家事分担の問題は、
壮大なテーマ過ぎて、話が尽きません・・・。
離婚問題のご相談をいただく際、
家事分担について不満がありませんでした!という方は、
極めて少ない印象です。
つまり、家事分担は夫婦関係の要の1つなのだと思います。
あ??そのテーマ??
あおい先生好きだよね~。
でも、あまりに熱くかたりすぎると、
「こええおんな」とかいわれるでしょ???
ゆるふわ めちゃもて 路線からは大きく脱線することになるから、
気を付けたほうがいいよ。
おだまりなさい。
確かにそういう可能性はありますが、
ゆるふわ めちゃモテ 路線を目指していたら、
多分、弁護士になってない・・・
いやいやいや!?!?!?!
その発言だと、
ほかの女性弁護士の先生を巻き込みかねないから、
撤回して??? あくまで、あおい先生の個人の問題でしょ!?!?!?!
話が逸れてしまいましたね。
さて、家事分担のテーマですが、最近は、
「家事分担するから、共働きがいい」とする男性が増えていると聞きました。
そして、私は思いました。
家事分担・・・ということは、
夫婦が対等(あるいはそれに近いくらい)に家事の責任を引き受けるということで・・・いいのですよね???
家事:「家」のこと
仕事:「仕える」こと
実は一文字違いですね
家事の責任者になるわけですから、もう仕事の1つと考えた方がよさそうです。
仕事の場合、
仕事をこなしていても、およそ褒められることはないと思います。
当然だからです。
一方で、
クオリティが低かったり、ミスが目立てば、
それはむしろ非難される対象となります。
「まだ、やってないの?」と言われた時には、
もうだいぶ、ヤバい状況ということです。
家事分担を提案するということは、
仕事と同じ扱いをされる覚悟が必要と思います
楽な話では全くありません。
個人的な話ですが、
家事を当然に分担してもらえなければ、私は体調を壊すでしょうね・・・。
弁護士の仕事+家事フルセットでは、身が持ちません。現実的に。
ひまわりねこは悟ったよ。
家事分担をする場合には、
「褒めて育てて」「努力をまず認めて」
なんて、言っている場合じゃなくて、
やれてなかったら、失態、改善します・・・と腹をくくれってことなんだね。
はい。そういうことです。
分担するのであれば、「やってあげている」と思うのではなく、
「自分が責任をもって行う仕事」と思ってかからないと、
上手くいかないと思います。
当然、一番の目的は、
夫婦の関係をギスギスさせないことですから、
分担の心得をしっかり持った上で、
お互いに感謝して、
お互いに手抜きを許していくことが、一番大切だと思います
弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉弁護士会所属
埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HPへ