マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

天罰?

2006-06-26 01:51:34 | Weblog
 私は腰痛持ちである。高校時代に器械体操部に所属していたのだが、その時の酷使がたたってか、腰痛とはそれ以来の長い付き合いになる。

 その私の唯一の趣味がゴルフだ。腰には、もっとも良くないとされているスポーツだ。だから私は、腰のケアには日々気を使う。私には整骨院に主治医がいるくらいだ。「そこまでして、やりたいのか?」とよく言われるが、そこまでしてやりたいのだ。

 私は、この唯一の趣味であるゴルフを、少しでも長くやっていきたいと思い、自分なりに決めていることがある。『練習をしない』ことだ。練習は覿面に腰にくる。だが、練習もしないで、上手くなれるほど甘くないのがゴルフだ。

 だからその分、私はゴルフ書を乱読する。そして気がついたことがあれば、自分の部屋の中では、シャドースイングをしたり、風呂場では、鏡の前でスイングフォームの確認をしたりしている。だが、やはり実際の球筋を見たり、打感で確認してみないとわからないことは多々ある。そんな時は、やはり練習場に行くしかない。

 それで昨日、久々に練習をした。最初はアプローチを軽く、そしてハーフスイングでやって一箱(35球)が済んだ。『いける』と思い、もう一箱やることにした。ところが、フルスイングで半箱ほどやって、もう腰にきた。

 仕方がないので、椅子に腰掛け周りの人達の練習の様子をうかがっていた。ハッキリ言って、参考になる人はまずいない。反面教師にもならない、見苦しいだけの人がほとんどだ。

 特に酷いのは、私の右隣でやっているオッサンだ。球にクラブが当たる前にマットにクラブの当たる音がする。だから、そのオッサンの前の芝生のところには、まともに当たらなかった球がゴロゴロしている。

 暫くして、そのオッサンの球が無くなった。すると、そのオッサンはクラブで芝生のところに転がっている球を、拾い集め始めたのだ。これはみっともないし、そもそも危険な行為である。得てして言えることだが、ゴルフの腕前とエチケットやマナーは比例すると言われているが、これは練習場でも同じことのようだ。
 
 そして、そのオッサンが、もう一つ先の球を取ろうとして、一歩足を踏み出して身を乗り出した時だ。2階打席でチョロった球が、そのオッサンの頭の上に落ちてきて、「コツン」と音がした。吹き出しそうになったのは、私だけではなかったはずだ。これも、天罰?



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