台湾食材 BETHESDA KASHIWA

美味しい台湾食材をはじめ何だかんだ日々のこと書き綴ります。
クリスチャンファミリー

【50の天使】(佐倉王子台チャペル週報より)

2011-06-10 02:39:02 | 祈り

【50の天使】(佐倉王子台チャペル週報より)

昔の修道士は、人がどうしたら今という
時を実感しつつ生きることが出来るか、
という方法を編み出しました。
それは、瞑想の方法であり

ruminatio(ルミナチオ)とも名づけられました。
ruminari(ルミナリ)は、何度も繰り返すという
意味です。

聖書の言葉を口にし、そして何度も味わい
ました。
心の中で繰り返し唱え、考察し、新しい視点を
もって、この言葉をあらゆる角度から観察しま
した。
そのように彼らは、聖書のたったひとつの言葉に、
何日も取り組んだのです。

そして、その言葉はその人の内で肉となり、
その人を変えました。
それは、彼らの心が不安であり、世界が騒がしく
ても、その言葉は彼らに安定を与えました。

彼らは今を実感し、今を生きることができました。
彼らにとって「今ここにおられる神の前にいると
いう現実」以外、重要なものは、何もなくなった
のです。

私たちは満足せずに、次から次へと新しいものを、
私たちの中に詰め込んではいけません。
私たちが聞いたり、読んだりした短い言葉を
心の中に留めなければなりません。
その時、私たちは変えられ、その言葉によって
生きることが出来ます。

ディートリッヒ・ボンヘッファーは、牢獄で、
どのようにして彼がき記憶の中に留めていた
言葉をよみがえらせ、それがどのように牢獄の
中で孤独であった彼に、光と慰めを与えたか
ということを書きました。
彼は、冷酷な時代のただ中にあって、心の中で
出会いを経験し、礼拝やコンサートの経験を
よみがえらせることができ、それによって
生きることができました。

ディートリッヒ・ボンヘッファーは、神体験と
いう花を心に保っていました。
それゆえその花は、
残忍なナチの不毛な荒野においても咲くことが
できました。
彼の心の中に、日の光が留めておきました。
それゆえ、冷酷な人間の冷たさも、
彼にとっては、何の脅威にもならなかったのです。
「50の天使」アンゼルム・グリューン著より
日本長老教会 佐倉王子台チャペル
2011年4月17日週報より
[ボイスプログ]
http://www.voiceblog.jp/bethesda/



◎ ビッターズに出品しておりますのでご覧下さいませ
(ライチ・アップルマンゴー販売開始)
http://www.bidders.co.jp/user/8601985


◎ ヤフーに出品しておりますのでご覧下さいませ
(ミネラルウオーター有ります)
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/npocac1215



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ   ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする