隈さんの学びと遊びの部屋

定年後にパソコンやスマホ、写真、家庭菜園、テニス、旅行などを楽しんでいますが、その時々に感じたことを綴っていきます。

デジカメ講習会の復習帖(5)

2014-08-09 09:57:33 | カメラ
今回は  「構図」  について報告しま~す。
ただ、漠然と被写体を画面の中央にもってくるといった安易な構図を決めても、被写体は魅力を失ってしまいます。
 「狙った被写体を画面のどの位置に入れるか」  これは被写体の種類や形状、周囲の状況で変わってきますが、撮影時の条件や撮影者の表現意図を意識しながら構図を決めていきます。
そういった時に役に立つのが 「基本的な分割構図やその他の構図」 で、これを覚えて、構図を決めていけば良い写真が撮れそうです!!
前置きが長くなりましたが、「構図の種類」にはたくさんあるようですが・・・・・・、画面を分割して、そのラインを基準に被写体を配置する「2分割」「3分割」「4分割構図」「対角構図」、それに「日の丸構図」「三角構図」「S字/C字構図」「シンメトリー構図」などあります。体表的な構図について、勉強しましょう!!
 (1)2分割構図  
画面を「上下」、「左右」に2分割する構図で、風景などで見られ、シンプルで見易い構図ですが、単調にもなりやすく、「主役」:意図するものをはっきりさせることが肝腎となる。

この写真では上側では「雲」を強調するか、下側ならば、海の「波」などを強調する様な写真を撮る。
 (2)3分割構図 画面を縦・横に3分割する線を引き、それでできる四つの交点を基準に被写体を配置すると、空間バランスのいい写真となる。
この様に「人」や花の場合などは背中側を開けない。開いている時はトリミングする。


又、「花」や「顔」の向いている空間を開けてやるとバランスのいい写真となるようです。
(3)対角構図
右上から上下、又左上から右下を結ぶ対角線を基準に画面を分割すると、動感やリズム感のある、又奥行きのある写真となる。


(4)日の丸構図
画面の中央に配置するというのは 「撮影者」の意図がはっきりでる構図でもあるが、被写体の周りに均等な余白ができることにもなり、単調とならないような工夫が必要。

 (5)三角構図 
被写体の構図が三角に近かったり、画面内の三つの被写体が三角形の位置関係にあると、画面にリズム感が生まれる。三角形の被写体を探して撮る必要はないが、そういった位置関係のものは意外に見受けられる。

 (6)S字/C字構図 
蛇行する様子をアルファベットの「S」や「C」をかたどる様に入れると、ダイナミックさや躍動感がでてくる。

風景写真でよく見られる。
 (7)シンメトリー構図 
左右・上下の対照的な形をした被写体がはいる構図で、安定感と造形的な美しさが得られる。よく建物や公園などを正面から左右対称に撮る。

又、湖面に映る山や樹木などは実像と反射像の上下対称のシンメトリー構図である。


こういった  「構図」のポイント を意識して、チャレンジしてください。

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2 コメント

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写真の構図 (honmachi_4)
2014-08-11 06:46:27
理論を知ると知らぬとでは大違いです。大変参考になりました。
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意識して (suwaro-oyado)
2014-08-11 16:14:06
構図を意識して撮影するようにします。被写体に動いてくれるなと言いながら撮影しなければならないかも。
カメラはむずかしいですね。
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