船着き場にハマシギたち。
目をつむりながら,ごはん。
めんこ,めんこ。
羽衣に変化がある子を探してみた。
いた,いた。
お腹が黒く,まだらになってきており,肩羽のあたりにも,わずかに夏羽が見える。
ここにも春が来つつあった。
足にフラッグとメタルリングを付けた子もいたっけ。
標識報告フォームが,山科鳥類研究所のホームページに置いてあって,簡単にネットで報告できるようになっている。
この子も,ほかのシギたちと変わりなく,元気に動き回っていた。
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この10日後。
ちょこっとだけ覗いてみたら,同じところに,同じようにしていた。
羽衣は,もう少し夏羽よりに,換わってきていた。
こちらは,もっと。
標識シギは,前回と同じ個体のほかに,別の個体もいた。
標識調査(バンディング)は,かすみ網で捕獲して,調査員(バンダー)が,足環やフラッグなどの人工物を付けるので,鳥には,それなりにダメージを与える調査方法だ。
将来的な鳥の保護には,基礎的な生態を知ることが必須ではあるが,それよりなにより,見つけた場合,報告しないと,標識を付けられた鳥が浮かばれない。
(2024/03/31,2024/04/10 ハマシギ)
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