昨年9月から始まった「図書館講座」に出席しました。
毎月1回、本に関する講座を開いてくれる。
布や絵手紙で作るオリジナルブックカバーや作家の生い立ちの講座、朗読会など。
今日は、小泉八雲の短編朗読会・・・使用したテキストは 「雪女」「安芸之助の夢」 「耳なし芳一」
地域の高校生6名と顧問の先生が朗読してくれるのを聞くのは講座生の8名。
高校生と先生が順番に読んでくれる。今回は言葉遣いや漢字が難しく、“挑戦”したという感じ。
3日間で仕上げたという。難しい言葉や漢字は先生が教えたらしい。
生徒たちは一生懸命私たちに読んで聞かせてくれたが、その後私たちに感想を聞いてきた時、一部の方が口調は穏やかだが厳しい(?)言い方をしたので生徒にはちょっとかわいそうだった。
確かに3日間の練習では満足な朗読はできなかったと思う。(実際、テキストは1ケ月前にはできていたわけだから、いくら年末年始であわただしかったとはいえ、もう少し時間をかけた方がよかった。)
一部の方は、読み聞かせのプロみたいでした。その方たちに比べれば、月と〇〇でしょう。
前回の朗読会では最後に私たちも朗読をしたが、今回は3篇の朗読や感想の時間が長くて、一部の方も「やらなくていいでしょう。」と言ったので終了。その方たちは前回は参加していなかったようです。
なんとなくあっけない終わり方でした。中にはテキストを練習してきた方もいたようでしたが・・・
大人の講座に高校生が参加してくれるだけでも“本”を介してのコミュニケーションになるのに、プロ対アマのようになってしまいました。
私も過去に高校に勤めていたので、高校生がこういう場に(しかも、休みの日に)参加するのはいやがるだろうことは理解できます。実際、前回の高校生はもっと人数が多かったんです。前回の時も、ぶっつけ本番ながら講座生の方が上手かったと思います。本に興味のある方たちが参加するんだから当たり前でしょうが。ボランティアで参加してくれてありがとう、という気持ちです。(元高校教師の立場から)
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