城崎温泉１

8時43分、姫路駅の一番北のホームに止まっている電車に乗り込みました。
播但線の寺前行き。
2両のかわいい電車です。

電車の中で食べようとおにぎりとから揚げも買い込み、準備万端です。
が…電車に乗り込み、(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!
ローカル線のクロスシートの電車をイメージしていた私たちですが…、電車の中はロングシート。
その上、座れる席はありません。
を食べながら、のーんびりとした電車の旅をイメージしていた私たちの野望は崩れ去りました。

2駅目あたりで座ることができました。
寺前の２つ手前の駅くらいから、電車の中にいても寒くなったのがわかります。
電車の中の人もそんなに少なくならないな～と思いながら、9時25分に寺前に到着。
ここで9時26分発の和田山行きの汽車に乗り換えます。
少し遅れて寺前に到着しましたが、乗継の電車は待っていてくれました。
が…電車は1両。
2両の電車になんとか座れていた乗客のほとんどが1両の汽車に乗り込みます。
汽車は私たちがイメージしていたクロスシートですが…
満員です。

汽車は満員の人を乗せて和田山に向かいます。
窓の外の景色がドンドン変わっていきます。

10時14分に和田山に到着予定ですが、雪のため少し遅れて着きました。
和田山は一面の景色でした。

ここで10時41分発の城崎行きを待ちます。
鈍行電車を乗り継いで城崎に行くという、こんなアホみたいなことをするのは私たちくらいしかいない…と思っていましたが、かなりの人が同じことを考えていたようで、ホームは電車を待つ人でいっぱいでした。
10時41分電車が到着しました。
「座りたいから」と寒い中ずっとホームで待っていた人もいましたが、私たちは囲われた少し温かいところで待っていました。
電車の中はすでに大勢の人たちが…
和田山から乗った人は座れませんから。（笑）

満員の人を乗せた電車は山陰本線を通って、城崎へ。
到着は11時28分です。

城崎はすっかり模様でした。

後で調べてみたら、姫路→城崎の特急に乗っても30分くらいしか短くないようです。
それで料金は倍近く違うのだから、賢い市民のみなさんは鈍行電車を乗り継いでいったのもわかる気がします。