記憶が定かではないが,以前は,こんなに頻繁にマグロを見たことがないと思う。
何マグロかはわからないが,今回は,往路でも,復路でも,多数のマグロが観察できた。
最初は,水しぶきしか見えなかったので,イシイルカかな,とも思った。
が,勢い余って空中に現わした姿は,マグロだった。
水面下の魚の動きで,海面が細かく波だっていることを,「なぶら」というが,復路の凪の海面では,なぶらも多数観察できた。
イカが激減している,という話しをよく聞くが,マグロの餌となるような魚は,たくさんいたようだ。
マグロが多数観察できたのは,津軽海峡から下北半島にかけての沖合。
このマグロが,大間漁港に水揚げされれば,大間のマグロになる。
太平洋クロマグロの漁獲枠を拡大することが提案されているようだが,これだけ目にするところを見ると,本当に資源量が増えているかもしれない。
(2024/07/12,15 マグロ)