THE THIRD LIFE

教員&学校司書を退職後、毎日のんびり過ごす日々をお伝えします

子供との会話

2013-01-23 20:23:46 | 図書館

図書館は本を返したり借りたりするところ・・・子どもたちとの何気ない話ができるところ

4年生の女子・・・授業が始まったと思ったら、図書館に来て「先生、何月生まれ?」「いきなり何?」「クラスで友達作りのアンケートだよ。」紙と鉛筆をもっている。名前はネームカードでわかる。「9月生まれだよ。」「わあ、私と一緒。」すかさず別の子が「血液型は?」「A型だよ。あなたたちは?」「AB型」「O型」(昔はA型が多かったと思うけど、最近は少なくなっているようだ。)「ありがとうございました。」

 4年生の女子・・・(図書館の前が4年生のクラスなので毎年4年生はよく来てくれる。図書館の戸を開けるとクラスの中がよく見える。当然、授業内容もよく聞こえる。)この子は体育の前らしく半袖の体操シャツ。インフルエンザも流行っているので「寒くない?」「大丈夫!」「体育なの?」「そう。持久走だよ。」「長袖はだめ?」「そうだよ。でも先生たちは厚着しているよ。先生も半袖でやればいいのにね。」(そうだね。不公平だよね。でも大人は寒さが身に染みるんだよね。)話していると、たまたま入ってきた子も半袖の私服を着ていた。子どもは強いな。

 2年生の女子・・・この子はよく本を借りに来る。でも最近は来ることが少ない。廊下で会うたびに、「先生、明日図書館に行くね。」と言いながら、休み時間は縄跳びの練習などで忙しいらしく来れなかった。「先生、来たよ。」「ありがとうね。」「もう100冊読んだよ。」「(今年の目標が100冊になっている。頑張ったね。)

5年生の男子・・・この子はハーフの転入生。まだ日本語もよくわからず、友達も少ないらしい。でも、図書館には毎日やってくる。「センセイ、ホンカエス。」「おもしろかった?」(絵が多い本を借りている。)「ウ~~ン。」顔を見れば安心する。図書館が憩いの場になればいいな。

3年生の男子・・・性の本に興味を持っている。今日はクラス全員が国語辞典を借りに来た時、またまたその本を見ていたが、担任が来たら隠したようだ。その後、休み時間にその本を持ってきて「みんなが借りて来いって。いい?」「ここで見てね。」そしたら、別の本に替えて借りていった。いつまで続くかな?

5年生の女子2人・・・「先生、勉強本どこにある?」「勉強本?」「うん、そう。」「調べ学習の本はあっちで、読み物の本はこっち。」「受験の本だよ。」「え?」「中学受験するんだよ。今度、秀英(予備校)にも行くんだよ。」(そういえば、今、中学受験の時期だった。この子たちも来年受験するんだ、と理解した。)「じゃあ、朝日小学生新聞に中学受験用の問題が出ているから、やってみてごらん。」「うん、わかった。」(さっそく、保管している新聞の中からさがして取り組んでいたようだが、解説を見ても)「先生、難しいよ。」(私立や付属は受験が難しいからあきらめないで頑張ってね、と心の中で応援。)

 

インフルエンザやノロウイルスが流行りだしてきた昨今である。子どもたちが退出した後、休み時間には除菌のスプレーをまいたり、換気をしたりしている。そういえば去年の今頃は学級閉鎖がでて、ずっとマスクをしていたっけ。さっきは、TVの「ためしてガッテン」で“緊急!インフルエンザ そのマスク、大丈夫?”を放映していましたね。

 

 

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