いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

根の深い木 第22話

2014年05月22日 | 根の深い木
最終回へ向けて、どんどん話が展開していきます。
あ、むしろ展開というよりは、どんどん流れてゆく~って感じかも。
密本内部でいろいろ起こるので、派手さはないですけれども、
どうしようもなく歴史が動いてゆく、大きな流れに運ばれて行ってる気がします。

どんなにあらがっても、あらがいきれない大きな流れが、
チェユンとソイを飲み込んでいってしまう。

うえ~ん!嫌な予感がする!


《あらすじ》

密本らが必死で探し求める解例とは、ソイ自身だった。
ソイのもとへ、刺客が走る。
ジョエンと、ジョンス、そしてユン・ピョン。

彼らは、おのおの不思議な歌を歌う乞食の一団と遭遇していたが、
この歌の意味に気付いたのは、ユン・ピョンだけだった。
本元からの指示を受け取っていたのだ。
「文字は、印刷物以外の方法で伝播される。どんな手を使っても阻止せよ」

ユン・ピョンは、歌を教えてくれた女の居場所を聞き出すと、
彼らをひとり残らず斬り殺した。
ただひとり、その場を離れていた男を除いて……。

王は、クンジから報告を受けた。
密本は解礼を探している。ソイの場所も知られた。万事休すだ……。
ただ、情報をまとめると、密本が分裂したのは確かなようだ。
「なぜこうもこじれてしまうのだ」

子どもに配るアメの用意をしていたソイは、トックムと一緒に連れ去られた。
犯人は、ユン・ピョン。
ジョンスとジョエンは、状況を理解した。
「我々は、争う理由がない」

一方、ギジュンたちも、ジョンスの裏切りに気がついた。
もしジョンスが解例を手に入れれば、王の側につくこともあり得る。
ギジュンへ持って来たとしても、ただでは渡さないだろう。
なぜ、ジョンスは裏切ったのか?
ギジュンは、その理由を調べるよう、ハンに命じた。

チェユンはソイの元へ急いだが、道ばたで芸人たちは殺されており、
ソイの姿はなかった。
子どもたちがやってきて、奇妙な男のことを教えてくれた。
背が高くて、色が白く、恐ろしい声をした男。
ユン・ピョンは子どもたちが文字をどこまで知っているか、確認していたのだ。
さいわい子どもたちは、まだ字について習い覚える前であった。
「この歌は、二度と歌うな。死を招く歌だ」

チェユンは地元の役人の元へ行き、馬をかりだし、山野を捜索するよう命じた。
王に渡された印が役に立った。
都へと馬を駆り、タムの言葉を思い出す。
「わたしを探さないで」
(ダメだ!それはダメだ!タム!)

モギャとトックム、ソイは三人一緒に小屋へ閉じ込められた。
文字の流布計画は阻止された。
ギジュンはひとまずホッと息をつき、王は落胆した。
三人の女官を前に、解例のありかを聞き出そうとするギジュン。

泮村。
ヨンドゥは元気がない。ケパイが姿を消してしまったのだ。
ところが、山でひとり遊んでいると、ケパイが現れた。
「おじさん!みんながおじさんを悪い人だっていうの……
そうだ、おなかすいてない?」
ヨンドゥは喜び勇んで山を下りていった。

宮中では、天地契員である人々が、世論を覆そうと、
人々の説得を行っていた。
マルリの抵抗が大きいが、彼もまた、王に仕える信念の人なのだ。

マルセンは、いまだにぶつくさ文句を言っている。
密本を処罰しない、という提案に納得がいかないのだ。
しかし、王は本気だ。問題は、密本が王を信じるかどうかだ。

ギジュンも、王の宣言のことを知った。
ハンが調べてようやくわかったことだ。
朝廷の密本たちは、誰ひとり、このことを報告しようとはしなかった。
すでに皆が揺らいでいる証拠といえよう。
これで、シム・ジョンスが裏切ったわけもわかった。
密本は、このままでは崩壊する。
ハンも、トダムも、必死にギジュンに懇願する。
今は文字よりも、組織を守らなくては!
三峯先生とその一族、そしてギジュンの父、チョン・ドグァンの弔いも、まだ十分ではない。

チェユンは、タムのことが心配でたまらない。
いてもたってもいられず、とうとう王に謁見を申し込んだ。
ムヒュルはいい顔をしない。
「ご心労の王様に、お前が会って何を申し上げようと言うのだ」
チェユンの決意は固い。
「お会いしなければならないのです。どうしても」

チェユンは、王に謁見した。
王はチェユンと目を合わそうとしない。
視線を避けるようにして、つぶやく。
「何か用があるのか?ソイは必ず捜し出す……捜し出して……」
「また迷っておられるのですか?
大丈夫です。タムを危険にさらしたのは私です。
私が捜し出します。まだ手がかりはありません。
でもこのままここでじっとしてはいられません。今からわたしはタムを探しに行きます。
ですから王様は、王様の道をお進みください。
揺らぐ事なく、お進みください。
タムがいれば、同じ事をいったでしょう」
チェユンは深く頭を下げた。
顔を上げた時、その頬には一筋の涙が流れていた。

とはいうものの、タムのゆくえになんの手がかりもないチェユン。
途方に暮れて泮村を歩いていると、ヨンドゥの姿を見かけた。
この子なら、ケパイの居所を知っているんじゃないか?
だが、ヨンドゥは怯えている。
密本の疑いをかけられて、村の者たちや自分が捕らわれた恐怖を忘れてはいないのだ。
チェユンは、ヨンドゥに優しく伝える。

ソイが、連れ去られたこと。
おそらく、ケパイと一緒にいるだろう、ということ。
ソイとは、子どものころからの仲良しだということ。
ソイと自分の親たちは死んでしまい、今はふたりだけであること。
だから、絶対に見つけたい。見つけてやりたいんだ、と。

何かを言いかけたヨンドゥだったが、女将の攻撃的な物言いに、また口を閉ざしてしまう。
「知らせがあったら、教えます……」

がっかりするチェユンだったが、食べるものを持って山へむかうヨンドゥの姿にピンと来た。
そしてそっと、後をつけた。
おそらく、あの子はケパイと会うのだ。
案の定、ヨンドゥは山で「カルペイ!」と呼び声をあげた。
チェユンが足下から隠し刀を引き抜くのと、
背後からケパイが斬りかかるのは同時だった。
チェユンをはね飛ばし、ケパイはヨンドゥを背負って山道を駆ける。
(ヨンドゥが危ない)ケパイは必死に彼女を守るつもりだ。
最後の手がかりが、消えた。
チェユンはただ、タムの名を呼び、涙を流した。

王は、かねてより疑っていたイ・シンジョクと密かに接触しようとしていた。
シンジョクは、ジョンスの裏切りを知り、考えをまとめようとしていた。
本元には裏切りを察知され、王には密本だと気付かれたのではないだろうか?
いったいどのように立ち回れば、うまくいくのだ?

ギジュンは、密本を守らねば、というハンの進言にうなずいた。
三峯先生の理想、宰相総裁制を掲げ、王と闘うのは密本の使命だ。
それが民のための政治であり、朝鮮が続く限り、イ・バンウォンと先生の闘いは続くのだ。
ハンは、ホッとしたようにギジュンの言葉に相づちを打ったが、
本元の話には、まだ続きがあった。

「だが、文字は違う。イ・ドとわたしの思想をかけた闘いだ。
わたしはイ・ドの蛮行を見過ごせぬ。
国を治めるものが民を使い、責任も取れぬ、確証も持てぬことを試そうとするとは!
たかだか50年しか統治できない一介の王ごときが!」
ハンはギジュンのかたくなな態度に態度に頭を振ったが、
ギジュンには考えがある。
少し遅くなったが、密本組織を立て直すことができるだろう。

ジョンスは、ギョクヒと情報を交換し、解例がチャンアム村にあること、
村にはソイがいることについて考えていた。
そして、インジの言葉を思い出す。
「あの娘は見たものをすべて覚えてしまうんだ」
(ソイが、解例?)

チェユンは、タムを探す手がかりを見つけた。
皆殺しにされたと思っていた芸人の生き残りに出会ったのだ。
ここが、突破口になるか?

王は、誰にも知られぬよう、シンジョクを密かに呼び出した。
庭園で酒席を設け、尋ねる。
「密本か?」
シンジョクは手が震えおののくが、「突然何をおっしゃるのですか」と、かわした。
王も笑いながら、冗談だと断った上で、重ねて尋ねた。
「もし、万が一そなたが密本なら、宰相総裁制を確立する機会をなぜ拒否した?」
シンジョクの目が大きく見開かれる。
「ただの戯れだ。深刻になるな。
宰相総裁制は密本の大義であろう?なぜそれを拒否したのだ?
ああ、あくまでそなたが密本だと仮定してのはなしだが」

怯えていたシンジョクは、覚悟を決めた。
「どうやら面白いあそびをご所望のようですね。
では私が密本だということにして、お答えいたしましょう。
我ら密本は、おっしゃるとおり三峯先生の宰相総裁制を掲げております。
それを実現できる取引を拒否したのは、内部に違う考えのものがいたからでしょう。
私はそれが不満でたまりません。他に優先すべきものがどこにありますか?」
「密本の内部に、分裂が生じた?」
王の指摘に、固まってしまうシンジョク。

ふたりは笑って、これはあくまで言葉のあそびなのだというていを崩さない。
「では、ついでに聞いておこう。余は密本に名乗り出るよう申したが、
なぜ、そなたは名乗り出てこないのだ?」
「それは……信頼の問題でしょう。
果たして王様を信頼してよいものか。
三峯先生が殺され、逆賊の烙印を押されて数十年になります。
その年月を一夜にして忘れられるかというと……」
「余が安心を与えられないというのなら、自身で作ってみてはどうだ?」
「自身で作ると申しますと?王様、わたくしが愚鈍なせいか、お話しがよく理解できません」
「はっはっはっは、もどかしいな。
いや、今夜はこのあたりにしておこう。
そなたの芝居があまりに見事で、本当に密本かと思ってしまったぞ」
「さようでございますか」
笑いのうちに、酒が酌み交わされる。

自分が密本だと発覚するのは、時間の問題かもしれない。
シム・ジョンスは、覚悟を決めて本元に会いに行った。
「裏切り者め!よく顔を出せたな!」
ギジュンはジョンスをののしるが、ジョンスにも言い分はある。
自分が身を捧げたのは、一族の命運を懸けたのは、
三峯先生の大義を掲げたチョン・ギジュンであったはずなのだ。
「文字公布の恐ろしさを説いただろう!お前にもわからんのか!」
弟子を一喝するギジュンだが、ジョンスは動じることはない。
「解例を渡します。文字創製の阻止を望むなら、それを使えばいい。
その後は、私が密本を率いて、三峯先生の遺志を継ぎます」

その頃、シンジョクも辞去しようとしていた。
先に席を立ったシンジョクの背に向かい、王は告げる。
「チョン・ギジュンをわたせ」
シンジョクは、驚愕する。
「それが信頼の証となろう。
そしてそなたが密本を率い、宰相総裁制を提言してゆけばよい」

チョン・ギジュン、イ・ド、イ・シンジョク、シム・ジョンス。
それぞれの思惑が交差する。

(つづく)

んま~!狐と狸が魑魅魍魎、といった感じですね。
密本分裂かー。
それも今の状態じゃあ致し方ないでしょう。


呵々大笑する前の意味深な口元。王様、役者よのぅ。ハン・ソッキュすげぇ。

だってジョンスの言い分に、十分納得できるもん。
文字公布を阻止したあと、どうなるの?
俺たちの目的は、宰相総裁制をしいて、朝鮮をよい国にして、
民を守っていくことじゃないの?

だいたい、今回がんばって文字公布を阻止してもさー、
イ・ドが生きてる限りはどうしようもないんじゃないの?
またこっそり公布の計画を練るかもしれないじゃん。

さっさと宰相総裁制を確立して、王の好き勝手できないようにしたほうが
よさそうな気がするよね。
文字の正体を知らないジョンスにしてみればさ。

ギジュンはこわいんだろうね。
この文字が公布され、皆が使うようになればいったん世界がカオスになるから。
新しい秩序が出来上がるまでには時間がかかるし、
その混乱が恐ろしいんだと思う。
その間に国が弱体化するかもしれないし、
民が知恵を持ってもいいことない、と考えてるんだ。

民はいつまでも愚かで、守ってやらなければならない生き物のままの方が、
政治はやりやすいんだろうな。
子どもにしたって、まだ一人で歩けなくて、背中におぶわれている間が一番楽だもの。
歩き出したらもうどこいくかわかんないからね。
たいへんだろ、あれは。
ギジュンは、民のことを考えているようで、縛っておきたいだけなんじゃないかな。
過保護なお母さんだね。

王様は、密本を朋党として表舞台に引っ張り出し、
対等に議論しよう、と提案している。
王自身が三峯先生の思想に共感しているし、ジョンスは王を信じたほうがいい。
その方が、自分の大義のために活動しやすくなるよね。

シンジョクが、王様からギジュンを売って、密本の本元になれば?と言われているけれど、
これはジョンスに言った方がよかったことかもしれない。

シンジョクとジョンスは対立しようとしているけれど、
この王様の動きで、やっぱり手を組もう、ということになるかもしれない。
シンジョクは本元の地位なんてどうでもいいわけだから。

ただ気になるのは、ギジュンが言っていた、「ある考え」
遅くなったけどいい考えがある、みたいに言ってたでしょ?
密本をまたひとつにまとめるために、どういう手があるんだろう?
そこがとっても気になるね。

王様は、なんとかして文字を公布したい。
ギジュンに邪魔されたくないから、
ギジュン以外の密本を味方に取り込みたいわけだ。

流布は失敗したけど、大丈夫かな?
ん-、でもいざとなれば、「それは脅迫でしょ?」と言われていた、チェユンの秘策があるし。
詳細不明だけど。

公布さえ成功すれば、流布はちょっと遅れても、なんとかなると思う。

問題はタムだよね。
「私を探さないで」と言われたものの、そういうわけにはいかないのがチェユンなのだ。
だいたい、ソイが解例だというなら、探さずにはいられないじゃないか。

私の希望通り、ユン・ピョンに捕まったはいいものの、こいつやっぱこわいやつなんですよ。
あの村の子どもたち、もし文字を教わっていたら、皆殺しにしたと思う?
どう思う?
殺し……てたかもしれないよねぇ。
彼は殺人機械として育て上げられちゃったんだから。
タムの強さに触れ、人として生きる道を見つけてくれればいいけど……。


あらゆるシーンで「変な声」と言われるピョンくん。確かに顔立ちのわりに声は低い。

ケパイを疑ったチェユンは、お門違い。
だけど、涙ながらにヨンドゥに訴えるシーンは、わたしも涙ぐんじゃった。
でもねぇ、チェユン、あんたがタムを大事に思うように、
ヨンドゥだってケパイを大事に思ってるのよ。
お父さんみたいだっていってたでしょ?
牢屋に閉じ込められたのだって、こわかったのよ。
あんたのこと、すぐには信用できないのよ。
わかるでしょ?

それぞれが、自分の大切なものを守ろうとしているだけなのに、
互いが争うことになってしまうなんて、悲劇だね。
イ・ドは暴力を捨てて、毒を内包する苦悩する王になったというのに、
ギジュンが暴力を捨てようとしない、ってどういうこと?
そこにすごく腹が立つ。
論破できなきゃ、暴力か。
イ・ドは嘘をついていた……って怒ってるわけ?
子どもか!

ほんと、お偉いさんの争いに巻き込まれる民こそ、いい迷惑だよね。
みんなが仲良く、しあわせに暮らすための宰相総裁制でしょ?
文字の公布でしょ?

民衆のことを考えている人同士が争って、いいことなんか無いよ。
もうなんとしてでも、タムを奪還し、文字公布をやり遂げてほしいです。
予告ではタムは無事っぽいが、回想シーンと言うこともあり得るし……。
マジでヤな予感。

この期に及んでヘタレ気味の王様に喝をいれるチェユンは偉い。
タムが行方不明になって気が狂いそうなのはチェユンの方なのに。
そこをぐっとこらえて、王様に気合いを入れに行く。
それが愛する人の夢を叶えることになるから。
三人でかわした約束を、果たすことになるから。

若き王を覚醒させ、息子の死に狂いかけた王を救い、
いままた道を踏み外しそうになる王を支えたチェユン。
王からもっとも遠く、もっとも近い者。
それがカン・チェユンであり、彼に代表される民であるのです。


でもホントは冷静ではいられないわけよ。

正直、王様って商売はキツいよ。
彼らの希望を一身に背負って、彼らの欲望の渦に飲み込まれないように竿をさし、
最大多数の幸福を保証していかなくてはならない立場ですから。
「民と責任を分かちあいたいんだろう?自己責任っていって押しつけたいんだろ?」と
ギジュンは囁くわけでしたが、開き直って「そのとーり!」と言ってしまいたい。私が王なら。

「今までだって俺たちは責任を負ってきた」とチェユンが言ってましたが、
どっちかというと、「結果を引き受けてきた」と言う方がより正確ではないかな。
もちろん、「責任を取る」=「結果を引き受ける」ということなのですが。

世の中の一番上の端っこにいる王と、世の中の一番下の端っこにいるチェユンは、
同じくらい苦しいんだなーと、なんだかしみじみ思ってしまいました。

ギジュンはさぁ、チェユンの思いに触れたことがあるでしょ?
「世の中に卑しい命などない!」って、チェユンがあなたを救ったでしょ?
あれに関しては、どう思うわけ?
そこのところをじっくり聞いてみたいよ。
文字公布=民の欲望を解き放つ=地獄て、なんつー発想だよ。
君こそ三峯先生の思想を理解していないんじゃないのかね。
カリオンとして暮らした日々は、君に何をもたらしたのかね?


真の意味で、民を愛していると言えるのか、君は。




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2 コメント

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まったく同意ですよ! (ビスコ)
2016-02-02 09:02:55
しーまさん、ありがとうございます。
最終回の記事をアップしてなくて、逆に申し訳ない!
一度書いたのを間違って消しちゃって、
それ以来、書き直し更新していないんですよ~。

しかし、わたしもしーまさんの感想にすごく共感しました。
うんうん、そうそう、って思います。

彼女たちはああいう結末を迎えてしまったわけですが、
あの国、あの時代に生きていた大勢の市井の人々が、
ラストシーンで描かれたふたりのように、しあわせに生きる未来を手に入れた、ってことだと思うんですね。

それこそがふたりの夢であったし、
ソイが心から望んだ結末であったと、わたしも思います。

ふたりが好きすぎるから、そのブログの方は悔しかったんですね、きっと。
その気持ちもわかるわ~。

つらいけど、バッドエンドじゃない終わり方だったと思います。

わたしも近々再視聴して感想まとめたいです!

長文だなんてお気になさらずに、
感じたことをたくさん書いてくださいねー。
みなさんのコメントで、訪れてくださる方にも
より楽しんでいただける記事になると思いますので。
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今ごろ… (しーま)
2016-02-01 22:04:28
今ごろ、こんなコメントごめんなさい。

でも誰かに聞いてもらいたくて。

そしたら帰れるかビスコさんしか考えられなかったのです。



「善徳女王」の二次小説を読み漁っていたら、

ある方のブログで「根の深い木」についても

書かれていて、最終回についてでした。


いろんな受け取り方、考え方があるから

どれが正しくて、どれが間違ってるとかはないと思うけど、

その方は、最終回に納得がいかなかったのか、

無駄に人が死にすぎ!(って、それは私も思いました)

それにラストのシーンは、あれじゃあソイの人生全否定だと思う!


ってあったので、

私はそうは思わないな…って。


私はあのシーンがあって、心が慰められました。

あれは、ソイがこうなったらいいな、と思い描いた未来で、

それはチェユンといっしょになって幸せに暮らす、っていうよりも(もちろんそれも大切だけど)、

誰もが普通に文字を使って、学べる未来。

それがソイが命がけで叶えたかった夢。


だからソイは幸せだったと思うのです。

為すべき事をみつけられ、

為すべき事を為すことが出来たのだから。


多くの人は為すべき事すらみつけられずに死んで行くのだから。

そして最期は愛する人の胸で逝けたのだから。



文字はその後もそんなに使われなかったみたいだけど、

それでも、ソイは幸せだったのです。

命がけで夢を叶えるために努力できたから。

そしてそんなソイの夢を叶えるのが

チェユンの望みだったのだから、

ふたりは幸せだったと思うのです。



そして、それを表したのが、最後のあのシーンだと思うのです。



ビスコさんに甘えてしまって、こんなに語ってしまいました。

長文読んでいただいて、ありがとうございました!
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