弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

本人訴訟×裁判官。

2023-08-01 | 弁護士のお仕事(V版)。

法科大学院で学生さんに民事裁判についてお話するとき、

第1回口頭弁論期日は、

シンプル・短時間になることが多いですよ~。

(被告側が答弁書出して、擬制陳述して、法廷には来ないことが多い)

このように話しているのですが、

これは、

原告側・被告側双方に弁護士が就いていることが、

暗黙の前提になっていることに気づきました。

 

第一回口頭弁論でも、

「本人訴訟」の場合、時間がかかることが多いです

 

「本人訴訟」というのは、

裁判の当事者ご本人が、弁護士を就けないで、

ご自身で対応する場合です

 

この場合、

時に、書面等は出さず、

裁判の当日、

ご本人が身一つで法廷にお越しなることがままございます

(身一つでも裁判は進む)

 

そうなりますと、

裁判官が直接色々、ご本人に、質問をされるんです

 

法廷での裁判官は寡黙なイメージがありますが、

この、本人訴訟の場合、

裁判官が「多めにお話しをする」ことが多いです 

 

(傍聴席にいる)弁護士としては、

裁判官がどのように話を進めていくのか、

興味津々で見つめてしまいます

一応私もプロなので、

裁判官が何を考えて、その発言をしているかは、分かります。

ただ、

裁判所が中立である以上、丁寧に理由の説明ができない部分も大いにあり、絶妙です。

(分かりづらいけど助け舟を出している時もある)

 

 

こういう時、

裁判官のお人柄が垣間見れるなぁ・・・と思いました

 

◆◆菅沼法律事務所◆◆

弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
         吾山ビルⅡ 4階
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(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
 スムーズです)

◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー 

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