相馬港で探鳥した後,車で北上すると,右手の海上にカモメ類の大きな群れが見えた。
ウミネコだろう,とは思ったが,念のため,車を停めて確認する。
ぅおっ!
いたのは,ウミネコのほか,オオセグロカモメ,セグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カモメ。
すごっ!
まず,オオセグロカモメ。
当地では少ないセグロカモメ。
薄い色の背が,超うれしい。
県内では久しぶりに見るワシカモメ。
シロカモメの成鳥は,こちらでは希少。
以前も成鳥は少なかったが,この群れには複数入っていた。
ひと回り小さな、カモメ。
以上,カモメ類の主要メンバー勢ぞろい。
ただし,このときの撮影は,ほぼ全滅。
大好きなカモメたちが次から次に飛んできて,息をつぐ間もなかったのもあるが,興奮して,本能のおもむくまま撮り続け,シャッタースピードが変わっていたのに気付かなかった。
無茶苦茶楽しかったから,良いけど。
翌日の午後,撮り直しに行ったのだが,残っていたのはウミネコとオオセグロカモメだけ。
そして,前日に見ていなかったユリカモメの群れ60+が新たに入っていた。
近年,カモメ類が激減してしまい,しょんぼりだったが,それを補って余りある至福の時間だった。
渡りで沖合を北上する途中,このエリアに休憩したのだと思うが,栄養補給は,この周辺の名物,ホッキ貝だったようだ。
最初は貝殻が打ち上げられたものと思ったが,中身入りだった。
ホッキ貝の中身だけが打ち寄せられた場所もあり,カモメたち,食べ放題だった。
強風が吹き荒れ,海が荒れていたので,こんなことになったのだろう。
この日は,ここよりもさらに北側の釣師浜(つるしはま)にも,昔日の盛期を超える群れが入っていた。
(2024/03/02-03 カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,ユリカモメ,ウミネコ)
<追記>
たぶん,ここに掲載しておかないと,掲載しないままになってしまうので,シロカモメをもう少し,張っておく。(^^ゞ
青森県の一部や北海道では,普通に見ることができるカモメなので,シロカモメへの思いを言うと馬鹿にされそうだが,ホント,出会えて嬉しくなるカモメだ。
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