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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

子どもたちがやって来た

2024年09月07日 | 宮城県_仙台市(蒲生)

 シギ・チドリの,秋の渡りが,続いている。

 渡り前半は,成鳥が中心だったが,今は,今年生まれの子どもたちが,多くなってきている。

 この子は,蒲生干潟にいたキアシシギの子。

 茶色がかったグレーに,白い星が,ちりばめられている感じ。

 子どもは,くちばしも,羽も,新鮮。

 子ども,と言っても,この春生まれだから,人間だったら,まだ赤ちゃん。

 それでも,生まれたロシア方面から,越冬地のオーストラリア方面にまで,渡っていく。

 体力的にもそうだが,捕食者もいて,命がけだ。
 これから,南下していくと,台風なども,くぐっていかなければならない。

 キアシシギは,同じ干潟に,成鳥たちの姿も見えた。

 こちらは,同じ日,鳥の海の海苔屋さんの前にいた個体。

 成鳥は,胸からお腹にかけて,細かな模様がびっしり。
 これはこれできれい。

 蒲生で,キアシシギの子と一緒にいたのは,オバシギの子。

 蒲生は1羽だけだったが,鳥の海には,2羽いた。

 ここでは,飛翔姿も観察できた。

 シンメトリーの,後ろ姿。

 キアシシギもそうだったが,子どもは,羽がすごく新鮮に見える。

 飛んで戻ってくるとき,一緒にいたソリハシシギとの,2ショット飛翔も撮れた。

 背中のパターンが,美しい。

 近くには,当年生まれのトウネンもいた。

 当年生まれのようにちっぽけなので,『トウネン』(当年)なのだが,正真正銘の当年のトウネン。

 鳥の海の浜の方には,15羽程度のミユビシギの群れも入っていて,群れの中に幼鳥の姿も見えた。

 幼鳥は,白黒がはっきりしている。

 ミユビシギは,宮城県内でも越冬するシギだが,この群れは,さらに南下していくのかな。

 なお,子どもと言えば,ハヤブサの子どもも,シギ・チドリの群れに付いてきていて,ときどき突っ込んで,シギチを飛ばしていた。

 狩りは,失敗続き。

 シギ・チドリたちにとっては,良かったが,ハヤブサの子も,生きていかなければならない。

(2024/08/31  キアシシギ,オバシギ,トウネン,ミユビシギ)



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