はまっていた,というほどではないが,チョウやトンボを撮るために,マクロレンズは,常に2~3本は手元に置いて,楽しんでいたことがあった。
しばらく前に,レンズはすべて売り払ってしまったが,最近,また,虫が面白くなってきてしまった。
で,ご近所に出かけ,手持ちの100-500mmのズームレンズで,キチョウを撮影して楽しんでいたのだが,
久しぶりに図鑑を見ると,何と,知らない間に『キチョウ』は,『キタキチョウ』と『ミナミキチョウ』に分けられ,『キチョウ』というチョウは,いなくなっていた。
宮城県にいるのは,『キタキチョウ』らしい。
分類については,以前から,トンボ分野では,カワトンボが,『ニホンカワトンボ』に統一されたり,鳥分野では,ハヤブサが,タカの仲間でなくなったり,メボソムシクイに,『コムシクイ』と『オオムシクイ』が加わったり,と,結構,変更されて,混乱してきているが,こんな身近なチョウも,分類が変わっていた。
なんも変わらないものと,のんびりしていて,キチョウなんか(ごめん!),図鑑でも確認していなかった方が悪いのだが,ホント,びっくりした。
その世界の方々は,半端じゃなく,その生き物たちが堪らなく好きで,何かがどこかにいっちゃっている変態(褒め言葉です!)で,泥沼の中の住人。
そういう凄い人たちが決めているんだから,しょうがない。
(2024/08/10 キタキチョウ)