弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

魔法の言葉。

2012-04-30 | 私のこと。
「若い女性の弁護士だと、

大変ではないですか?」

という質問をされることが、時々あります


平たく言ってしまえば、

「なめられませんか?」という質問でしょう




私の答えはこうです

「なめられることはありますが、

 なめられることは悪いことではないですし、

 仕事に支障はありません

 むしろ、人の裏がよく見えて、とても参考になります




仕事を始めた最初の頃、

なめられること、を嫌がり、

なめられないように、必死になっていました


でも、

それは逆効果ですよね

人をなめる人は、

場合によっては、

女性というだけで

年が若いだけで

にこにこしているだけで

もう、

自動的になめてかかる方なのです


私の問題ではなく、

【その人】の問題ですので、

私の努力は意味をなしません






「なめられることは、

いいことだよ

その人の本性が見えるんだから

その人が、裏でどんなことをする人か、一発で分かる




人に恐れられることはあっても、

なめられたことなんて、

人生で1回もなさそうな人に、

そう、

アドバイスをもらって、私の目からウロコが落ちました




女性であることや、

外見、年齢などで、

色々苦労をし、

色々工夫をしている女性弁護士が、

裁判や交渉において、

どれほど、狡猾で獰猛か、

知っている方も多いのではないでしょうか

(同じ女性でも、驚くほどです


裁判所は、

弁護士の性別や、年齢、外見で、

判決を下したりはしません

つまり、

弁護士の仕事は、なめられっぱなしでは、終わらない約束がされています


ですので、

なめられること、

は、

相手をよく知ることの、最高の手段の1つ

そう思って、

にっこり

弁護士をしてゆきます





弁護士 生井澤 葵
※2020年4月1日より、

 事務所を移籍し、熊谷の弁護士から、越谷の弁護士となります。

 紛らわしくて申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。




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