⇒超零細閑散廃墟と産業遺産鉄道乗り物ワンダー物件探訪系HP「北辺廃徊図会」管理人:オクハテの日常戯言雑記
10月も、もう下旬。雪の季節も、もう間もなくだなあ(溜息)。
うかうかしていたら、廃墟行にも支障が出るし、新デジカメを活用したいし。
今日は時間が空いているので、思い切って少し遠めに足を伸ばす。
毎度お馴染みだが、夕張方面を目指して走る。
まずは旧夕張鉄道線の残存駅舎、旧新二岐駅を撮る。
いつもは通過しているのだが、車を停めてデジカメに収めるのは11年ぶりだ。
変わらぬ佇まいだが、11年前は、何か福祉関係に活用されていた筈。
今は完全な空き駅舎状態みたいで。
秋は陽が暮れるのが早い。急ぎ、次の目的地へ向かう。
錦沢を過ぎ、トンネルを抜けて左折して鹿ノ谷駅で停車。
ぽつんと残るJR鹿ノ谷駅舎を撮ったり、旧夕張鉄道線鹿ノ谷駅構内跡を探る。
ここもあまり変化が無いようだが・・・。
あ、2棟残されていた旧夕張鉄道の建物の内の、1棟が取り壊されて無くなっている。
うーむ、痕跡がまた一つ、失われていくなあ。
さて次は・・・。
本町方面も回りたいが、陽の高い時間も限られているし。
ここは清水沢方面へ向かうことにしよう。
本日は日曜で天気も良いので。
新デジカメ導入撮影欲求を満たすべく、またぞろ比較的近場の探訪に繰り出す。
過去に何度も探訪しているけれども、構わぬ構わぬ。
江別市野幌地区に向かい、夕張鉄道線跡を転用した広域農道きらら街道に入り。
早速、北海鋼機前駅跡付近にある、夕張鉄道線跡の記念碑を改めて撮る!。
個の周辺も住宅は増えるわ、新たなスーパーが建つわ、大型家電量販店が建つわ、で。
どんどん都市化されて、人口も増えたよなあ。
ここに昔、線路があって。
沢山の列車が行き交っていたことを知らぬ御仁も、きっと多いだろうねえ(感慨)。
次に晩翠駅跡を目指し、きらら街道を進む。
千歳川に架かる橋を渡ると南幌町。
しばらく進むと、左手側に煉瓦造りの倉庫が見えてくる。
普段は素通りする場所ではあるが、本日は駅跡撮影のために停車。
車通りに注意しつつ、晩翠駅跡付近をデジカメで撮る!。
右下の標柱が、晩翠駅跡を記す標柱。中央の道路が正に線路の跡で。
つまりあの倉庫は、駅が健在だった頃から建っているのだねえ(感慨)。
更にきらら街道を進み、南幌町内に入り。
旧夕張鉄道南幌駅跡に建つ、南幌ビューローに到着。
車を停めて、駅跡を記した標柱を探すと、おおぉ~。
道路向かいの駐車場の端っこ立っている。多少、くたびれている様だが。
ここにかつて、南幌駅があったのだねえ(感慨)。
ついでに南幌ビューローにも寄ってみる。
ふーむ、1階はバスターミナルになっているんだ。ちょっとした食堂もある。
階段を探して、展望台まで上がってみる。
展望台には、携帯ゲーム機で遊んでいる中坊が数人たむろっていたが。
気にせず展望窓越しに、駅跡の風景をデジカメで撮る!。
碁盤の目状の中心部の街並みに逆らうかのように、倉庫が斜めに建っている。
そのまま斜めに進んだ奥の防風林の一角に、ちょうど林の切れ目が認められる。
ふむふむ、かつての線路跡っぽいね。
下に降りて外に出て、地上から線路跡の痕跡を撮ってみる。
線路は多分、倉庫の方向から来て。
ビューローの奥に建っているアパートの方に向かって敷かれていたのだろうねえ。
夕張鉄道の廃止から、もうすぐ40年になろうとしているけれども。
かつての沿線にはまだまだ、痕跡が残されているもので。
あらかた目的も達したので、本日の探訪はこれでおしまい。
・・・今月は、けっこうあちこちを徘徊したなあ。
先週に引き続き、またもデジカメ撮影欲求を満たす為に。
所用ついでに、江別市の江当軌道跡を撮りに、石狩大橋を渡る。
前にも行った場所だけれども、構わぬ構わぬ。
橋を渡り切ってすぐ、道路の路肩向かって左側に立っているぞ。
江当軌道が存在していた証しが。
今となっては、これだけが残るのみか。ただまあ、かつて軌道が敷設されていただけに。
この辺の交差点周りって、何か“怪しい雰囲気”が残っているのだよなあ。
さて、目的も達したし戻ろうかなあ、と思ったのだけれども・・・。