旅の途中、韶関にいるよ。
朝7時起き。
準備してチェックアウト。
「さて朝飯をどうしようか」とうろついてると、路上市場を発見。
路地を曲がったところに麺屋があった。
ふむ、雲呑もあるな。
悩むけどもうちょっと奥も見てみよう。
路上市場の奥に行くも特に食事処は無さそう。
市場では野菜と干し肉、香腸(中国の腸詰め、甘い)とかが売ってる。干し肉買って帰りたいけど、検疫的にダメだ。
あと今買っても帰国まで期間がありすぎ。
仕方なく麺屋まで戻る。
手前で焼き包子が売ってたのでそれを1個購入。
麺屋で雲呑を注文。4か5か聞かれたので5の方。
雲呑の個数か?
出てきた雲呑はいっぱい入ってたので、値段らしい。
雲呑最高。スープが魚のだしっぽいけど、鰹節なんて無いし何だろうな?
干し魚の出汁だろうけど。煮干しか?煮干しは売ってるの見た。
さっき買った焼き包子も食べる。こっちはうまくない。
餡が日本の安い中華まんっぽいしょぼめの感じ。
さて列車駅まではどうやって行けばいいかね?
昨日はタクシーでここまで来たが…。
バス停を探そう。
大通りに出たら有った。
しかも韶関東駅も通る路線だ。
すぐ来た。乗る乗る。
韶関東駅到着。
あ、これ昨日着いた長距離バスターミナルの隣だな。
列車駅、長距離バスターミナル、市内バス発着場が全部まとまってるわ。イケメン。
まずは長距離バスターミナルの荷物保管所(寄存行李)に荷物を預ける。
これで身軽になったぞ。
市内バスのところをずっと見て探すも丹霞山行きが無い…。
むー?
あ、あっちにもバス有る。あっちか。
近郊市外バス発着場は別だった。
あったあった。
丹霞山これ?と車掌風のおばさんに聞く。
そうらしい。
乗り込んで待つ。
チケットは中で買うようだ。
丹霞山まで16元。
バスの中で寝ようかと思ったが終点じゃ無いので起きてた。
途中で乗り込んでくる人も結構いる。降りる人もいる。
普通の路線バスのようだ。
外に削れた感じの山が見えてきた。そろそろかな?
着いた。
チケット売り場はどこだ?
とりあえず入り口まで行ってみよう。
入り口横でおねえさんがいるカウンターに行って聞いてみる。
相変わらず中国語で話しかけられるよ。
英語でお願いします。
困ったようなはにかんだ顔で別のおねえさんに助けを求める。
別のおねえさんが英語で説明してくれる。
そしてなぜか隻票庁だけ中国語で言ってくる。ん?
まあ、行ってみるか。
言われた方に行ってみる。
どこよ?
あ、あった。ビルの上にでかく「隻票庁」ってあった。
なるほど、なっとく。
チケット売り場の外に案内の女の子らがいて話しかけてくる。
ティンプートン過ぎる。
英語で頼むよ、と言ったらこの子もはにかんだような顔をする。
みんなそんな感じだな。
中で、チケット購入。100元。たっけーな。
入り口まで戻って中に入るとバスに乗れと言われる。
ふむ?そんなに広いのか。
子連れの若奥さんも走って乗り込んでった。
この人は中の住人っぽいな。
そういや客家土楼のときも中に人住んでたな。そういうものか。
途中の分岐点で降りる人がいる。
俺も降りよう。
陽元石、いわゆるちんぽ岩もこっちのようだ。
歩いて行くと土産物屋が連なってるところ、橋、さらに土産物屋があって、またチケット売り場が。
とりあえず土産物を見てみよう。
さつまいもチップス(分厚いの)があるな。
1枚もらう。うむ、悪くないけど甘みは少なめ。
紫色の方買おう。10元。
チケット売り場の方に行くと、特に追加でチケットを買う必要は無いらしい。
さっきのチケットに切れ目を入れられる。
コンクリートの道路を歩いててくてくと行く。
途中で車に追い抜かれる。
風景は綺麗ですね。
フリース著てきたけど暑いので脱ぐ。
これくらい暖かいと南の方に来て良かったと思える。去年は超寒かったからな。
あ、陽元石見えた!あの木の陰に。
まるで陰毛に隠れるちんぽですわ。
歩いてるとまた見えなくなった。
じっくり眺める場所まではまだ先か。
分岐点に来ると、陽元石50mの矢印。
そちらに歩いて行くとまた見えてきた。
お、ここが眺望ポイントですね。
すげー、陽元石。超おっ立ってるわ。
はるばる見に来たかいがあったわ。
俺の友達も今頃ビッグサイトで薄い本見ながらちんぽ連呼してると思うけど、俺は陽元石見ながらちんぽ連呼ですよ。
まわりに何人か中国人がいるが、みんなニヤニヤしながら見ている。
若いカップル、少年の集団などもニヤニヤしている。
そして写真。
今回カメラ忘れたのが超悔やまれる。
とりあえずスマホで撮る。
うまく撮れてるか不安だ。
もうちょっと上にベストショットポジションがあるらしい。
ちょっと階段を上がる。
おー、これはベストだ。
屹立具合が良い感じに見える。ここでも撮る。
さらに上に何かあるらしい。
拝みポイントで線香売りのばあさんらがトランプ賭博をやってた。
だいたい大貧民なんだが、細かいルールが違う。
さらに上の休憩所でさっき買った芋チップスをかじりながら陽元石を眺める。
隣に座ってる中年夫婦がニヤニヤしながら陽元石を眺めつつ会話をしている。
今晩は盛り上がりそうですね。
先に進んでおっぱい岩の方へ。
中国語では双乳石。
岩場を歩きつつ到着。
で、どこ…?
看板は斜め上を指してるが…あれか?
看板の写真と見比べるとあれらしい。
遠くにちょこっとあるだけだなあ。
あとあんまり形が良くない。
がっかり系。
前から歩いてきたカップルが何があるの?みたいに看板を見て苦笑してた。
降りて先に進む。
通泰橋というのがあるようだ。
脇道に入っていくのだな。脇道の入り口で物売りのおばさんが大根の酢漬けとか煮卵を売っていて、勧めてくる。
特に要らんな。
通泰橋というのはどうやら自然にできた橋っぽい岩場のこと。
その通泰橋の撮影ポジションに行くと、おばさんが降りてきた。
中国人でおばさん一人旅って珍しいな。
写真を撮ってくれと頼まれたので、撮ってあげる。
俺も撮るよみたいな事言われたけど断る。だいたいどこでも一人で写真撮ってると撮ろうかと言ってくるよな。
自分が写ってる写真とかどうでもいい派。
それにしても、この通泰橋は崩れそうで怖い。
渡れるらしいので上っていく。
普通に歩ける感じになってて、チェーンで柵も作られてるので、上からは怖くない。
下から見ると今にも崩れるんじゃ無いかと不安になったが。
ここまで上がってくるのに既に疲れ気味だよ。
まだ奥にも色々あるようだが、戻ろう。
舗装された道路まで戻って細美塞というところまで歩いて行く。
また脇道か。っていうか、奥は民家で行き止まりのようだ。
脇道の階段が超きつい。
しかもいくら上がっても終わらねー。
ぜーはーぜーはーと息を切らしながら登り切った。
よく頑張った。
一息ついて芋チップスを食べつつ水を飲む。
また売り子のおばさんがいる。
こんなところまで荷物持ってくるのきつそう。
出勤だけでもつらいわ。
さて、まだ先があるらしいので進む。
しかし、階段が色々ときつい。
階段って言うかクライミングに近い。
うおー、俺はまだ登り始めたばかりだからな、この細美塞までの階段を。
途中、洞窟の先に景色が良いところがあったので写真。
さらに上がって行くと目の前にやばい階段が。
何この急な階段。
有り得なさすぎると思います。
手すりは有るけどすたすた登っていける感じでは無い。
仕方ないので階段に片手をつき、もう一方の手で手すりをつかむ。
そして3,4段上がるごとに、手の支えをずらしながら登る方法。
ここまでハードな階段は想定してなかったわ。
想定の範囲外です。
途中降りてくる爺さんとすれ違う。
よく登ったな爺さん。
登り切ったぞ!うおー。
と、そこに先客が一杯。
降りていく人たちが。
そしてハイヒールのおばさん。
なにそれ怖い。よく登って来れたな。
一番最後の眼鏡で切れ長の目でショートカットのおねえさんに話しかけられる(この人は普通の靴)。
ごめん、英語でお願いします。
「ソーリー、ゆーかんとすぴーくちゃいにーず」
「この先に抜けられるわよ」
ふむ?
よく分からんが気をつけて降りて下さい。
「小心(気をつけて)」と言っておいた。
細美塞からの景色は素晴らしく良いが、残念ながらかすみ気味。
もやっとしてる。モヤモヤPOINT。
PM2.5か?
細美塞の先にも道は続いてるけど何なの?(既にさっき抜けられると言われたことは忘れている)
ここで終わりじゃ無いの?
ちょっと先にって戻ってきてみた。
途中で追い越した少年2人が細美塞まで来た。
え、そのブロックの上に乗っちゃうんだ。こえー。
後から来たカップルの女の方の靴も、すごく歩きにくそうなごついヒールのやつ。
よくそれで来れたな。
カップルと少年2人の後をついて行く。
そこそこ山道で木の根が露出してたり土の階段状のところとか有るのにカップルのねえちゃんの方も特に問題なくすたすた歩いて行く。
すげえな。
進んでいくと休憩所みたいなところに出た。
む?あそこに見える岩は…あー、これ陽元石の隣に見えた建物だ。
となると、あの岩が亀頭だ。鈴口は無いんだな。
上から見るとあんまりちんぽっぽくない。
少年二人は休んでいくようだ。
先に引き返して、途中の分岐点から降りていく。
こっちの道もなかなかハードですわ。
こんなところにも物売り。
あ、陽元石の絵葉書売ってる。
知り合いに送ってやろう(セクハラ)。
いくら?
すーかい。
4元か?
5元札を出すと「すーかい!」と怒られる。
10元だった。
10はシーじゃ無いの?なまってるのか?
さて降りていこう。
狭い!カバンがこすれる。
しかも完全に階段じゃ無くて、壁に穴が交互にあってそこに足をかけて降りていく。一応手すりはある。っていうか、手すり無いと無理。
登りだったら完全にボルダリングですわ。
逆の方向で良かった。
さっきのハイヒールのおばさんもここ登ってきたのか。中国人の練度高えな!
どんどん降りてくよ。
とちゅうでカップルは追い抜いた。
前から時々来る人がいる。
あ、さっき通泰橋で写真撮ってあげたおばさん。
向こうも気付いた。
何か言ってるけどよく分からん。
「小心」だけ言っておいた。
まだまだ先は長い上に降りるのもきついですよ。
さらに別のカップルがいて笑いながらすたすた降りていく。
よく笑ってられるな、このきつい山道で。
まあ俺も笑いまくりですけどね、膝が(ここで読者の大爆笑)。
陽元石を見るポイントまで戻ってきたようだ。
なるほど、ここに出るのか。
そして陽元石のチケット売り場のところまで戻ってきた。
終わった。俺の丹霞山はこれで終了。登り切って降りきったわ。
出てくとおばさんが声をかけてくる。
何だ?土産物か?
「つぃーふぁん」
あ、ご飯か。いいね、農家ご飯食べよう。(中国の田舎の観光地行くと必ず農家のご飯を売りにしてる店が何軒もある)
ついて行くと飯屋が並んだ一番奥だった。あー、これは客引きいないと無理な位置取りですわ。
メニューを見て適当に頼む。
鴨肉の何かと菜心炒め。
出てきたのは菜の花の炒め物と干した鴨肉をスライスして油で揚げて生姜をちらした感じっぽい物。
菜心で菜の花なのか。
ご飯くれ、ご飯。
菜の花炒めの方うまいな。菜の花が甘い。
中国は野菜炒めがうまいねえ。どこで食べてもおいしいよ。
鴨肉の方は干し肉だからしょっぱい。
そして油っこい。
でもご飯と一緒に食えばまあ悪くない。
お腹いっぱいだわ。両方山盛り出てきたのでちょっと残した。
50元。
結構いい値段だな。
さて帰ろう。
出口まではまだ歩くよ。
途中土産物屋を見てたら蚊を売ってた。
蚊、そのものを大量に集めたもの。
漢方らしい。
きもいのでスルー。
歩いてたら途中で観光用バスが来たので乗せてもらう。
ワープ。
出口から出てバス乗り場へ。
韶関まで。また16元。
どれくらい待つのかな?と思ったらすぐ来た。ラッキー。
帰りは寝て韶関へ。
結構すぐ着いた、寝る間もなかった。
長距離バスターミナルで荷物受け取って、広州までの切符を買う。
80元。
長距離バスはお高い。
寝ながら広州へ。
広州列車駅から西門口へメトロで移動して如家酒家(Home Inn)へ。
1泊250元。広州中心は高いねえ。
そして晩飯に。まだあんまりお腹空いてない。
あとお金下ろせるところを探しながら。
色々な銀行でVISAを試すも使えない。なんなの。
やっと見つけた中国建設銀行でPLUSの方で下ろす。
お金もできたし良い店で食べるか?
でもお腹いっぱい気味だな。
適当な店に入ってチャーハンで済ませた。
周りはみんな腸粉と粥食べてた。
俺もそれにすれば良かったな。
ホテルに帰って寝。
朝7時起き。
準備してチェックアウト。
「さて朝飯をどうしようか」とうろついてると、路上市場を発見。
路地を曲がったところに麺屋があった。
ふむ、雲呑もあるな。
悩むけどもうちょっと奥も見てみよう。
路上市場の奥に行くも特に食事処は無さそう。
市場では野菜と干し肉、香腸(中国の腸詰め、甘い)とかが売ってる。干し肉買って帰りたいけど、検疫的にダメだ。
あと今買っても帰国まで期間がありすぎ。
仕方なく麺屋まで戻る。
手前で焼き包子が売ってたのでそれを1個購入。
麺屋で雲呑を注文。4か5か聞かれたので5の方。
雲呑の個数か?
出てきた雲呑はいっぱい入ってたので、値段らしい。
雲呑最高。スープが魚のだしっぽいけど、鰹節なんて無いし何だろうな?
干し魚の出汁だろうけど。煮干しか?煮干しは売ってるの見た。
さっき買った焼き包子も食べる。こっちはうまくない。
餡が日本の安い中華まんっぽいしょぼめの感じ。
さて列車駅まではどうやって行けばいいかね?
昨日はタクシーでここまで来たが…。
バス停を探そう。
大通りに出たら有った。
しかも韶関東駅も通る路線だ。
すぐ来た。乗る乗る。
韶関東駅到着。
あ、これ昨日着いた長距離バスターミナルの隣だな。
列車駅、長距離バスターミナル、市内バス発着場が全部まとまってるわ。イケメン。
まずは長距離バスターミナルの荷物保管所(寄存行李)に荷物を預ける。
これで身軽になったぞ。
市内バスのところをずっと見て探すも丹霞山行きが無い…。
むー?
あ、あっちにもバス有る。あっちか。
近郊市外バス発着場は別だった。
あったあった。
丹霞山これ?と車掌風のおばさんに聞く。
そうらしい。
乗り込んで待つ。
チケットは中で買うようだ。
丹霞山まで16元。
バスの中で寝ようかと思ったが終点じゃ無いので起きてた。
途中で乗り込んでくる人も結構いる。降りる人もいる。
普通の路線バスのようだ。
外に削れた感じの山が見えてきた。そろそろかな?
着いた。
チケット売り場はどこだ?
とりあえず入り口まで行ってみよう。
入り口横でおねえさんがいるカウンターに行って聞いてみる。
相変わらず中国語で話しかけられるよ。
英語でお願いします。
困ったようなはにかんだ顔で別のおねえさんに助けを求める。
別のおねえさんが英語で説明してくれる。
そしてなぜか隻票庁だけ中国語で言ってくる。ん?
まあ、行ってみるか。
言われた方に行ってみる。
どこよ?
あ、あった。ビルの上にでかく「隻票庁」ってあった。
なるほど、なっとく。
チケット売り場の外に案内の女の子らがいて話しかけてくる。
ティンプートン過ぎる。
英語で頼むよ、と言ったらこの子もはにかんだような顔をする。
みんなそんな感じだな。
中で、チケット購入。100元。たっけーな。
入り口まで戻って中に入るとバスに乗れと言われる。
ふむ?そんなに広いのか。
子連れの若奥さんも走って乗り込んでった。
この人は中の住人っぽいな。
そういや客家土楼のときも中に人住んでたな。そういうものか。
途中の分岐点で降りる人がいる。
俺も降りよう。
陽元石、いわゆるちんぽ岩もこっちのようだ。
歩いて行くと土産物屋が連なってるところ、橋、さらに土産物屋があって、またチケット売り場が。
とりあえず土産物を見てみよう。
さつまいもチップス(分厚いの)があるな。
1枚もらう。うむ、悪くないけど甘みは少なめ。
紫色の方買おう。10元。
チケット売り場の方に行くと、特に追加でチケットを買う必要は無いらしい。
さっきのチケットに切れ目を入れられる。
コンクリートの道路を歩いててくてくと行く。
途中で車に追い抜かれる。
風景は綺麗ですね。
フリース著てきたけど暑いので脱ぐ。
これくらい暖かいと南の方に来て良かったと思える。去年は超寒かったからな。
あ、陽元石見えた!あの木の陰に。
まるで陰毛に隠れるちんぽですわ。
歩いてるとまた見えなくなった。
じっくり眺める場所まではまだ先か。
分岐点に来ると、陽元石50mの矢印。
そちらに歩いて行くとまた見えてきた。
お、ここが眺望ポイントですね。
すげー、陽元石。超おっ立ってるわ。
はるばる見に来たかいがあったわ。
俺の友達も今頃ビッグサイトで薄い本見ながらちんぽ連呼してると思うけど、俺は陽元石見ながらちんぽ連呼ですよ。
まわりに何人か中国人がいるが、みんなニヤニヤしながら見ている。
若いカップル、少年の集団などもニヤニヤしている。
そして写真。
今回カメラ忘れたのが超悔やまれる。
とりあえずスマホで撮る。
うまく撮れてるか不安だ。
もうちょっと上にベストショットポジションがあるらしい。
ちょっと階段を上がる。
おー、これはベストだ。
屹立具合が良い感じに見える。ここでも撮る。
さらに上に何かあるらしい。
拝みポイントで線香売りのばあさんらがトランプ賭博をやってた。
だいたい大貧民なんだが、細かいルールが違う。
さらに上の休憩所でさっき買った芋チップスをかじりながら陽元石を眺める。
隣に座ってる中年夫婦がニヤニヤしながら陽元石を眺めつつ会話をしている。
今晩は盛り上がりそうですね。
先に進んでおっぱい岩の方へ。
中国語では双乳石。
岩場を歩きつつ到着。
で、どこ…?
看板は斜め上を指してるが…あれか?
看板の写真と見比べるとあれらしい。
遠くにちょこっとあるだけだなあ。
あとあんまり形が良くない。
がっかり系。
前から歩いてきたカップルが何があるの?みたいに看板を見て苦笑してた。
降りて先に進む。
通泰橋というのがあるようだ。
脇道に入っていくのだな。脇道の入り口で物売りのおばさんが大根の酢漬けとか煮卵を売っていて、勧めてくる。
特に要らんな。
通泰橋というのはどうやら自然にできた橋っぽい岩場のこと。
その通泰橋の撮影ポジションに行くと、おばさんが降りてきた。
中国人でおばさん一人旅って珍しいな。
写真を撮ってくれと頼まれたので、撮ってあげる。
俺も撮るよみたいな事言われたけど断る。だいたいどこでも一人で写真撮ってると撮ろうかと言ってくるよな。
自分が写ってる写真とかどうでもいい派。
それにしても、この通泰橋は崩れそうで怖い。
渡れるらしいので上っていく。
普通に歩ける感じになってて、チェーンで柵も作られてるので、上からは怖くない。
下から見ると今にも崩れるんじゃ無いかと不安になったが。
ここまで上がってくるのに既に疲れ気味だよ。
まだ奥にも色々あるようだが、戻ろう。
舗装された道路まで戻って細美塞というところまで歩いて行く。
また脇道か。っていうか、奥は民家で行き止まりのようだ。
脇道の階段が超きつい。
しかもいくら上がっても終わらねー。
ぜーはーぜーはーと息を切らしながら登り切った。
よく頑張った。
一息ついて芋チップスを食べつつ水を飲む。
また売り子のおばさんがいる。
こんなところまで荷物持ってくるのきつそう。
出勤だけでもつらいわ。
さて、まだ先があるらしいので進む。
しかし、階段が色々ときつい。
階段って言うかクライミングに近い。
うおー、俺はまだ登り始めたばかりだからな、この細美塞までの階段を。
途中、洞窟の先に景色が良いところがあったので写真。
さらに上がって行くと目の前にやばい階段が。
何この急な階段。
有り得なさすぎると思います。
手すりは有るけどすたすた登っていける感じでは無い。
仕方ないので階段に片手をつき、もう一方の手で手すりをつかむ。
そして3,4段上がるごとに、手の支えをずらしながら登る方法。
ここまでハードな階段は想定してなかったわ。
想定の範囲外です。
途中降りてくる爺さんとすれ違う。
よく登ったな爺さん。
登り切ったぞ!うおー。
と、そこに先客が一杯。
降りていく人たちが。
そしてハイヒールのおばさん。
なにそれ怖い。よく登って来れたな。
一番最後の眼鏡で切れ長の目でショートカットのおねえさんに話しかけられる(この人は普通の靴)。
ごめん、英語でお願いします。
「ソーリー、ゆーかんとすぴーくちゃいにーず」
「この先に抜けられるわよ」
ふむ?
よく分からんが気をつけて降りて下さい。
「小心(気をつけて)」と言っておいた。
細美塞からの景色は素晴らしく良いが、残念ながらかすみ気味。
もやっとしてる。モヤモヤPOINT。
PM2.5か?
細美塞の先にも道は続いてるけど何なの?(既にさっき抜けられると言われたことは忘れている)
ここで終わりじゃ無いの?
ちょっと先にって戻ってきてみた。
途中で追い越した少年2人が細美塞まで来た。
え、そのブロックの上に乗っちゃうんだ。こえー。
後から来たカップルの女の方の靴も、すごく歩きにくそうなごついヒールのやつ。
よくそれで来れたな。
カップルと少年2人の後をついて行く。
そこそこ山道で木の根が露出してたり土の階段状のところとか有るのにカップルのねえちゃんの方も特に問題なくすたすた歩いて行く。
すげえな。
進んでいくと休憩所みたいなところに出た。
む?あそこに見える岩は…あー、これ陽元石の隣に見えた建物だ。
となると、あの岩が亀頭だ。鈴口は無いんだな。
上から見るとあんまりちんぽっぽくない。
少年二人は休んでいくようだ。
先に引き返して、途中の分岐点から降りていく。
こっちの道もなかなかハードですわ。
こんなところにも物売り。
あ、陽元石の絵葉書売ってる。
知り合いに送ってやろう(セクハラ)。
いくら?
すーかい。
4元か?
5元札を出すと「すーかい!」と怒られる。
10元だった。
10はシーじゃ無いの?なまってるのか?
さて降りていこう。
狭い!カバンがこすれる。
しかも完全に階段じゃ無くて、壁に穴が交互にあってそこに足をかけて降りていく。一応手すりはある。っていうか、手すり無いと無理。
登りだったら完全にボルダリングですわ。
逆の方向で良かった。
さっきのハイヒールのおばさんもここ登ってきたのか。中国人の練度高えな!
どんどん降りてくよ。
とちゅうでカップルは追い抜いた。
前から時々来る人がいる。
あ、さっき通泰橋で写真撮ってあげたおばさん。
向こうも気付いた。
何か言ってるけどよく分からん。
「小心」だけ言っておいた。
まだまだ先は長い上に降りるのもきついですよ。
さらに別のカップルがいて笑いながらすたすた降りていく。
よく笑ってられるな、このきつい山道で。
まあ俺も笑いまくりですけどね、膝が(ここで読者の大爆笑)。
陽元石を見るポイントまで戻ってきたようだ。
なるほど、ここに出るのか。
そして陽元石のチケット売り場のところまで戻ってきた。
終わった。俺の丹霞山はこれで終了。登り切って降りきったわ。
出てくとおばさんが声をかけてくる。
何だ?土産物か?
「つぃーふぁん」
あ、ご飯か。いいね、農家ご飯食べよう。(中国の田舎の観光地行くと必ず農家のご飯を売りにしてる店が何軒もある)
ついて行くと飯屋が並んだ一番奥だった。あー、これは客引きいないと無理な位置取りですわ。
メニューを見て適当に頼む。
鴨肉の何かと菜心炒め。
出てきたのは菜の花の炒め物と干した鴨肉をスライスして油で揚げて生姜をちらした感じっぽい物。
菜心で菜の花なのか。
ご飯くれ、ご飯。
菜の花炒めの方うまいな。菜の花が甘い。
中国は野菜炒めがうまいねえ。どこで食べてもおいしいよ。
鴨肉の方は干し肉だからしょっぱい。
そして油っこい。
でもご飯と一緒に食えばまあ悪くない。
お腹いっぱいだわ。両方山盛り出てきたのでちょっと残した。
50元。
結構いい値段だな。
さて帰ろう。
出口まではまだ歩くよ。
途中土産物屋を見てたら蚊を売ってた。
蚊、そのものを大量に集めたもの。
漢方らしい。
きもいのでスルー。
歩いてたら途中で観光用バスが来たので乗せてもらう。
ワープ。
出口から出てバス乗り場へ。
韶関まで。また16元。
どれくらい待つのかな?と思ったらすぐ来た。ラッキー。
帰りは寝て韶関へ。
結構すぐ着いた、寝る間もなかった。
長距離バスターミナルで荷物受け取って、広州までの切符を買う。
80元。
長距離バスはお高い。
寝ながら広州へ。
広州列車駅から西門口へメトロで移動して如家酒家(Home Inn)へ。
1泊250元。広州中心は高いねえ。
そして晩飯に。まだあんまりお腹空いてない。
あとお金下ろせるところを探しながら。
色々な銀行でVISAを試すも使えない。なんなの。
やっと見つけた中国建設銀行でPLUSの方で下ろす。
お金もできたし良い店で食べるか?
でもお腹いっぱい気味だな。
適当な店に入ってチャーハンで済ませた。
周りはみんな腸粉と粥食べてた。
俺もそれにすれば良かったな。
ホテルに帰って寝。