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今年の猛暑はツユクサにとっても厳しかったのかもしれません。
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ガクや花びら、茎の形態も微妙に違うようですが、そっくりさんです。
私にとって分かり易いと思ったのはノコギリ葉の切れ目の数の違いでした。
ヒメジソのノコギリ葉の切れ目数は4~6。
イヌコウジュのノコギリ葉の切れ目数は6~13。
ヒメジソと決めた理由は葉の切れ目数が少なかったからでした。
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ホシアサガオと下のマメアサガオは去年の9月10日の「豆と星」で紹介しましたが、去年は豆より星が少なくて繁殖力が弱いのか?と思っていたのですが、とんでもない!今年は大群生でした。
むしろ、繁殖力が強いと思っていたマメアサガオが少なくなっていたのです。
これには驚きました。野草の勢力図は年々塗り替えられる。
2枚目に、その星と豆が仲良く並んでいます。花びらの開き方が違いますね。
豆の花びらは思いっきり反り返っていますが、星は遠慮深い開き方でこれ以上開かないようです。
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今年は去年見つけたピンク色の「ベニバナマメアサガオ」を見つけられませんでした。
マメアサガオ自体がホシアサガオの勢力に負けています。
3枚目はそのマメアサガオの果実です。ちょっと面白い形をしています。大きさは2センチほどでした。
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白からピンクのグラデーションの花びら。白い長いシベと葯。
この色合いがとてもマッチして可愛らしい。
でも茎には小さいながらも鋭いトゲが付いています。(2枚目)
以上で10月6日から8日にかけて写した神崎川の秋の野草シリーズを終わります。
秋の河原の花はこれからが本番。花から果実へ移る様もまた楽しみです。
河原は私の庭。手入れも草抜きもしなくていい庭ですが、これから花が咲くのにと思う間もなく散髪の憂き目に遭う庭でもありです。
手間がいらない分、自由にもならない庭ですね。
植物名が間違っていましたらどしどしご指摘ください。