隈さんの学びと遊びの部屋

定年後にパソコンやスマホ、写真、家庭菜園、テニス、旅行などを楽しんでいますが、その時々に感じたことを綴っていきます。

鍋島邸(雲仙市国見町)

2014-07-31 10:04:40 | 旅行
 「鍋島邸」? つい最近の民放での旅番組でも出てきたので、行かれた方もあるかもしれませんが、
私は以前、島原市に住んでいて、妻の実家が島原市なのでこの雲仙市国見町は知っていたつもりですが、全くこのような史跡があるとは知りませんでした。
先月、諫早に行った帰りに多比良港でのフェリー待ち時間があったので、フラッと寄ってきました。
 「神代小路歴史文化公園」  は 鍋島邸 を中心とする武家屋敷跡を保存してあり、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているそうです。慶長13年(1608年)にこの地区が佐賀県の鍋島豊前の守信房(神代鍋島家初代)の所領となり、明治維新まで続く神代領とされたようです。
神代鍋島家4代目の嵩就が家臣を居住させるために川の流路を変えて堀とし、現在の神代小路地区を造成したとのことで、
鍋島邸(明治期以降の近代和風建築)
鍋島邸庭園(旧城跡二の丸の地形を利用した枯山水庭園)、緋寒桜(樹齢90年で2~3月に濃い紅紫色の花を咲かせる)、長屋門(両側からの切石亀甲積の長大な門)、石垣、そして武家屋敷の町並みが観光スポットとなるようです。
鍋島邸内部も公開されていて、見学してきましたが、明治・大正期の和風の書院座敷、屋敷内の川の様な池があり、旧領主の屋敷にふさわしい威厳のある屋敷でした(内部は撮影禁止)。
落ち着いた静かなたたずまいの武家屋敷跡私たちの心をホットさせる空間です。ぜひ、お立ち寄りください。