「不貞をした」として、
交際相手の配偶者の弁護士から、
慰謝料を払ってくださいという手紙を受け取った場合
についての記事です。
もう少し具体的にイメージするために・例
うさぎさん(女性・仮名)は、
既婚者と知っていながら、ねこ夫さんと交際し、関係を持ちました。
ある日、
ねこ夫さんの妻である、ねこ子さんの雇った弁護士Xから、
うさぎさんに手紙が届きました。
手紙の中には、
●ねこ子さんがうさぎさんに、300万円の慰謝料の支払いを求めること。
●今後、ねこ夫さんと二度と会わないこと。
等の希望が書かれていました。
例 の関係者が、
全て動物で・・・分かりづらい・・・。
あおい先生は、
うさぎさん側に就く弁護士も、
ねこ子さん側に就く弁護士も、
たくさんやっているよね!!!
じゃあ、
今回は、
うさぎさんから相談された立場で、どうすればいいか、教えてよ!!!
はい。こんにちは。あおい先生です。
ステップ1
今回はお手紙ということなので、
恐らく大丈夫だとは思いますが、
まず弁護士Xが本当に存在するかは、確認しましょう
確かに・・・!!!
スマホに非通知でかかってきて、
弁護士を名乗っている場合なんて・・・、
本物かよく分からないよね!!!
ステップ2
弁護士に法律相談の予約を入れます
法律相談 と 弁護士に依頼すること は、
全く違うものです。
まずは、法律相談です
その上で、
今回のような300万円という金額が、
妥当な金額なのか。
ねこ夫さんと2度と会わないという誓約が妥当なのか、
弁護士にアドバイスをもらうのがいいと思います
あれ?
アドバイスがもらえれば、
大丈夫なんじゃない?
例えば、
今回の事情では、300万円は高すぎるとか、
職場が同じだから2度と会わないなんて約束できない!とか、
行先が分かればいいよね???
問題は、そこなんですよ。
うさぎさんがもらった、
「アドバイス」の内容がそこそこ妥当だとしても・・・。
自力で、弁護士Xと交渉できますか?
ここが、悩ましい部分なのです
ここが、
ステップ3です。
全然できるよ!
こちらが、弁護士を頼んだら、
ねこ子さんに支払う慰謝料に加えて、
弁護士の費用までかかっちゃって、
お金がピンチになるからね
うん、立派!
それだけの気合があれば、応援したいです
実際そういう方もおられます。
ここの部分が、弁護士を就けるか否かの判断ポイントだと思います
うさぎさんが自分で、
弁護士Xと交渉をする、ストレス・労力・法律的な知識の差。
この部分に、
費用を出したいと思えるか、
それとも、
節約したいと思うか。
ここの選択は、私が何か申し上げる部分ではないので、
完全に、ご相談者様にお任せをします
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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