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北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

最後の皇弟・溥傑と嵯峨浩夫人の結婚

2005年11月15日 | 故宮と中国皇帝
今日11月15日は、紀宮さまと黒田さんの結婚式ですね♪
日本は、お祝いムードでいっぱいではないでしょうか?

先日ラストエンペラー・溥儀を紹介しましたが
今日は結婚式つながりで、
溥儀の弟・溥傑とその夫人・嵯峨浩さんの
結婚の話をしたいと思います。

このお二人のことは
以前、嵯峨浩役を常盤貴子、溥傑役を竹野内豊が
演じたテレビ朝日開局45周年記念ドラマスペシャル
「流転の王妃・最後の皇弟」
で放送されたこともあり、
知っている方もいるのではないでしょうか?
 
嵯峨浩さんは日本の嵯峨公爵家出身のお嬢さまです。

お二人の結婚は、
いわゆる中国人と日本人の国際結婚であり、
当時の日本の満州国政策を進めたいという
思惑もあり政略結婚とも言われました。

1937年4月3日の結婚式のときの写真です。



結婚後、お二人はいくつもの辛い経験をし
それを乗り越えて、
溥傑も皇弟から一市民となりましたが、
相手を思いやり、ご夫婦の絆を深めて
最後まで北京で一緒に過ごされました。

素敵なご夫婦ですよね♪

※写真は先日紹介した「中国最後の帝王世家展」
 で撮ったものです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見ました (村長)
2005-11-15 15:17:53
ドラマ、私も見ましたー。

竹野内豊が溥傑を好演していましたね。

庶民も時代に翻弄されますが、こういう

身分になると、翻弄されかたが半端じゃ

ないですね。でもそれにも負けずお互い

を信じ続けた二人はすごいと思いました。



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一本の道を二人で (sono)
2005-11-15 15:28:12
「流転の王妃・最後の皇帝」テレビで観ました。

プロデューサーのコメントの中に、浩を演じた常盤貴子は偶然にも浩のお孫さんと同級生であったことを知ったと・・運命的なものを感じたと。

それぞれ別の道を歩いていた二人が、結婚式を境に、一本の道を二人で歩く生涯、山あり谷ありですね。

ラストエンペラーと同様いつまでも忘れられない話ですね。
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私も見ました (さらさ)
2005-11-15 16:39:44
こんにちは。私もこのドラマ見ました。本当に「流転」という言葉がぴったり、波瀾万丈の人生でした。そんな中、絆を深めていく二人の信頼や愛は素晴らしいですね!



話は変わってオリンピックのカウントダウン表示板、アテネの街にもあったので懐かしいです。あと一日という日に写真を撮りに行ったことなど思い出します。
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村長さんへ (Beijinglotus)
2005-11-16 12:05:34
竹野内豊は適役でしたよね~。

本当に時代に巻き込まれた人生で、

それぞれ辛い経験をしましたよね。

溥傑の自伝もあるらしいので、

本も読んでみたいなぁと思っています。

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sonoさんへ (Beijinglotus)
2005-11-16 12:07:15
だいたい三世代前の話なんですね~。

夫婦にはいろいろな形があるけれど、

この時代、生き別れや死に別れた家族は

多い中で、お互い無事に再会できて

暮らせたことは幸せなことだったのでしょうね♪
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さらささんへ (Beijinglotus)
2005-11-16 12:08:09
時代に翻弄されながらも、相手を思いやり

生き抜いたことはすばらしいですよね。

ギリシャオリンピック、よかったですよね~。もしオリンピック開催時に北京にいたら、私もあと一日のという写真を撮りにいくと思います。いい記念になりますよね(笑)
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