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(1)ヨメナ(嫁菜) キク科 学名:Kalimeris yomena (ノコンギクの可能性も有り)
(2)ヒルガオ(昼顔)ヒルガオ科 学名:Calystegia japonica
今月の花は2種ともに日本に古来からある野草です。(共に淀川の堤防にて)
ヨメナは学名に「yomena」と有り、ヒルガオも「japonica」と付いています。
(ヨメナとした花は少し経過観察してみます。綿毛が付くようならノコンギクの可能性大です)
◆7月の平均気温の低温順◆

相変わらず釧路の気温は低いですね。
夏の北海道はどこでも涼しいのでしょうが、特に太平洋に面している日高・十勝・釧路方面の7月は東京・大阪の4月~5月の気温に相当します。
6月の平均気温で大阪市は鹿児島、沖縄に迫る68位でしたが、ここにきて瀬戸内、九州勢が頑張り(?)を見せ63位に後退しました。
東日本、西日本の差が益々顕著になりました。後半の36位以降に入っているのは東京都の府中市(36位)と東京都内(41位)だけです。
以下の図は気象庁の8月1日午前と午後の「日最高気温の全国図」のデータですが、この図を見ても東西の気温差が綺麗に別れています。


◆7月の都市別気温◆




7・8月の都市別気温は夏日・猛暑日・熱帯夜・湿度を追加することにしました。
7月の最高気温は岡山市の38度でした。甲府市の37.8度、京都市・名古屋市の37.7度がそれに続いています。
猛暑日が最も多かった地域は、名古屋市・京都市・熊本市の12日間でした。続いて岡山市・佐賀市の11日間でした。
沖縄市は一番平均気温が高い地域ですが、猛暑日は一日もありませんでした。
熱帯夜が一番多かった地域は、那覇市の29日間、続いて鹿児島市の28日間。福岡市の25日間。大阪市・高松市・佐賀市・熊本市の22日間でした。
(那覇市は昼夜の気温差が少なく熱帯夜とは言わないと思いますが)
猛暑日が多く全国で最高気温をマークする地域でも熱帯夜が少なければ朝晩は凌ぎやすいということになります。
気温だけでは夏の暑さ、過ごしにくさはわからない。湿度が大いに関係してくるに違いないと7月の湿度の平均も加えたのですが、あれ?という結果に…
蒸し暑いと思っていた大阪の平均湿度は64%。全国で一番低温の釧路は90%。
平均気温の低い地域ほど平均湿度が高くなっている結果にちょっと戸惑いました。
これは湿度が高いから蒸し暑いという単純な考え方は間違いで、湿度が高いとそれだけ暑さが押さえられるのではないかと思えるような結果です。
打ち水やミスト(マルチドライミスト)効果で暑さを押さえるのに通じますね。
【追記】08.08.4 14:45現在
7月の最高気温は岐阜県多治見市がマークした39度のようです。
多治見市の気温の統計は取っていませんので最高気温は岡山市の38度としましたが、これは私がランダムに選んだ70市町村の中ではということですのでご承知おきください。
正確なデータは上記のリンクサイトでお確かめください。
※47都道府県(70市町村)のデータはランダムに選んだものです。
※観測地点は、各都道府県庁所在地を中心に選んでいます。(但し長野県諏訪市、愛媛県宇和島市は県庁所在地ではなく私個人の関心のある地域です)
同県内でも地域によりかなりの気温差があります。
気象台及び観測所は、同県内に10箇所近くまたはそれ以上ありますが、それらの全てのデータは取っていません。記載した地域以外のデータは上記にリンクした気象庁でお調べください。(観測所のない所はデータがありません)
※気温データは観測地点で記録されたものです。
例えば、東京都東京都内は東京都千代田区大手町、神奈川県横浜市は横浜市中区山手町、大阪府大阪市は大阪市中央区大手前の気象台で記録されたデータです。各都道府県全体の平均気温ではないことをご承知ください。