来ていて、今はロケバスの中で待機中です」と言う内容。
思いっきりニアミスだ。
偶然もいいところ。
開場間際だったので敢えて待機中の場所は訊かなかったが、『お江戸上野広小路亭』もＪＲなら最寄り駅は御徒町駅だ（笑）。

ところで、『桂幸丸 故郷福島応援落語会』だが、久々に幸丸さんの楽しい落語を聴くことが出来た。
震災後に、被災地を慰問で回った噺には聴き入ってしまった。
私も避難所でボランティアをしていた。
その時の情景も思い起こされた。
今週の土日は実際に南相馬市の、緊急時避難準備区域に出向いて来る。
福島第一原発からは、３０キロ以内のところだ。
もはや私が行ったところで全く何も出来ないのだが、あの惨状は何故か目に残して置きたいと思った。
行って…来ます。