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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

捕りたい鳥 vs. 捕られたくない魚

2024年08月11日 | 宮城県_仙台市(蒲生)

 ササゴイは,狩りの名手とされている。

 この日は,運良く,そのササゴイの狩りを観察することができた。
 
 しかし,成功確率は,今季の東北楽天ゴールデンイーグルスの勝率までも届かない感じ。
 
 平たく言うと,5割以下,ということ。
 
 最初は,なかなか型の良い獲物をゲット。
 
 
 ほう,さすがだな。なかなかやるな。
 


 
 と,思って,次も...,と,狩りの名手ぶりを期待し,固唾を飲んで,見ていたが,
 
 
 
 
 失敗。
 
 
 すごすごと岸辺に引き返す後ろ姿。
 
 
 気を取り直して,再度,狩りのポジションに付くが、
 
 
 また,同じように,失敗。
 
 
 
 
 失敗すると,盛大に飛び散らかした水飛沫が,なんとも悲しい。

 水飛沫と共に,魚まで飛んでいるし。
 
 
 これって,このササゴイが,不器用,というより,魚の方の生き残り戦略に,素直にはまっていたのかもしれない。
 
 数匹だったら,狙いも付けやすいが,群れが大きく,密になると,狙いが絞りにくくなる。
 
 このササゴイの名誉のためにも,今回に限っては,魚の方が一枚上だった,としておこう。

 それでも,何回目かのチャレンジは成功。
 
 
 
 
 すぐ近くにいたアオアシシギも,魚を捕ろうとしていた。
 
 
 
 アオアシシギは,少し上に反ったくちばしを水に入れ,直線的に走る狩りをすることがあるが,この日は,まさに,そんな狩りをしていた。
 
 
 
 
 魚がたくさんいるのが,水上からもわかる状況の中,2羽のアオアシシギが,魚を捕えようとしていたが,少なくとも,私が見ていた間は,成果なし。
 
 
 ササゴイの待ち伏せ型狩りに比べると,走るエネルギーを相当使っていたので,『労多くして功少なし』そのもの。
 
 
 ササゴイは,何匹か捕まえていたようだが,アオアシシギの方は,この後,どうだったのだろう。
 
 さらに南に渡っていくのに,たっぷりと栄誉を取らなくてはいけないのだが ...。
 
(2024/08/03  ササゴイ,アオアシシギ)
 
 
 
 


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